日に日に暖かさを感じられるようになって来ましたが、逆に気になるのが花粉や黄砂、PM25などですね。今回は、その中でも洗濯や車掃除のタイミングにも影響する2025年の<黄砂飛来情報>を気象庁や民間の予報などを元にお伝えしていきます。
3月28日(木)に気象庁から、3月29日(金)に2024年初となる、大規模な黄砂の飛来があると発表されました。洗濯物は室内干し、車の洗車なども控えておきましょう。
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2024黄砂 関東地方への飛来はいつから?
気象庁が発表している『黄砂情報』によると2024年2月9日時点で、中国本土の黄砂が確認されています。この黄砂については、現在の風向きから考えると朝鮮半島方向へ向かうので関東地方への影響は無さそうです。2023年は、約2年ぶりとなる黄砂が、4月13日に関東地方を含めたほぼ日本全域で黄砂が観測されました。
2024年の黄砂は関東地方に影響があるのでしょうか。年度別の黄砂観測回数でいうと、2010年を境に減少傾向になっています。月別の統計を見ると、4月に飛来する事が多く、3月5月と続きます。この統計から判断すると昨年同様、もし黄砂が飛来するのであれば4月、早ければ3月ということになります。もちろん偏西風が吹く方向によっては関東地方に影響が出ない場合もあります。
中国に近い九州地方や中国地方が、一番影響を受けやすいです。ひどい黄砂が飛来する場合は、テレビのニュースにも出ますし、詳細な情報が知りたい方は、気象庁のホームページ内にある<防災情報>から<天気予報など>というメニューにある<黄砂情報>をご覧になって下さい。ここでは3日後までの飛来予報が見られます。
そもそも黄砂って何?
黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠、黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象の事を言います。
黄砂現象は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。中国本土や韓国でも黄砂の影響が出ており、長期的には、この砂漠化が進まない取り組みも行われています。地球温暖化の対策を取らなければ、黄砂は年々増えていくと予想されていますので、みなさんも黄砂対策の一つとしてSDG’sに取り組んでみては如何でしょうか。
黄砂の観測や解析方法は?
黄砂の飛来については、気象庁と環境省の管轄で『気象衛星ひまわり』からの画像解析、気象庁職員による目視、レーザー光線を利用した<ライダー>と呼ばれる観測装置の値、それに中国や韓国の環境省が発表している観測結果を総合して黄砂予報を出しています。
黄砂の注意点
黄砂は、呼吸器系の健康被害を引き起こす可能性があります。黄砂が飛来している場合は、外出を控え、マスクを着用するなどの対策をしましょう。また黄砂の飛来予報が出た時には、洗濯物は室内干しにして車の洗車も飛来後にされた方が良いでしょう、当然の事なのですが。
2024花粉飛来予報は?
2024年のスギ花粉も関東地方では、2月上旬から飛散が始まり3月がピークと予想されています。またヒノキ花粉も3月末から4月にかけてがピークとなります。花粉症の方は、そろそろ対策を考えておいた方が良いかもわかりません。花粉の量については、関東地方は平年並みと予報が出ていますが、昨年2023年よりは少ないと出ています。
花粉の飛散量は、前年夏の気象条件が大きく影響します。2023年は夏の猛暑の影響で、花芽の形成に好条件な「高温・多照・少雨」で花粉の量が多い条件が揃っていました。しかし花粉の飛散量は、前年春の飛散量が影響するため、多く飛散した翌年は減少する傾向があるといわれています。
2023年は、春の花粉飛散量がとても多かったので、2024年春の花粉の飛散量は、広い範囲で2023年より少なくなるのではないかと予想されています。東北北部や北海道は、前シーズンの飛散量が少なかったため、客に飛散量が多くなるのではないかと予想されています。
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