PR

神社とお寺の違いは信仰対象だけ?お墓や役割の違いも徹底解剖!

お役立ち情報

初詣やお祭り、お墓参りなどで訪れる「神社」と「お寺」。なんとなく「違うもの」とは分かっていても、その具体的な「違い」を説明できますか?信仰対象だけでなく、お墓や役割にも大きな「違い」があることをご存知でしょうか。

この記事では、そんな「神社」と「お寺」の奥深い世界を徹底解剖。それぞれの役割や歴史、そしてお墓に関する「違い」まで、知られざる事実を詳しく解説します。この記事を読めば、日本の文化や宗教への理解が深まること間違いなしです。

神社とお寺の「違い」を徹底解説!信仰・お墓は?

誰にでもわかるよう簡単に神社とお寺の違いをお伝えしましょう。まずはみなさんご存知かと思いますが神社の信仰対象は「神様」で、お寺の信仰対象は「仏様」です。お寺の場合は様々な宗派が存在しますが、神社の場合は「神社組合」という組織が、全国にある神社を統括しています。

最近のお墓は樹木葬や集合安置型のお墓も増えてきています。個人のお墓も昔からあるタテ長の墓石以外にも、背の低い「洋型」や「洋平型」と呼ばれる記念碑のような墓石もあります。

お墓の形で神式か仏式かを見分ける方法があります。それは墓石の文字を刻む棹石(さおいし)の上部を見れば区別がつきます。丸い形のものが「仏式」でピラミッドのような上部であれば「神式」で、平らなものは無宗教や神式・仏式兼用という事になります。

意外と知らない?神社とお寺の役割はどう違う?

「結婚式」や新しい建物を建てる時の「地鎮祭」などは神社で、お葬式はお寺でというのが一般的な役割です。ただ「神徒」の方はお葬式を「神式」で「神葬祭」 (しんそうさい)として取り行います。榊をお供えして、葬儀中は「二礼二拍手一礼」をします。これは亡くなった方が「命」を賜り神になるという事から来ています。

例えば「鈴木一郎さん」がお亡くなりになられた場合、「鈴木一郎命」となり神様になるという理由からです。戒名ではなく「命」になるので、一文字幾らという戒名代は必要ありません。そう言った意味では葬儀代は仏式よりも神式の方が安く上がるかもわかりませんね。

仏式でいう香典は神式では「玉串料」、月日が経過した法要も亡くなった方が神様になったという事で「祭」になります。「50日祭」「一年祭」「三年祭」「五年祭」「十年祭」「五十年祭」と区切りの良いタイミングで行います。

参拝前に知っておきたい!神社とお寺の「違い」とそれぞれの役割

明治時代以前は、神仏習合(神様と仏様を同一視する思想)の時代もあり、神社とお寺は同じように受け入れられていました。しかし、明治政府の神仏分離令により、この2つは明確に区別されるようになりました。

神社とお寺は、それぞれ異なる宗教的な場所ですが、日本文化において大切な場所であり、それぞれの場で祈りを捧げることは、日本の伝統的な信仰の一部です。

お参りした時の参拝方法は、神社では二礼二拍手一礼、お寺では合掌が基本です.。またそれぞれ祀っているのは神社では「日本の神様」(御神体)を、お寺では仏様を祀ります。

どちらも世襲制が多いのですが、必ずしも世襲という事ではなく、お寺や神社を継ぐ人がいなければ他の神主さんやお坊さんになることもあります。

日本全国の神社とお寺の数は?

日本全国にお寺は約78,000もあり、神社はそれよりも多く80,000あると言われています。どちらもほぼ同じくらいありますが、お寺も神社も住職の方や神主が不在も数多くあり、後継者不足が心配されています。

お寺が一番多い都道府県は「愛知県」、2位が「大阪府」、3位が「兵庫県」で、全国で一番少ないのが「沖縄県」となっています。

他にもさまざまな違いがありますが、どちらも祖先を大事にして親を敬うという心が大事なのではないかと思います。他にも神社では七五三や神前式の結婚式、そしてお宮参りなどがあり、お寺では節分の豆まきなどが開かれます。

初詣などはどちらに参拝しても良いとされていますので清らかな気持ちで参拝をしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました