懐かしいキャストも登場して話題に事欠かない、NHKの朝ドラ『虎に翼』。虎子役『伊藤沙莉さん』の独り言や家族との軽妙なやりとりなど、これからの半年間がとても楽しみです。第3週からのあらすじやドラマの展開を、見る楽しみが無くならない程度にご紹介していきます。少しだけ早めのネタバレになります。
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虎に翼11話からの展開は?
10話で女性の権利についての裁判を傍聴し、今までにない判断がされた事に喜びあった寅子と同級生たちでした。明律大学女学部の2年生になった寅子たちでしたが、訳あって大学する生徒が多く、3クラスが1クラスに減り同級生も20名まで減ってしまっていました。
猪爪家で世話になっている優三(仲野太賀さん)は、残念ながら司法試験に、またも落ちてしまいます。そんな状況を見た母はる(石田ゆり子さん)は、寅子にこれ幸いと花嫁修行を進めるのでした。
ただそんなことくらいで折れる寅子ではありません。そんな時、大学の学園祭『明律祭』で実際にあった裁判の判決をベースに女子部として法廷劇を行います。また女学生仲間が、寅子の家に集まりお兄さんの嫁になった花江とのやりとりでもちょっとした一波乱があります。
法廷劇の脚本論争
劇の脚本について、女学生たちが言い争いになってしまいます。内容はやはり<女性の権利>についてです。何とか論争も決着し、『明律祭』の当日を迎え劇がスタートします。この時代らしく、法律を学んでいる女子部を快く思っていない男子学生のヤジが飛び、男女入り乱れての大乱闘となり、あえなく法廷劇は中止になってしまいました。
その翌日、同級生の山田よね(土居志央梨さん)から、現在までの身の上話を聞き、他の女学生たちは、自分たちが恵まれている環境で育った事に気づきます。その後、皆で気を取り直して法廷劇の検証を始めるのでした。
法廷劇の検証を始めた寅子たちでしたが、実際に起きた事件の内容と今回の脚本が違うと小林涼子(久保田聡子さん)が言い始めます。学長がわざわざ無知な女性の方が同情を集められると考えて、脚本を変更したことを伝えました。
よねだけが、この事には納得がいかない様子でしたが、他の同級生たちは、自分の置かれた状況を話し出し、自分の弱いところを言い出しました。また、花江が心情を話した事で、母のはるも花江の思いに気づき、嫁姑問題は良い方向に向かいました。皆が本音を伝いあった事で、頑なだった『よね』のこころも、少しづつ寅子たちに対して変化したのです。
卒業、そして・・・・
昭和10年(1935年)に寅子は晴れて明律大学を卒業します。時を同じくして兄 直道と花江の間に長男が誕生し、家族3人は、近所に引っ越します。今までの法律では、女性が弁護士になれませんでしたが、法改正により高等試験に合格さえすれば弁護士になれるよになりました。
法学部の授業初日、女性に理解がある花岡悟(岩田剛典さん)とその反対意見を持つ轟太一(戸塚純貴さん)とで言い争いが始まるのでした。
梅子(平岩紙さん)の旦那さん<大庭>が授業で講義を始めると、梅子もやはりこの時代の女性特有の『すん』とした態度になるのでした。その講義の中で『結婚前の女性にとって容姿は何よりも大事』とう言葉に寅子は違和感を覚えました。
講義の後に皆で甘味処に行くと梅子の帝大に通う長男と鉢合わせしました。その帝大生もなぜか『すん』としており、寅子は不思議に思いました。
花岡の提案で男女一緒にハイキングに行く事になった寅子たちでした。男子学生たちが梅子の三男に対して、彼の父親の妾について話をしていた事で、また一騒動起きてしまします。花岡は妾を容認する発言をし、花岡と寅子は険悪な状況になってしまいます。
その先の展開は、ドラマでお楽しみ下さい。そして20話では、寅子の父に賄賂容疑がかけられ、猪爪家が大変な状況になってしまいます。
あまり細かくお伝えすると、ドラマの楽しみがなくなってしまいますので、おおまかなあらすじ紹介になりました。1話から10話までのあらすじはこちらから。
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