「アメリカ男子ゴルフツアーのシードは何位まで?」「レギュラーシーズンで51位以下の選手は、一体どんな秋の戦いに挑むの?」
PGAツアーの熾烈なシード争いは、毎シーズン終盤の大きな見どころです。この記事では、アメリカ男子ゴルフツアーのシード権獲得ラインから、51位以下の選手たちが直面する秋の戦いの全貌を徹底解説します。
トッププロたちが繰り広げる、もう一つのサバイバルマッチ!これを読めば、今後のPGAツアーがさらに面白くなること間違いなしです。
アメリカ男子ゴルフツアーシードは何位まで?
2025年アメリカ男子ゴルフツアーPGAは、レギュラーシーズンが8月までの戦いになります。もちろん9月以降もレギュラーシーズンで50位以内に入れなかった選手の過酷なシード権争いは年末まで続きます。
毎年のようにレギュレーションが変わるアメリカ男子ゴルフツアーですが、2026年のシード権は2025年フェデックスポイントランキング「100位」までです。昨年までは「125位」まででしたので、より一層狭き門になっています。
8月7日から開催される「フェデックス・セントジュード選手権」に出場できるのが、ポイントランキングの上位70名で、この戦いで50位以内に入った選手は、翌年のシードが確定してまずは1安心です。50位以内に入る事で賞金もポイントも高い「シグネチャーイベント」の出場権も得られます。
アメリカ男子ゴルフツアーシードはいつ決まる?
レギュラーシーズンで50位以下だった選手たちには、9月から始まる「オータムシリーズ」の戦いが待っています。
9月11日から始まる「プロコア選手権」から11月20日に始まる最終戦「ザ・RSMクラシック」までの8試合で、フェデックスポイントランキングを上げて「100位」以内に入れば、2026年のシード権をゲット出来ます。
この8試合の中には、昨年まで開催されていた日本で唯一のPGA主催大会「zozoチャンピオンシップ」に変わって新設された「ベイカレントクラッシック」も含まれています。
アメリカ男子ゴルフツアー「100位」までのシード権は「ザ・RSMクラシック」で決まるという事ですね。
ただ各大会で優勝すると「2年シード」という特典がありますので、優勝した選手はポイントランキングとは別のカテゴリーで「シード権」を得られます。この2年シードですが、優勝した年の残りの試合もシード選手として出られますので、最長で3年近いシードになります。
こればかりは望んでも叶えられないのですが、できる事ならシーズンの早い時期に優勝した選手は恩恵を長く受けられるという事になります。
アメリカ男子ゴルフツアーシード101位以下の選手は?
トップツアーのシード選手は125名から100名に減りました。101位以下の選手はどうなるのでしょうか?101位から125位までの選手は全試合ではなく限られた試合の出場権が与えられます。
101位以下の選手は、下部ツアーで活躍してトップツアーに戻ってくるか、限られた出場試合で優勝もしくは上位入賞を続けるのかが、PGAのトップツアー出場への鍵になります。
アメリカ男子ゴルフトップツアーシード以外の出場権は?
PGAツアーのシード権以外でトップツアーの出場権を得る方法は、下部ツアーである「コンフェリーツアー」の上位20名が、トップツアーへの出場権が与えられます。また最終予選会からは5名の選手が、ヨーロッパを主戦場として開催されている「DPワールドツアー」からもポイント上位者に出場権が与えられます。
他には各大会ごとに世界で開催される予選会で出場権が得られます。有名なところでは、全英オープンの予選会を兼ねた日本での大会「ミズノオープン」が開催されています。他にも大会の開催週の月曜に行われる「マンデートーナメント」の上位選手や大会主催からの「主催者推薦」で出場することが出来ます。
私たちはテレビ観戦でしか、本番のアメリカ男子ゴルフツアーを見ることが出来ませんが、この記事に書いたようなシード権争いやトップツアーに出場するまでの道のりを知ると、今まで以上に出場しているトップ選手がどれだけ凄いのかを再認識できますね。
特にたった一人の日本人シード選手「松山英樹選手」の活躍は日本人としての「誇り」だと実感します。
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