今年は7月17日現在、台風は2つしか来ていませんが、そろそろ台風シーズンの到来です。温暖化の影響もあり近年の台風は大型で強いものが多く、以前に比べるとその脅威は比較になりません。
大きな被害をもたらす事も多く、防災グッズの用意は欠かせなくなりました。そこで今回の記事では、台風に備えて用意しておくべき防災グッズで、これだけは最低でも用意するべき必需品とあったら便利なグッズをご紹介していきます。
台風の防災グッズ『建物編』
一軒家にお住まいの方、特に川沿いや海抜が低い土地にお住まいの方は『土のう』が必須です。自治体から提供される場合もありますが、いざという時のためにご自身で用意しておく方が安心です。
他には屋根や家の壁などが壊れた時、一時的に雨風を防ぐための『ブルーシート』とそれを固定させるための布製ガムテープや針金もあると良いでしょう。家の中に水が入った場合の吸水シートや雑巾も多めにあると良いです。
他には、ガラス飛散防止フィルムなどを事前に貼っておくとガラスが割れた時に危険レベルが少なくなります。
台風の防災グッズ『避難編』必需品は?
1、非常用簡易トイレと1週間分のトイレットペーパーをストックする。
2、折りたたみポリタンクやウォーターバッグ。これは給水車から水を運ぶために必要です。可能であれば2リットルのお水を家族1人あたり6本程度用意しておきましょう。
3、中身の見えないごみ袋。排泄物やゴミなどは緊急時に捨てることが出来ないケースがあります。そのためにサイズが大きいものやコンビニ袋サイズの黒いゴミ袋を用意しておくと安心です。
4、ろうそくやランタン。停電になることも考えてロウソクかランタンも常備しておくと良いでしょう。ランタンも部屋に置いておく明るいものと移動時に使う携帯サイズのものがあると良いです。非常時には、頭に付けるヘッドライトがあると両手が自由に使えて、とても便利です。
5、タオルはハンドタオルサイズの小さいものとお布団の代わりになるバスタオルのような大きいものを人数分用意しておきましょう。
6、寝袋もあると、ある程度どんな場所でも睡眠を取ることができるので、これも人数分あるとベターです。
7、紙皿、割りばしなど使い捨ての食器とラップ。食材があっても食べられないと困りますので紙皿や割り箸を多めに用意しておきましょう。ラップは食材の保存以外に緊急の止血に使ったり、簡易の防水にも使えるので幅の広いものを1本は用意しておきましょう。
8、非常食&カセットコンロ〜温めるだけのご飯のパック、缶詰、レトルト食品、カップラーメンなど家族3日分の食料があると安心です。災害時によく『72時間の壁』と言われますが、これは人命救助においてのタイムリミットの基準が72時間ですので、3日間は自衛隊や救助隊は人命救助を優先して活動するからです。なので被災された方への援護活動は72時間後からになる場合が多いので災害発生から3日間は、自分の命は自分で守る事が必要になると認識しておく必要があります。
台風の防災グッズ『避難編』あったら便利なものは?
マスク(人数分)は感染症防止のため、ウェットティッシュや携帯用消毒アルコールも同様です。インターネットなどで売られている「セット販売」の防災グッズを購入するのも良いかもわかりませんね。
ガラス飛散防止フィルムは意外に高いので、代替えとしてダンボールやガムテープなどで簡易的に補強するのも良いと思います。
忘れてはいけないのがスマホ用の充電器です、今の時代スマホがあれば、ある程度の情報収集は出来ますのでチャージを満タンにした状態の充電器、出来れば大容量のものを用意しておきましょう。最近、ガスボンベ式の発電機も販売されていますので、予算に余裕のある方は発電機を購入しても良いですね。
台風はいつ発生するかわかりませんし、最近は温暖化の影響で大型化している台風です。今回紹介させて頂いた防災グッズを参考に、早めに対策をしておきましょう。また、地域によっては必要なグッズが異なる場合がありますので、自治体の情報も確認しておくことを忘れないようにして下さい。
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