PR

ブルーインパルス2024後半のスケジュールは?曲技や使用機情報も!

お役立ち情報

つい先日、川崎市市制100周年記念事業かわさき飛躍祭でその勇姿を見せてくれた『ブルーインパルス』。2024年の4月から年末までに22回の飛行が予定されています。

2024年の飛行、残すは7月に1回と8月に4回、そして今回ご紹介する9月以降の9回で合計14回予定されています。全国各地で行われる航空祭ですが、ブルーインパルスが飛行しない時もあります。今回の記事では、9月以降の飛行スケジュールや機体の情報、そして曲技の種類などをお伝えしていきます。

ブルーインパルス2024後半のスケジュールは?

9月以降のブルーインパルスが見られるイベントをご紹介します。

2024年9月15日(日)〜令和6年度千歳のまちの航空祭 at千歳基地

2024年9月23日(月祝日)〜航空祭2024 in KOMATSU at 小松基地

2024年10月05日(土)〜SAGA2024 第78回国民スポーツ大会 at 佐賀県佐賀市

2024年10月20日(日)〜島原城築城400年記念事業 at 長崎県島原市

2024年10月27日(日)〜エアフェスタ浜松2024 at浜松基地

2024年11月3日(日)〜入間航空祭 at 入間基地

2024年11月21日(木)〜FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024 at 愛知県豊田市

2024年12月01日(日)〜美浜町町制70周年記念事業 at 和歌山県美浜町

2024年12月08日(日)〜令和6年百里基地航空祭 at百里基地

ほとんどがお休みの日になっていますが、ラリージャパンでの飛行はスタートに日に合わせて木曜日の飛行になっています。また9月8日(日)の三沢基地航空祭、10月6日(日)の芦屋基地航空祭、11月24日(日)の築城基地航空祭にはブルーインパルスの飛行はありませんので注意してください。

ブルーインパルスの所属や使っている機体の種類は?

ブルーインパルスの所属は『第4航空団飛行群 第11飛行隊』で、その使命は『曲技飛行による航空自衛隊の広報活動』です。1981年までは静岡県にある浜松基地所属でしたが、1982年7月以降は宮城県の松島基地の所属になりました。

ブルーインパルスのモットーは『創造への挑戦』(Challenge for the Creation.)です。ブルーインパルスが使用している機体は、一般にはオートバイで知られているKawasaki(川崎重工業)製の中型ジェット練習機T-4です。 T-4は、戦闘機パイロット候補生が、初等操縦過程でプロペラ機による操縦をマスターした後、基本操縦過程で初めてジェット機に乗る機体です。

以前使用していた機体は<F-86F>T-2でしたが、1996年のシーズンより最新型の純国産ジェット練習機T-4に変更して現在に至っています。現在のブルーインパルスは6機編成ですが、創設当初は4機編成。 当時から見事な技を披露していましたが、4機だけでは、技の合間が間延びしてしまい観客が退屈してしまうため、新たに5番機を追加。

4機が次の技に移行する間に、単独で派手なアクロバット飛行を見せるようになりました。ちなみにブルーインパルスの機体価格は約23億円ですが、約24年間使用するので、割り返せば年間で9600万円ほどという事になります。最新の戦闘機F35が120億円ですので、それに比べれば安い機体です。

曲技の種類は?

ブルーインパルスの主な曲技をご紹介します。

<ダイヤモンド・テイクオフ>

みなさんも良く見る編隊飛行の離陸バージョンの事です。4機でダイヤモンドのような形を作り離陸します。同じダイヤモンドの隊形でも間隔が空いたものや離れたものなど数パターンあり、デルタループやラインアプレストなどバリエーションは豊富です。

<レインフォール>

垂直に降下し5機がそれぞれ違う方向に向かって飛んでいく曲技です。スモークの軌跡が5方向へと広がっていく様が、非常に美しいアクロバット飛行です。

<フォー・シップ・インバート>

ダイヤモンド編隊で会場に侵入した後、4機がそれぞれ180度ロール(回転)し、背面飛行で行われる変態飛行です。背面飛行は、操縦桿の操作が通常とは逆になるため、とても高度な操縦テクニックが求められます。

<バーティカルキューピット>

2機のブルーインパルスが正面で垂直上昇を行い、ハートマークの上<くぼみ>の部分からスモークを出し始め、左右に分かれてそれぞれの機体がハートの片側づつを描いていく飛行です。ハートが描かれた後に別の一機がハートマークの中央をスモークをたきながら抜けると、それが『矢』を表現したものになります。

<ワイルド・トゥー・デルタ・ループ>

5機のブルーインパルスがループを描きながら、広めの隊形からから密集した隊形へと変化させていくダイナミックなアクロバット飛行です。

<スター・クロス>

5機のブルーインパルスが上昇し、そこから5方向に広がって『スター=星』を描く飛行です。アクロバット飛行の中では、とても人気がある演目です。

<タック・クロス>

2機が背面飛行で侵入し、ぶつかってしまいそうな状況から近距離で交差するとてもスリリングな飛行です。

実際の飛行は、コロナ禍の時に東京上空を飛行しているのを見たことがあるだけの私ですが、飛行機が連なって飛んでいる姿は感動的で目を奪われます。是非みなさんも一度はブルーインパルスの勇姿を生で見てください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました