年末の風物詩、東大阪市の「花園ラグビー場」で行われる全国高校ラグビー大会は2025年は記念すべき105回大会です。この第105回大会は、きっと例年以上に大きな注目を集める事でしょう。
105回大会は、出場校がこれまでの51校から5校増えて56校に!一方で、シード校は13校から5校減の8校になることが決定しました。「一体、どの学校が出場校として花園の土を踏むのか?」56校に増えたことで、大会はどう変わるのでしょうか。
この記事では、全国高校ラグビー第105回大会の最新情報と、5校増加した出場校、そして5校減となったシード校に関する詳細を徹底解説します。歴史的な105回大会の全貌を、ぜひ最後までお見逃しなく!
全国高校ラグビー105回大会概要
2025年は第105回大会で記念大会になるそうです。5回ごとに記念大会なのでしょうかね。あまりキリが良くない気もしますが。ただ選手たちにとっては朗報となる出場校が増えると、実行委員会が発表しました。
105回大会のスケジュールは
12月27日(土)開会式
12月27日(土)28日(日)1回戦
12月30日(火)3回戦(3回戦終了後にベスト8の8チームで対戦相手を抽選)
1月3日(土)準々決勝
1月5日(月)準決勝
1月7日(水)決勝
1月7日の決勝は14時キックオフの予定です。
出場校増は埼玉・千葉・神奈川・愛知・福岡から2校出場
2020年からの4年間で県大会の予選参加校数が多い、選挙同様1校の格差がある上位県5つが、105回大会では2校出場します。関東地区が最も多い3県で、「神奈川県」「埼玉県」「千葉県」からそれぞれ2校出場します。
他は「愛知県」と「福岡県」からも2校、花園の本戦に出場できます。いずれの件も強豪校が多い県ですので、もしかしたら同県同士の決勝戦も考えられますね。
出場校が増えた事により試合数も50試合から55試合に増えます。そこで試合間のインターバルは20分から10分に変更になります。ここは運営側の腕の見せ所ですね。
他にも昨年までは準決勝前に対戦相手を抽選で決めていましたが、105回大会では実施しませんので、ベスト8が決まった時点でトーナメント表が出来ているという事になりますね。
シード校は13校→8校に
例年であればシード校は13校ですが、105回大会は8校になります。今回のトーナメントでは56校を7校づつ8つのグループに分けて、まずは7校でのトーナメントが行われます。各グループにシード校1校が振り分けられますので、シード校同士の試合は準々決勝からという事になります。
7校でのトーナメントですので1回戦は6チームで対戦して3チームに絞られ、ここにシード校が加わりベスト4の戦いが始まり、グループでのNO1を決める戦いになるでしょう。
1県複数校出場は例年通り!
強豪校揃いの大阪府代表校は3校、面積が広く移動距離が長い北海道、大阪に次いで参加校が多い東京は例年通り2校が出場します。この3つの都府県にも、同県決勝対決の可能性がありますね。
第105回大会の出場校&優勝校予想
春の選抜大会に出場した高校は順当に行けば、出場するでしょう。関東地区では、桐蔭学園(神奈川県)、茗溪学園(茨城県)、東海大相模(神奈川県)、流通経済大学柏(千葉県)の他にも、第104回全国大会でベスト4に進んだ国学院大学栃木高校(栃木県)も出場候補です。
関西地区からは大阪桐蔭高校や常翔学園、東海大付属大阪仰星高校などの大阪勢に加え、京都成章や京都工学院などの京都勢や奈良県の御所実業なども出場すれば、優勝候補の一角になるでしょう。
九州地区からは長崎北陽台(長崎県)、東福岡(福岡県)、佐賀工業(佐賀県)などが順当に勝ち上がる可能性が高いでしょう。東北地方からは花園常連の秋田工業(秋田県)、青森山田(青森県)の出場が決まれば、活躍が期待されます。
代表校が増えることで、全国の舞台に立つチャンスも増える第105回大会です。いつも決勝で涙を飲んでいるチームは、今回がビッグチャンスです。11月23日(日)までに、各都道府県の予選が行われて代表校が出揃うスケジュールが組まれています。
果たして、どんな学校が記念大会の出場権を手にするのか、夏合宿を経て進化したチームが激突する各地区大会、北海道では9月からスタートする花園への出場をかけた戦いが始まります。
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