いよいよ3年後に迫った東京で開催される2025世界陸上。過去の世界陸上の日程を参考にして大会スケジュールを予測してみました。
また2023年ブタペストで開催されている世界陸上の実績などをもとに、種目別の日本人出場選手を予想してみました。陸上といえばマラソン以外にはなかなかメダル候補が出てこない日本人選手ですが、ハードルやフィールド競技などで入賞だけでは無くメダルも狙える選手が増えて来ていますので、今から日本人の活躍が楽しみです。
2024年のパリオリンピックを挟んで開催される東京世界陸上は34年ぶりの開催となります。それぞれの種目で出場のための標準記録を突破して数多くの選手が、日本開催の世界陸上で活躍して欲しいので希望的観測も入れて予想します。
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2025世界陸上の日程は?
メインとなる会場は、新国立競技場で開催期間は2025年9月13日(土)から9月21日(日)までの9日間で開催予定です。競技種目は、49種目(男子24種目、女子24種目、男女混合1種目)を実施される予定で昨年の東京五輪では北海道・札幌で行われたマラソンや競歩も、都内で実施される予定です。
世界から約210の国と地域から約2000名の選手が参加すると予想されています。2023年のブタペスト世界陸上の競技日程を参考に日本人選手の活躍が期待される競技を中心にお伝えします。
初日と2日目は、各競技の予選が多く日本人選手が活躍する競技も少ない事が予想されます。3日目以降、日程の中盤になって男子100mや男女共にハードルなどの準決勝&決勝が行われると予想します。
そして後半の3日間で日本人女子で最もメダルの期待が持てる<やり投げ>の予選&決勝、4×100m男子リレーの予選&決勝、そして男女のマラソン競技が行われるでしょう。
2025世界陸上のメダル候補は?
女子やり投げの北口榛花選手
陸上競技のメダル候補筆頭は、女子やり投げの北口榛花選手(キタグチハルカ)選手です。日本記録保持者67m04cmで今季も好調を維持したままブタペストで開催されている世界陸上に出場しています。世界記録は72m28cmでその差は、5m24cm。2023年8月時点での今季最高記録は、北口選手が出した67m04cmですのでこのままの状態をキープできればメダルは獲得できるはずです。北海道旭川市出身で日本大学を卒業後、日本航空に所属しています。身長は179cmと日本人としては大柄で、今後も記録が伸びる可能性大です。お父様はパティシエ、お母様は元実業団のバスケットボール選手、お母様のスポーツ選手としての活躍が彼女のルーツかもわかりませんね。
競歩20km&35km
男子の競歩は、今までのオリンピックや世界大会で活躍された選手が多く、今年2023年の世界陸上でも川野将虎選手が、35km競歩で今大会日本人初となるメダル、銅メダルに輝きました。35km競歩では河野選手以外にも野田明宏選手が6位に入賞していますので、まずは代表争いから目が離せないです。2023年世界陸上の20km競歩では残念ながら日本人選手は、古賀友太選手の12位が最高成績でした。
35km競歩の日本人代表候補は、そのままメダル候補になります。川野将虎選手(旭化成)、野田明宏選手(自衛隊体育学校/日本記録2時間23分13秒保持者)、丸尾知司選手(愛知製鋼)など有力選手が目白押しです。20km競歩も古賀友太選手(大塚製薬)、高橋英輝選手(富士通)、池田向希選手(旭化成)などこちらもメダルは手の届くところにあります。
競歩の女子に目を向けてみると、35km競歩では2023ブタペスト世界陸上で見事、7位入賞を果たした園田 世玲奈選手(NTN)や25km競歩で日本記録を持つ藤井菜々子選手(エディオン)や岡田久美子選手(富士通)などもメダル候補です。
男子110mハードル
2023ブタペスト世界陸上で見事、決勝に進出し5位入賞を果たした泉谷駿介選手(住友電工)が現時点でのメダル候補になります、泉谷選手以外にも高山峻野選手(ゼンリン)や横地大雅選手(Team SSP)なども世界レベルの記録を持っているので2年後が楽しみです。
男子3000m障害
2023ブタペスト世界陸上では、あと一歩でメダルに届きそうな走りを見せ6位入賞を果たした三浦龍司選手(順天堂大学)が最有力のメダル候補です。青木涼真選手(本田技研)も三浦選手の活躍に刺激を受けて好成績を出して欲しいです。
他には女子中距離で日本国内敵なしの田中希実選手(ニューバランス)や新星!ドルーリー朱瑛里(しぇり)選手(岡山県津山高校)などの伸びしろに期待しています。また、走り高跳び男子の赤松諒一選手(岐阜大学大学院)にもメダルのチャンスはあります。
そして最後に4×100の男子リレー、2016年のリオオリンピックでは見事銀メダルを獲得した日本男子ですが、その当時とはすっかりメンバーも変わり新たな4人で挑むことになりそうです。サニブラウン・ハキーム(東レ)が中心となり
坂井隆一郎選手(大阪ガス)、柳田大輝選手(東洋大)、鵜沢飛羽選手(筑波大)、上山紘輝選手(住友電工)、小池祐貴選手(住友電工) などが代表候補です。元日本記録保持者の桐生祥秀選手(日本生命)や若手の台頭にも期待!
34年ぶりの日本開催、新国立競技場で日本人選手が伸び伸びと競技をして結果を出してくれる事を今から楽しみに待ちたいです。
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