最近テレビでもお見かけする明石市の前市長、泉房穂さん。辛口トークと感じる方が多いと思いますが、至極まっとうなご意見が多く胸のつかえがスッキリする方も多いのではないでしょうか。そんな泉房穂さんの経歴や今後どのような活躍をされるのか、調査してみました。
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前明石市長泉房穂さんの経歴は?
泉さんは元々、テレビ制作会社のスタッフでした。その後、弁護士になり衆議院議員を1期だけ務めた後、13年前になる2011年に明石市長に初当選、2015年にも再選を果たしています。市長としての実績を上げていた反面、2019年に『パワハラ発言』の音声データーが報じられた事で市長を辞任されました。しかし市民の後押しもあり3期目の選挙でも再選され、市長としての実績が相当高かったのが窺い知れます。
2021年12月から始められたツイッター<X>のツイートでは数々の議論を巻き起こしており、<政治インフルエンサー>として揺るぎない地位を確立されています。フォロワー数は2024年1月4日時点で57.7万人と政治家の中では、群を抜いており、皆さんがどれだけ泉さんに興味があるのかが、このフォロワー数でもわかります。
ツイッターを始めたキッカケは、市長としての仕事内容をしっかりと発信し、明石市の施策を全国の自治体にも拡げたいという思いだったそうで、『自分も楽しみたい』という理由も泉さんらしくてとても好感が持てますね。
ツイッターを始める時は周囲から猛反対を受けたそうですが、これらの批判にもめげず自分の信念を曲げずにツイッターを続けられたそうです。ツイッターでは、情報量の多さや政治とは違うゆるめの情報もその魅力になっているようです。
2023年に辞任表明された理由の1つに、ある企業の課税情報を無許可でツイッターに掲載した事で、調査委員会より<秘密の漏洩>にあたる疑いが強いという指摘を受けた事が挙げられます。
1963年明石市の漁師町生まれ。
明石西高校から東京大学教育学部へ進学
1987年〜大学卒業後、日本放送協会(NHK)に入局
NHK退職後は、テレビ朝日に入局して『あさまで生テレビ』の担当
その後、石井紘基衆議院議員の秘書を経て司法試験に合格!弁護士になる為の実務を覚える<司法修習>では、元大阪市長の<橋下徹>さんが同期だったそうです。
2003年の衆議院選挙では、民主党から立候補し選挙区では敗れたものの、比例で復活当選。その後、明石市市長になるまでは、地元で弁護士として働きながら、2007年には<社会福祉士>の資格も取られています。
前明石市長泉房穂さんの市長としての実績は?
泉房穂氏は、2011年から2023年まで、3期12年間にわたって明石市長を務めました。その間、以下のような実績を残しました。
- 財政健全化と子育て支援の充実
泉氏は、市長就任直後から、正規職員数の削減や市長、職員の給与カット、各種事務事業の見直しなどを行い、財政の健全化に取り組みました。その結果、市の借金を大幅に減らし、子育て支援の充実に必要な財源を確保しました。具体的には、こども医療費や給食費の無料化や保育所の新設、子育て支援センターの増設などを実施しました。他にも障害者や高齢者にとっての条例も多数、採用されています。
- 市民の足の確保
泉氏は、交通不便地域の市民の足を確保するため、コミュニティバス「たこバス」の運行を拡大しました。また、路線の見直しや利用促進策を実施し、年間延べ利用者数100万人を達成しました。他にも<誰でも市長にもの言える会>やハザードマップのリニューアル、<明石焼>をベースにした情報発信など数多くの制度や改革を実行されています。
これらの実績により、泉氏は「市民の財布にやさしい市長」として、明石市民から高い評価を受けました。また、泉氏の「市民の声を大切にする政治」は、全国の自治体にも大きな影響を与えました。
前明石市長泉房穂さん今後の活動予定は?
テレビの討論番組では、バッサリとモノを言うコメンテーターとして活躍されている泉房穂さんの今後どうされるのでしょうか?2022年に大阪の関西テレビに出演された時には、「政治には関わりたい。私が知事になった方が、兵庫県民は、幸せだったと思う」とコメントし、その後すぐに『こんな事を言うから叩かれるんだよな』と苦笑されていました。
今後は、政治の裏方として政治に関わっていきたいと仰っていた泉さんですが、まだ61歳と政治家としては若いので、表舞台に再登場して、明石市のような日本を築く為の一端を担って欲しいと願います。
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