確定申告を終え、待ち遠しいのはやはり還付金ですよね。でも、一体いつ入金されるのか、気になりますよね。この記事では、確定申告の還付金がいつ振込されるのか、そのスケジュールや、e-Taxで申告した場合と窓口で申告した場合の処理期間の違いなど、気になる疑問を詳しく解説していきます。
e-Taxや郵送など、申告方法によって還付金が振り込まれるまでの期間は異なります。また、還付金が遅れるケースや、スムーズに受け取るためのポイントなどもご紹介します。確定申告の還付金がいつ手元に届くか知りたい方は、ぜひこの記事を読んで、疑問を解消してください。
確定申告還付金、実は14日で振り込まれる！最短で受け取れるのは「e-tax」
パソコンからでもスマホからでも簡単に確定申告が出来るのが「e-tax」です。給与所得者であれば会社から年末にもらえる源泉徴収票と還付金を振り込んでもらう口座情報、そしてマインバーカードを用意しておけば簡単に申請が出来ます。
マイナポータルとも連携していますので、進行状況の情報も随時連絡が来ますので「e-tax」での申請がお勧めです。
インターネットで手続きをする「e-tax」の場合は、最短で2週間、平均で3週間前後で還付金が指定口座に入金になりますが、税務署の窓口で手続きをした場合や書類を郵送した場合は、1ヶ月から1ヶ月半前後で掛かりますので、最短で還付金を受け取りたい方は「e-tax」で申告をして下さい。
窓口申請の場合でもパソコンで書類作成がオススメ
国税庁のホームページでは、毎年1月には「確定申告特集」のページが開設されます。インターネットでの申請が不安だという方は、このインターネットサイト上で申請書類を作成して、税務署に提出する方法もあります。
さらにパソコンやスマホの入力が苦手だという方は、国税庁のサイトから申請書類をダウンロードして、従来通り手書きで書類を作成して税務署の窓口に提出して下さい。確定申告の時期になると窓口は混み合いますが、提出だけであれば待ち時間が少なくて済みますので、書類作成は事前に行ってから税務署に行って下さい。
「e-tax」であれば申請も1月から可能！還付金も早く受け取り！
窓口での書類受付は、2024年度分については2025年の2月17日（月）から3月17日までの1ヶ月間です。これが「e-tax」の場合だと年明けすぐの1月4日からインターネットで申請が可能です。書類に不備がなかれば、最短で1月中旬には還付金が受け取り可能になります。
私も昨年から「e-tax」で申請を始めました。入力内容で少し手間なのはふるさと納税の入力が１納税単位という事くらいで、後は画面の指示通りで入力するだけで良いので、よても楽に申請が出来ます。
会社員の場合、どんな人が確定申告をするのか？
会社員の方であれば大概の方が、会社側の年末調整で完結します。確定申告が必要なければ「ふるさと納税」もワンストップ制度を利用すれば、後は勝手に寄付した自治体が手続きをしてくれます。
住宅ローン控除も年末調整時に書類を提出すれば良いので、どういった場合に確定申告が必要になるのでしょうか。
それは扶養家族を含めた医療費が年間で10万円以上超えた場合です。公共交通機関のバスや電車などの交通費も対象ですが、タクシーは歩行困難な場合のみ対象になります。
ここで勘違いしないで欲しいのは、10万円を超えた金額が控除になるという事であって、全額が戻ってくるわけではありませんので、還付金をあまり期待しすぎないようにしましょう。また医療控除の申請がある方は、ふるさと納税のワンストップ制度は利用できませんので、医療控除プラスふるさと納税で確定申告をして下さい。
私は数年前に心筋梗塞で入院して、それ以来、定期的に病院での診察と何種類かの薬を処方してもらっています。毎年家族の通院と合わせて、医療費が１０万円超えるので、入院以来 確定申告をしています。
申請書を持って税務署での長い列で待つ事を考えると「e-tax」で手続きをすれば、30分程度で完了するので、時間も労力も掛けずに済むようになりました。是非、皆さんも「e-tax」で確定申告をしてみて下さい。
また手術などで高額な医療費がかかる場合、病院や会社からアドバイスされると思いますが「限度額適用認定証」を保険協会や組合に発行してもらうと、収入金額によって一定の金額以上は支払わなくて良くなる制度があります。入院や手術をされる方はこの制度を覚えておいて下さい。
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