NHKの朝ドラ<ブギウギ>は、早めのストーリー展開で進んでいます。すでにお母さんは病で亡くなられ、弟の六郎も戦争で失いここからどんな展開が待っているのでしょうか?
そこで第11週のストーリーをまとめてみました。ネタバレが含まれていますので先読みを望まれている方のみご覧になって下さい。第11週のタイトルは『ワテより十も下や』ですのでスズ子に訪れる恋の予感がしますね。
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梅吉は故郷の香川へ
第10週のおさらいをご紹介します。羽鳥善一(草彅剛さん)とスズ子が話をする場面で、弟を失っているスズ子を励まそうと食事に誘う場面からスタートします。スズ子が善一と別れて家に戻ると梅吉が何故か荷造りをしており、そのワケを聞くと『ワイは、香川に帰る。幼馴染が繊維工場を手伝って欲しいねん』との返事。大阪から出てきた梅吉は、スズ子以外に知り合いはなくずっと寂しい思いをしていたのでしょう。
そこで知り合いも沢山いる香川へ帰りたいという気持ちが高まったのではないでしょうか。そこでスズ子が小さな声で『ほんまの娘やないからか・・・』と呟きましたが、梅吉は何か言いたそうにしながら部屋を出て行ってしまいました。
んんん〜なんと悲しい別れでしょう。その後、善一が企画した茨田りつ子(菊地凛子さん)との合同コンサートが大成功に終わり、いつものおでん屋台で親子水入らずの時を過ごし、二人は親子の絆を確かめ合ったのでした。
地方巡業中の出会い
昭和18年戦争の終わりが見えない中、<福来スズ子とその楽団>は、地方巡業を続けていました。善一に作曲してもらった曲<アイレ可愛や>も聴衆にはとても人気でした。
愛知での巡業中に、スズ子の大ファンだという学生(水上恒司さん)が訪ねて来ました。その時スズ子は、この学生に六郎の面影を感じていました。その後、訳あって窃盗騒動に巻き込まれたその学生の名前は、<村山愛助>、窃盗容疑の疑いをかけてしまったスズ子はお詫びに夕食に誘いました。
愛助は大阪の実家に戻る途中に、スズ子のコンサートがあることを知り、どれだけスズ子のファンなのかを語るのでした。
愛助と夕食を共にしたスズ子が、翌日に宿代を払おうとすると、なんと愛助が宿代の半分を支払っていました。神戸行きの列車に乗るとそこには愛助が、隣のボックスに座っていました、まあ何という偶然。
そこで愛助は自分の素性を明らかにしました。この時代の日本では1、2を争う演芸会社の御曹司だったのです。愛助がお芋をあげていた子供たちのリクエストに答えてスズ子は<ふるさと>を心を込めて歌いました。
大阪への里帰り
神戸での講演後に、実家があった<はな湯>へ。先頭の看板が<ツヤさんのはな湯>に変わっているのを見て、ゴンベイさんとみつ子さんの優しさに触れたのでした。この二人には子供もいて、時の流れを感じるスズ子でした。あほのおっちゃんもアサ(楠見薫さん)と結婚していて二重の喜び。
そして、以前所属していた梅丸歌劇団の稽古場にも立ち寄りみんなとの再会を喜びあいました。ただ、大和(蒼井優さん)が考案したラインダンスは敵国の踊りということで、今は踊れないという状況でした。いつかは、またみんなでラインダンスを踊る約束をして、いつもの合言葉を皆で叫び、抱き合ったのでした。
愛助との距離
東京へ戻ったスズ子の元に、愛助からたくさんの手紙が届いていました。歳の差が10歳あったのでスズ子は、恋愛対象にはならないという思いでしたが、下宿に戻ると、そこには愛助が!夢なのか現実なのか?そこは放送を楽しみにしていて下さい。
実際に下宿を訪ねてきた愛助は、<うちにいい蓄音機があるので、聴きに来ませんか?>とスズ子を誘いました。最初は断ったスズ子でしたが、最後は小夜と一緒に愛助の立派な下宿に行く事に。足の踏み場もない部屋には、本や雑誌、レコードなどが散乱しているありさまでした。
そのレコードの中には、スズ子が梅丸歌劇団の頃に歌っていた曲のレコードがあったり、大阪までスズ子を見に何度か足を運んだ過去も話をしました。下宿に招待してもらったお礼に、伝蔵のおでん屋に愛助を招待したスズ子、そこから頻繁に二人は会うようになっていきました。
もちろんこのまま恋が成就する訳がありません。愛助の会社で東京支店長をしている坂口(黒田有さん)が楽団に現れて、二人の中を引き裂こうとするのでした。
とここまでが、ブギウギ第11週のあらすじになります。あまり細かく書いてしまうと見る楽しみが無くなってしまいますので、あくまで概略で記事にしました。個人的には、六郎がひょっこり戻ってくれることを期待しています。年内はもう放送が残り少なくなってきましたが、3月までどんな展開になるのか、とても楽しみです。
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