昔は、お風呂に冷暖房の設備がなく、湯船のフタは必需品でしたが、最近の住宅事情を見るとお風呂に冷暖房があり必要不可欠なものではなくなって来ています。
お風呂のフタ、皆さんのお宅ではどうされていますか?「あると便利だけど、掃除が面倒…」と感じている方も多いのではないでしょうか。実は、お風呂のフタには、保温効果や清潔さを保つなど、様々なメリットがあるんです。
この記事では、お風呂のフタの必要性について、メリット・デメリットを詳しく解説します。さらに、様々な種類の風呂フタの特徴や、あなたの生活スタイルに合った選び方についてもご紹介します。お風呂のフタ選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
お風呂のフタのメリットは?
お風呂のフタには、以下のようなメリットがあります。
- 保温効果: お風呂のフタをすることで、お湯が冷めにくくなり、保温効果が期待できます。光熱費の節約にもつながります。
- 清潔さ: お風呂のフタがないと、ホコリや髪の毛などが湯船に落ちてしまい、衛生的ではありません。フタをすることで、湯船の中を清潔に保てます。
- 静かさ: お風呂のお湯が冷めてきたときに、追い焚きをする際の音を軽減できます。
- 保湿効果: フタをすることで、浴室内の湿度が上がり、肌の乾燥を防ぐ効果も期待できます。
お風呂のフタのデメリットは?
一方、お風呂のフタには、以下のようなデメリットも考えられます。
- カビが生えやすい: 浴室は湿気がこもりやすく、カビが生えやすい環境です。特に、お風呂のフタはカビが生えやすい場所の一つですので、お掃除するものが1つ増えるという事になります。
- 掃除が面倒: お風呂のフタは、定期的に掃除をする必要があります。フラットなものなら良いのですが、丸めるタイプのフタだと凹凸があり、お掃除も大変になります。
- 場所を取る: お風呂のフタを収納する場所が必要になります。普段は湯船に浮かしたり、フタをしておけば良いのですが必要がない時の収納に困るというデメリットはあります。
お風呂のフタの種類
お風呂のフタには、様々な種類があります。
- シャッター式: 巻き上げて収納できるタイプ。コンパクトに収納でき、掃除も比較的しやすいです。
- 折りたたみ式: 折りたたんで収納できるタイプ。場所を取らず、収納しやすいです。
- 組み合わせ式: 複数のピースを組み合わせて使用するタイプ。浴槽の形に合わせてぴったりと合わせることができます。
- 一枚式: 一枚板状のタイプ。保温性が高く、シンプルでスタイリッシュなデザインが多いです。
- 簡単シンプルタイプ:柔らかいスポンジの表面に保冷効果のあるシルバーのアルミがはってあるものもお勧めです。ホームセンターで千円以下で売っていますので、汚れたりカビが生えてしまった場合に即交換をしやすいという利点があります。
お風呂のフタの選び方
お風呂のフタを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 浴槽の形状: 浴槽の形に合ったサイズを選ぶことが大切です。
- 材質: 保温性、抗菌性、耐久性など、重視する点によって選ぶ材質が異なります。
- 重さ: 重いフタは取り扱いが大変なので、女性や高齢者の方は特に注意が必要です。
- 掃除のしやすさ: 定期的な掃除が必要なので、掃除しやすい素材や形状を選ぶと良いでしょう。
- 収納スペース: フタを収納するスペースを確保できるか確認しましょう。
お風呂のフタの選び方のまとめ
お風呂のフタは、保温効果や清潔さを保つために役立つアイテムです。しかし、カビが生えやすい、掃除が面倒といったデメリットもあります。 あなたの生活スタイルや、重視する点に合わせて、最適な風呂フタを選びましょう。
お風呂のフタは、あると便利なアイテムですが、必ずしも必要というわけではありません。 メリット・デメリットを比較し、ご自身の生活スタイルに合ったものを選びましょう。まずは比較的安価で簡易な「お風呂のフタ」を購入して、様子を見るのも良いかもわかりませんね。
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