2024年のPGAレギュラーシーズンを終えた松山英樹選手、パリオリンピックのメダル報奨金を、若手選手の育成に使って欲しいと600万円全額を寄付すると表明したばかりです。
そんな松山英樹選手は、ケガと戦いながら満身創痍ながら無事ツアー選手権を終え一息ついている所ではないでしょうか。試合後のインタビューでは、2024シーズンは2〜3試合程度出場するのではと答えていましたが、実際にどの大会にエントリーするのか?予想していきます。
『プレジデンツカップ』は確定か?
9月26日(木)から9月29日(日)に開催される『プレジデンツカップ』は、体調が悪くなければ出場は確定だと思います。アメリカVSヨーロッパ出身選手を除く世界選抜のチーム戦で、出場選手を決めるランキングでも1位の松山選手は、チームのエースとして活躍が期待されています。
世界選抜チームがアメリカチームに勝ったのは、過去に14回開催されて、1998年の第3回大会のたった1回のみです。(引き分けの1回のみ)是非2勝目を掴み取って欲しいです。今回はカナダで開催される事もあって、カナダ人プレイヤーと3人出場する韓国人プレイヤーの活躍が鍵になるでしょう。
歴代優勝者でもある『ZOZOチャピオンシップ』
10月24日(木)から10月27日(日)に日本の習志野カントリークラブで行われる『ZOZOチャピオンシップ』にも出場濃厚です。こちらも体調次第となりますが、歴代チャンピオンとして日本のファンに勇姿を魅せて欲しいと思っています。
PGAツアーで活躍するゴルファーのうち、9月時点で『コリン・モリカワ』『ザンダー・シャウフェレ』『ウィル・ザラトリス』『ミンウー・リー』選手などが出場を表明しています。
日本のゴルフ協会が打診中のナショナルオープンとなる『日本オープンゴルフ選手権』
10月10日(木)から10月13日(日)に東京ゴルフ倶楽部で行われる『日本オープンゴルフ選手権』には、日本のゴルフ協会から出場を打診されているとニュースが出ていました。世界中のどの国も自国のナショナルオープンを大事にしますので、松山選手が出場する事で注目度も高まる事を期待していると思います。
松山選手が『ZOZOチャピオンシップ』に出場が決まれば、中1週での大会ですのでスケジュール的には出場しやすい大会ではあります。
スポンサーでもある『ダンロップフェニックストーナメント』
11月14日(木)から11月17日(日)に宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催される『ダンロップフェニックストーナメント』は、松山選手がずっと愛用しているクラブ『スリクソン』を作っているダンロップが、冠スポンサーの大会です。プロ入り前からクラブだけではなくウェアや関連グッズまで総合的に契約しているダンロップ社の大会ですので、こちらも体調さえ問題なければ出場する可能性が高いでしょう。
シュミレーションゴルフとリアルゴルフを融合した『TGL』は2025年から
TGLは『Technical Group Laboratory』の略語で、2025年からスタートする新しい競技方法のゴルフツアー大会です。参加を表明しているアメリカPGAツアーのプロ24名が、4名づつの6チームに分かれて総当たりのリーグ戦を行います。
PGAの大会は4日間行われますが、このTGLは1日のみの開催で、松山英樹選手は<ボストン・コモンゴルフ>に所属します。このチームには、『ロリー・マキロイ』『キーガン・ブラッドリー』『アダム・スコット』が参加します。ベテラン揃いのチームですが、是非優勝を狙って欲しいです。2025年1月7日(火)に第1戦が行われますので、2024年のスケジュールには入りません。
TGLの詳細情報記事はこちらから。
松山英樹選手は、来年2025年シーズンの出場権を今季2勝したので、すべての試合に出る事ができます。1月から始まる2025年シーズン、加えてTGLの戦いも待っていますので、ファンとしてはたくさん松山英樹選手のプレーを見たい所ですが、ここは無理せず体調万全でのゴルフが出来る確信がある大会で頑張って欲しいと思います。
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