2024年の箱根駅伝は第100回という記念すべき節目の大会となります。
例年は前年の大会で10位までに入ったシード校10校と予選会から勝ち上がった10校、合計20校の出場ですが、今回は<100回>大会という事で予選会から出場できる大学が10校から13校に増枠されます。
3校出場枠が増える反面、予選会11位以下の本選に出場出来ない大学のエース級が選ばれる<関東学生選抜チーム>が今大会では無くなります。
既にシードを手にした大学の戦力や10月の予選会に出場して本戦への切符を手にする大学を1ファンの目線でお伝えしていこうと思います。
先日行われた予選会で箱根駅伝の切符を掴んだ13校は
大東文化大学、明治大学、帝京大学、日本体育大学、日本大学、立教大学、神奈川大学、国士舘大学、中央学院大学、東海大学、東京農業大学、駿河台大学、山梨学院大学でした。いずれも箱根駅伝の常連校で、惜しくも14位で出場を逃した東京国際大学は13位の山梨学院大学とは、3秒差でした。
これでシード校10校と合わせて、出場全23大学が決定しました!
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2024箱根駅伝の出場校は?シード編
2023年の箱根駅伝で見事10位までに入った
駒澤大学、中央大学、青山学院大学
國學院大学、順天堂大学、早稲田大学
法政大学、創価大学、城西大学
東洋大学の10校が第100回記念大会の出場権を得ています。
99回大会で活躍した選手も多数いるこの10校は、間違いなく強豪校ですね。駅伝の見どころは、往路復路各5名づつ走りますが、ただ1人の棄権や不調が許されない事です、選手たちは選ばれし各校の10名ですが、そんなプレッシャーを受けながらの競技ですので体力以外にも強靭な精神力が求められます。
2024箱根駅伝の出場校は?予選会編
予選会は例年通り、東京都立川市にある陸上自衛隊立川駐屯地をスタートして昭和記念公園がゴールになる21.0975kmで争われます。この距離はハーフマラソンの距離で、箱根駅伝本番でも各区の距離が21kmから23kmですので、この距離が設定されていると思います。
この予選会は、2023年10月14日(土)に立川駐屯地をAM9時35分にスタートしますが、速い選手は1時間ほどでゴールします。ただし各校10~12名が出場できる予選会ですが、<上位10名の合計タイム>での争いになりますので、エースが不在でも10名の総合力が最大のポイントになります。
この予選会には、各校外国人選手は1名のみ出場可能です。過去には合計タイムが1秒差で出場を逃した学校もありますので、各校10名がゴールするまで目が離せない出場権争いになります。
もう一つ、100回記念大会ということで関東の大学限定だった予選会出場枠が全国の大学に広がりました。これは関東以外の大学にとっては、とても喜ばしい事ですが<箱根駅伝>を目指す全国の有力ランナーは皆、関東の大学に進学しますので関東の大学以外の学校が予選会で出場を勝ち取るのは至難の業になります。
既に関東以外の大学は、関西から京都産業大学と立命館大学、東海地区からは愛知工業大学と皇學館大学、北海道からは札幌学院大学の5校が参加を表明しています。立命館大学は付属の高校が、駅伝でも活躍していますので関東の大学以外として初の箱根駅伝出場を果たして欲しいです。
昨年の予選会で箱根駅伝の出場権を得た大学は、
今年は3校増えた13校の出場枠がありますが、出場権争いは例年通り熾烈な戦いになると予想されます。
この2024箱根駅伝会の模様は、日本テレビ系列にて全国放送される予定です。
2024箱根駅伝の優勝予想!
現段階では各校の戦力分析は、まだ出来ない状況ですが前哨戦となる10月9日(月)に行われる第35回出雲全日本大学選抜駅伝と、11月5日(日)に行われる全日本大学駅伝対抗選手権の結果で箱根駅伝の予想が立てられると思います。
昨年99回大会で優勝の駒澤大学と2位の中央大学は、昨年出場したメンバーが7名づつ残っていますので間違いなく優勝候補の一角です。昨年3位に終わった原監督率いる青山学院大学も常に上位で戦っており侮れない1校ですが、昨年の箱根駅伝に4年生が5人出場していましたので、その代わりになる選手の成長が上位進出の鍵となるでしょう。
昨年大会の4位から10位の大学で出場した4年生の数を見てみると、城西大学が1名、國學院大学と早稲田大学が2名とこの3校は戦力ダウンはあまりありません。逆に4年生の出場人数が多かったのは、順天堂大学と法政大学が4名、東洋大学が半数の5名、創価大学が6名ですので青山学院大学と同様、新戦力の活躍に期待したいところです。
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