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ハイブリッドとユーティリティは同じクラブ?メーカー別の呼び名も!

ゴルフ

「ゴルフクラブのハイブリッドとユーティリティって、結局同じものなの?」ゴルフ中継を見ていると、アナウンサーや解説の方がクラブの話をしているのを聞いて、一度は抱いたことがある疑問かもしれません。

結論から言うと、ハイブリッドとユーティリティはほぼ同じクラブです。この記事では、ハイブリッドとユーティリティの呼び方がなぜ違うのか?とクラブによって使い分けているメーカーの情報をお伝えしていきます。

ハイブリッドとユーティリティは同じクラブ?

テレビ中継を見ていると解説者の方が「今のクラブはハイブリッドですねー」などと耳にしますが、私たちが最近使っているユーティリティとハイブリッドは違うのか?と疑問が湧いたので調べてみました。

最初にもお伝えしましたが、ハイブリッドとユーティリティは同じクラブの事で、欧米では「ハイブリッド」と呼び、日本では「ユーティリティ」と呼ばれています。

ドライバーなどのウッド系クラブに比べシャフトが短い事でミートがしやすくなり、アイアンと比べるとボールを高く上げやすいという特徴があります。ウッドとアイアンの飛距離は差がありますので、その差を埋めるためのクラブでもあります。

長いシャフトでロフトが立ったロングアイアンはアマチュアには難しいクラブの一つですので、安定して飛距離を稼ぎたいシーンで活躍してくれるのが、このハイブリッド=ユーティリティという事になります。

これらのクラブ名の由来をご紹介します。ハイブリッド(hybrid)は「異なるものを組み合わせたもの」という意味で、アイアンとウッドを組み合わせたクラブという意味で、ユーティリティ(utility)は「応用性がある・役に立つ」という意味で、ライが良くても、多少悪くとも使用できるクラブという事です。

スリクソンではハイブリッドとユーティリティは違うクラブ!

ユーティリティとハイブリッドは同じクラブとお伝えしましたが、スリクソンではこの2つを使い分けています。

スリクソンブランドを展開しているダンロップでは、ハイブリッドがウッド型、ユーティリティがアイアン型として販売しています。ですので松山英樹選手が打つときには、クラブ形状を確認して間違いのないクラブ名をいう必要がありますね。

PING(ピン)ではハイブリッドとクロスオーバーで使い分け

PINGでは、スリクソンとは違った呼び方をします。ウッド型ユーティリティをハイブリッド、そしてアイアン型ユーティリティをクロスオーバーと名前が付けられています。クロスオーバーという名前は、ピン以外では使われていませんのでブランド名みたいなものでしょうか。

ミズノの呼び名は、ウッド系がユーティリティアイアンタイプはドライビングアイアンと呼んでいます。1番アイアンや2番アイアンをドライビングアイアン(最も飛ぶアイアン)と呼ぶ場合もあります。

テーラーメイドではユーティリティともハイブリッドとも呼ばず、レスキューとして販売されています。これだけメーカーによって呼び方が違うクラブはありません。時間の経過とともに名前が統一されていくかもわかりませんね。トラブルから脱出するのにクラブという事で、この名が付いたそうです。

女子のプロゴルファーはこのユーティリティ=ハイブリッドを使う選手が増えてきていますが、男子プロで使っている人は少ないです。シニアツアーなどどうしても筋力が落ちてきた選手が使っている印象です。

いつもはユーティリティとしか呼んでいなかったクラブですが、使うメーカーによっても違うのでコースに出た時にメーカー独自の呼び方で言えば、ちょっとしたゴルフ博士になりますね。

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