2025年の日本国内女子ゴルフツアーのメジャー最終戦、ツアーの最終戦でもある「JLPGAツアーチャンピオンシップ」は、11月27日(木)から11月30日(日)の4日間、宮崎県にある「宮崎カントリークラブ」で開催されます。2024年は「桑木 志帆選手」が優勝を果たしています。
日本の女子ゴルフの予選カットラインは大会の出場者数によって違いますが、日本女子プロゴルフ選手権は出場予定者数が132名で、予選カットラインが60位タイで設定されています。
「JLPGAツアーチャンピオンシップ」はランキング上位40名しか出場が出来ない大会ですので、予選カットはありません。前週の「大王製紙エリエールレディスオープン」までに2026年のシード権と「JLPGAツアーチャンピオンシップ」への出場できる選手が決まります。
2025JLPGAツアーチャンピオンシップ予選カットが無い!
ゴルフは自然が相手のスポーツですので、天候に左右されますし、予選ラウンドのスタートが午前スタートか午後スタートもよっても気候が変わり、それがスコアに反映されてしまうスポーツです。
日本女子ゴルフ「JLPGAツアー」の予選カットラインをおさらいしてみましょう。120人未満の大会では「50位タイ」まで、144人未満の大会では「60位タイ」まで、そして144人以上の大会では「70位タイ」までと決まっていますが、大会によって違う場合もあります。
最終戦となる「JLPGAツアーチャンピオンシップ」だけは予選カットが無い大会ですので、安心して4日間戦えます。もちろん高額賞金の大会ですので1つでも上の順位でフィニッシュしたいところです。
2015年以降JLPGAツアーチャンピオンシップの優勝者とスコアは?
2015年以降の「JLPGAツアーチャンピオンシップ」の優勝者と優勝スコア、そして2位との差を調べてみました。
2024年「桑木志帆選手」優勝スコア12アンダーで2位と1打差
2023年「山下美夢有選手」優勝スコア10アンダーで2位と3打差
2022年「山下美夢有選手」15アンダーでプレーオフの末優勝
2021年「三ヶ島かな選手」優勝スコア11アンダーで2位と4打差
2020年「原英莉花選手」優勝スコア10アンダーで2位と2打差
2019年「ペ・ソンウ選手」優勝スコア11アンダーで2位と4打差
2018年「申 ジエ選手」11アンダーでプレーオフの末優勝
2017年「テレサ・ルー選手」優勝スコア15アンダーで2位と4打差
2016年「キム・ハヌル選手」優勝スコア9アンダーで2位と1打差
2015年「申 ジエ選手」優勝スコア7アンダーで2位と6打差
優勝した選手を見ると、2019年までは海外の選手が優勝を重ねていましたが、2020年の原英莉花選手以降は日本人選手が5年続けて優勝を果たしています。日本人選手の実力も世界基準になってきた証ではないでしょうか。
優勝スコアは10アンダー前後で、2位との差は僅差の場合が多く、ここ10年でプレーオフは2回のみという結果です。
JLPGAツアーチャンピオンシップの大会情報
宮崎県宮崎市にある「宮崎カントリークラブ」で行われる「JLPGAツアーチャンピオンシップ」の賞金総額は「1.2億円」で優勝賞金は「3,000万円」です。
毎年「宮崎カントリークラブ」で開催されています。冠スポンサーは2001年から「リコー」で「ツアーチャンピオンシップリコーカップ」という大会名になっています。
1990年から1999年までは「明治乳業カップ」、1979年から1989年は「レディーボーデンカップ」という大会名です。1979年から1983年の5年間で「涂 阿玉選手」が3回も優勝しています。
歴代の優勝者は、その時代で大活躍した選手が名を連ねています。森口祐子プロや大迫たつ子プロ、平瀬 由美プロなどは、この大会で2勝以上挙げている日本女子ゴルフ界のレジェンドです。
不動裕理選手と古閑美保選手は、それぞれ2連覇を達成しています。最近では2022&2023年に連覇した「山下美夢有選手」の活躍も記憶に新しいですね。
JLPGAのサイトには各大会の詳細が載っていますので、是非興味のある方はご覧になって下さい。アメリカに活躍の場を移した日本人選手がたくさん居ますが、まだまだ国内女子ツアーにも魅力がある選手がたくさんいますので、若手にも中堅選手にもベテラン選手にも頑張って欲しいと思います。
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