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世界の祝祭日情報すスイス編!都市ごとの祝日情報や移動祝日情報も!

世界の祝祭日情報

海外と取引をしていると、とても重要になってくるのが取引相手となる国の祝祭日情報です。海外旅行を予定している方も事前に祝祭日情報がわかれば、予定も組みやすいと思います。そこで世界各国の祝祭日情報を地域ごとに調べてみました。今回は『スイス』の祝祭日情報をお伝えします。祝日になった由来も合わせてお伝えします。

スイスの全国共通祝日は1日のみ!

スイスは『連邦国家』で、『カントン』と呼ばれる26の州で構成されています。それぞれの州が、独自に祝日を決める事が出来るために、スイスの全国共通の祝日は8月1日の『建国記念日』1日のみです。

それ以外の祝日については各州ごとに決めることができ、1年で『8日』まで祝日を制定できるそうです。スイスの主要都市である『ジュネーブ』『チューリッヒ』『ベルン』『バーゼル』『ローザンヌ』の5都市は、この法定祝日は同じです。主要都市の条件は人口が『10万人』以上とされています。

主要5大都市の祝日は?2024年版

『ジュネーブ』『チューリッヒ』『ベルン』『バーゼル』『ローザンヌ』の5都市共通の祝日です。

1月1日(月曜)  新年(元旦)<Nouvel An>

3月29日(金曜) 聖金曜日<Vendredi-Saint>復活祭の2日前でグッドフライデー。移動祝日。

4月1日(月曜)  復活祭月曜日<Lundi de Pâques>復活祭翌日の月曜日。移動祝日。

5月9日(木曜)  昇天祭<Juedi de l’Ascension>復活したイエスキリストが天に昇った日。移動祝日。

5月20日(月曜)  聖霊降臨祭月曜日<Lundi de Pentecôte>イエスキリストが昇天した後、精霊が降臨した日。移動祝日。

8月1日(木曜)   スイス建国記念日<Fête Nationale>1291年にスイス連邦が作られた日。

12月25日(水曜)  クリスマス<Noël>

元旦、建国記念日、クリスマス、復興の日の3日以外はキリスト教がらみの祝日で、毎年休みの日が変わる『移動祝日』です。そこで移動祝日について説明しましょう。

移動祝日について

日本でも毎年日付が変わる祝日があります。春分の日や秋分の日がいわゆる『移動祝日』で、春分の日であれば3月20日が3年続くと4年目が3月21日になり、秋分の日であれば9月23日が3年続くと4年目が9月22日になります。4年周期で変わるという事です。

ヨーロッパの国々で多い『イースター』の祝日の定義が『春分の日から数えて最初の満月の次の日曜日』と決められいます。この『イースター』の休みから起算する祝日が多いため、『移動祝祭日』も多くなるということになります。何故日曜日が『イースター』かというと、『イエス・キリストの復活』が日曜日だったことに由来しています。

『イースター』の日付を2025年から2050年で見てみると、一番早い年で3月25日、一番遅い年で4月25日ですので、年によって1カ月違うのです。そして、その『イースター』から起算する祝祭日もそれに合わせて変わるため、毎年お休みの日が変わるんですね。

スイスの祝日は少ない!

日本の祝日は年間で16日ありますが、オランダの祝日は世界的にも少なく年間で『7日』と、とても少なく、日本の半分程度しかありません。また7日ある祝日のうち、5日は1〜5月で、年の後半は『建国記念日』と『クリスマス』の2日しか祝日がありません。

日本人からすると考えられないと思うかもしれませんが、スイスはサマーバケーションやクリスマス休暇を長期で取るので、年間で見ると日本と変わらないお休みの日数になるのかもわかりませんね。

祝日以外に祭日もありますが、お休みになる祭日とそうでない祭日があります。毎年暦によって日付が変わる祝日がほとんどですので、スイスに行かれる方は事前にチェックが必要です。

まとめ

スイスの祝日は、ほとんどのヨーロッパ各国と同じですが、キリスト教関連のものが多いため、私たち日本人には馴染みのないものも多くあります。そしてその多くが毎年日付が変わる「移動祝日」です。

これは、キリスト教において最も重要な祝日である復活祭(イースター)が「春分の日以降の満月の次の日曜日」と決められているおり、その復活祭から起算した休日が多いからという理由です。そして他国に比べて祝日が少ないのがスイスですが、夏季休暇やクリスマス休暇を長期で取るので、結果お休みの日数は他国とあまり変わらないのかもわかりませんね。

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