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渋野日向子今後の試合予定は?リシャッフルやCMEポイントも解説!

ゴルフ

最近のゴルフツアーは、1シーズンに2回リシャッフルがありシード権を持たない選手の順位が変動し、それ以降の大会への出場優先順位が変わります。5年前に『全英女子オープンゴルフ』で優勝した渋野日向子選手は、その優勝特典である『5年間のメジャー大会への出場権』が今年まであるので、2024年の予定されている残り4大会の女子メジャー大会には出場可能です。

また『全英女子オープンゴルフ』に限って言えば、優勝者は60歳までは出場可能です。残り2試合でリシャッフルされる米国女子ゴルフですが、今のままですと渋野日向子選手はランキングが下がっているために、出場優先順位も下がってしまっている現状です。

そこで残りシーズンの渋野選手がどの試合に出るのか?そしてどんな成績を残さなければならないか?をお伝えしていきます。

全米女子オープンで2位に入った事で、CMEポイントが138位だった渋野選手は、大きく順位を上げて2回目のリシャフルでは相当上位に食い込むでしょう。

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米国女子ツアーのシード権や出場優先順位は?

LPGA〜米国女子ツアーの優先出場権は、優先順位の高いカテゴリー1からカテゴリー19まで細かく決められています。そこでこのカテゴリーをわかりやすく説明していきます。

カテゴリー1

前年のCMEポイント80位以内の選手

休暇適用者がプラス13

カテゴリー2

生涯獲得賞金20位までの選手

ポーラ・クリーマー選手

カテゴリー3

過去5シーズンのメジャー大会優勝者

7

カテゴリー4

過去2シーズンの優勝者

5

カテゴリー5

過去3シーズンで同一シーズン複数回の優勝

登録者0

カテゴリー6

過去4シーズンで同一シーズン3回以上優勝

登録者0

カテゴリー7

前年と本年でLPGA会員以外の優勝者

TOTOジャパンクラッシックで優勝した稲見萌寧選手

カテゴリー8

リシャッフル後にCMEポイントが80位以内に上がった選手

リシャッフル後に決定

カテゴリー9

下部ツアーEPSONツアーの上位10

上原彩子選手、谷田侑里香選手、馬場咲希選手が挑戦中

カテゴリー10

LPGA非会員でCMEポイントが40位以上相当の選手

カテゴリー11

CMEポイントが前年の81位から100位以内の選手

渋野日向子選手

カテゴリー12

生涯獲得賞金40位までの選手

カテゴリー13

リシャッフル後、81位以下の選手をポイント順にランキング

リシャッフル後に決定

カテゴリー14

昨年のQスクールトップ20

西郷真央選手、吉田優利選手

カテゴリー15

昨年のQスクール21位から45

カテゴリー16

CMEポイント101位から125

カテゴリー17

過去21シーズンで優勝したツアーメンバー

カテゴリー18

過去22シーズン以前のトーナメント優勝者

カテゴリー19

CMEポイント126位から150

2024年の第1回となるリシャッフルは、5月16日(木)からアメリカのニュージャージー州開催される『みずほアメリカオープン』が終わった時点で行われます。前年に80位以内でシード権を持っている選手以外が、今シーズンに獲得したポイント順に優先順位が変わるシステムです。

現時点で、渋野日向子選手以外の日本人選手は、このCMEポイントが55位以内ですので、出られない試合はほとんどない状況ですが、渋野日向子選手が132位で吉田優利選手が156位ですので、この2人は出場できる試合数が減る可能性もあります。

渋野日向子今後の試合予定は?

まずは第1回目のリシャッフルまで2試合を、予選通過して少しでも多くのポイントを稼ぎたいところです。ここ2試合では、初日に出遅れて、2日目に巻き返して予選通過をしており、少しづつ調子も上がりつつある気配も見えますので、是非奮起してシーズンが終わるまでに来年のフルシード権をもたえるCMEポイント80位以内を目指してほしいです。

いずれかの大会で優勝してしまえば、2年間のシードがもらえるカテゴリー4で2年間を安泰で過ごせます。現在のLPGAツアーは、『ネリー・コルダ選手』1強の状況で、出場4試合連続優勝していて、向かうところ敵なしです。他にも世界の競合が集うLPGAですので、優勝するのは至難の業ですが、『全英女子オープンゴルフ』の時のような輝きを取り戻して欲しいと願っています。

CMEポイント現在の状況は?

LPGA各試合の出場選手は、出場枠が144人の試合が多く、上位選手が出場しない大会もありますし、別に設けられる推薦枠を考えてももう少しポイントランキングの順位を上げれば、ほとんどの試合に出場可能になると思います。渋野日向子選手は、現在CMEポイントが、約10ptです。120位の選手が約18pt で100位の選手が58pt、50位の選手でも231ptです。

1大会ごとのポイント配分は、メジャー大会以外は、1位が500pt、2位が320pt、3位が230ptと上位でフィニッシュすれば、順位も一気に上がります。メジャー大会は通常ポイントの1.3倍になり、1位は650pt、2位が416pt、3位が299ptでポイントレースでは非常に大きなウェイトを占める事になります。

何とか調子を上げ、ベスト10フィニッシュ以内を目指して欲しいですね。まだまだ20歳代半ばですので、ここから新たな渋野日向子ストーリー第二章をスタートすることを期待しています。

全米女子オープンの出場日本人選手が獲得した賞金情報はこちらから。

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