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世界の祝祭日情報『韓国』編!旧正月や旧暦で変わる祝日情報も!

世界の祝祭日情報

海外と取引をしていると、とても重要になってくるのが取引相手となる国の祝祭日情報です。海外旅行を予定している方も事前に祝祭日情報がわかれば、予定も組みやすいと思います。そこで世界各国の祝祭日情報を地域ごとに調べてみました。

今回は『韓国』の祝祭日情報をお伝えします。祝日になった由来も合わせてお伝えします。

世界の祝祭日情報韓国編!

日本から一番近い国の一つ『韓国』、弾丸ツアーで週末旅行も出来る韓国の祝日について調べてみました。旧暦で決まる祝日は、毎年お休みの日が変わる『移動祝日』で、年間3日ほどあります。日本と同じ『春分の日』や『秋分の日』以外に、旧暦のお正月は中国同様に長いお休みを取ります。2024年の年間祝日スケジュールをご紹介します。

1月1日 月曜 新年 New Year’s Day

2月9~11日 金曜~日曜 ソルラル(旧正月)(移動祝日) Seollal

2月12日 月曜 振替休日(ソルラル) Independence Movement Day

3月1日 金曜 独立運動記念日(三・一節) Independence Movement Day

5月5日 日曜 こどもの日 Children’s Day

5月6日 月曜 振替休日(こどもの日) Children’s Day

5月15日 水曜 釈迦誕生日(移動祝日) Buddha’s Birthday

6月6日 木曜 戦没者慰霊日(顕忠日) Memorial Day

8月15日 木曜 解放記念日(光復節) Liberation Day

9月16~18日 月曜~水曜 秋夕(チュソク、旧8月15日)(移動祝日) Chuseok

10月3日 木曜 建国記念日(開天節) National Foundation Day

10月9日 水曜 ハングルの日 Hangeul Proclamation Day

12月25日 水曜 クリスマス Christmas Day

韓国の祝日は歴史と文化が詰まった日、その由来と過ごし方

韓国には、歴史的な背景や伝統文化が深く根ざした様々な祝日があります。今回は、そんな韓国の祝日を4つピックアップし、それぞれの由来や過ごし方について詳しくご紹介します。韓国旅行を計画している方や、韓国文化に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

1. 旧正月(ソルラル) – 家族と過ごす大切な時間

旧暦の元日であるソルラルは、韓国人にとって最も重要な祝日の一つです。家族が集まり、先祖を敬い、一年の無事を祈る伝統的な行事を行います。ソルラルの起源は、古代朝鮮の年始祭にまで遡ります。農耕民族であった朝鮮の人々は、新しい年の始まりを祝い、豊作を祈願しました。時代とともに形を変えながらも、家族の絆を深める大切な行事として今日まで受け継がれています。ソルラルの朝は、家族揃って祭壇に供え物をし、先祖に敬意を表します。その後、トックク(餅スープ)を食べて一歳年をとったことを祝い、家族みんなで集まって食事を楽しみます。セベッ(年配者への挨拶)やチャレ(茶礼)など、伝統的な儀式を行う家庭もあります。

2. 三一節(サミルジョン) – 韓国独立運動の記念日

3月1日は、韓国の独立運動を記念する三一節です。1919年3月1日、朝鮮人たちが日本からの独立を要求し、平和的なデモを行いました。第一次世界大戦後の民族自決の機運が高まる中、朝鮮の人々は独立を切望しました。しかし、日本による弾圧は厳しく、多くの犠牲者が出ました。三一節は、韓国の人々が自由と独立を求めた歴史的な出来事を記念する日です。 三一節には、全国各地で記念式典が行われます。学校や地域社会では、独立運動の歴史を学び、平和の大切さを再確認する機会となります。また、この日は多くの国民が家族や友人と過ごし、独立を勝ち取った先人たちに感謝の気持ちを捧げます。

3. 顕忠日(ヒョンチュンイル) – 国のために殉職した人々を悼む日

6月6日は、国のために殉職した人々を悼む顕忠日です。戦争で命を落とした兵士や、国家のために尽くした人々の霊前に供え物をし、冥福を祈ります。朝鮮戦争をはじめとする数々の戦争で、韓国は多くの犠牲者を出しました。顕忠日は、これらの犠牲者を決して忘れないという国民の誓いを新たにする日です。顕忠日には、国民が国公営の墓地を訪れ、献花を行います。学校では追悼式が行われ、学生たちは国歌斉唱や黙祷を捧げます。また、テレビでは特番が放送され、戦争の悲惨さや平和の大切さが訴えられます。

4. 秋夕(チュソク) – 家族で団欒し、感謝の気持ちを伝える日

秋夕は、旧暦8月15日に行われる韓国最大の祭日の一つです。収穫を祝い、家族が集まって団欒を楽しみます。秋夕の起源は、古代朝鮮の収穫祭にまで遡ります。農耕民族であった朝鮮の人々は、一年間の収穫を祝い、神々に感謝を捧げました。秋夕には、ソンピョン(お餅)作りやチャレなど、伝統的な行事が行われます。家族で実家に帰り、先祖の墓参りをすることも一般的です。また、秋夕の夜には、家族みんなで集まって食事を楽しみ、月見をする風習もあります。

他にも55日は日本と同じ『こどもの日』(オリニナル)、お釈迦さまの誕生日を祝う『釈迦誕生日』(ソッカタンシンナル)は旧暦の48日(2024年は515日)、日本の植民地支配から解放されたことを記念した光復節(クァンボクチョル)も祝日になります。歴史にちなんだ祝日が多い事がわかりましたね。

まとめ

韓国の祝日は、単なる休日ではなく、歴史や文化を学ぶ貴重な機会です。それぞれの祝日には、深い意味と背景があり、韓国人の心の奥底に根ざしています。韓国旅行の際には、これらの祝日に合わせて訪れると、より一層韓国の魅力を感じることができるでしょう。

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