「あなたの誕生花は何ですか?」12月25日から27日生まれの方へ贈る、とっておきのプレゼント。それは、あなただけの【誕生花】かもしれません。この花図鑑では、【誕生花】とその【花言葉】を、美しいイラストとともにご紹介します。
【英名】や【由来】、そして【花の特徴】まで、あなたの知らない【誕生花】の魅力をたっぷりとお伝えします。冬の寒さを忘れさせてくれるような可憐な花や、希望を象徴する力強い花など、個性豊かな【誕生花】があなたを待っています。
自分自身のことをもっと深く知りたい方、大切な人へのプレゼントを探している方、ぜひこの【花図鑑】を覗いてみてください。きっと、あなたにとって忘れられない【花】との出会いがあるはずです。
サイトによって誕生花が違いますので、その中から代表的な花をご紹介します。誕生日花は厳密に決められているわけではありませんので複数の花が存在します。
12月25日の誕生日花〜「ポインセチア」
12月25日の誕生日花は「クリスマスパレード」「バラ」「ヒイラギ」「ポインセチア」「ブルーデージー」「クリスマスローズ」など、やはりクリスマスにちなんだお花になっています。今回はこの中から皆さんも良くご存知の「ポインセチア」をご紹介します。
「ポインセチア」の最大の特徴は、鮮やかな赤(または白やピンク)の部分は、実は花びらではなく「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変化したものです。本当の花は、その苞の中心に集まっている、小さくて黄色い粒状の部分です。花びらはなく、ほとんど目立ちません。
「ポインセチア」は、苞の赤、葉の緑、そして茎を切ると出る樹液の白の3色で構成されています。この「赤・緑・白」は、キリスト教においてクリスマスを象徴する色になりますね。
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- 赤: キリストの血、愛、情熱。
- 緑: 永遠の命、希望。
- 白: 純潔、清らかさ。
「 ポインセチア」は、メキシコや中米の温暖な高地が原産です。「ポインセチア」という名前は、1820年代にメキシコ初代駐米大使を務めていたジョエル・ロバーツ・ポインセット(Joel Roberts Poinsett)氏が、この植物をアメリカに紹介した功績を記念して名付けられました。
「 ポインセチア」の花言葉は「祝福する聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」などがあります。原産地のメキシコで「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれ、古くからクリスマスの装飾に使われていました。この伝統と、キリスト教圏で祝祭を象徴する色を持つことから「祝福する聖夜」が付けらられました。
ポインセチアの苞(ほう)が星のように放射状に広がる形が、イエス・キリストの誕生を知らせた「ベツレヘムの星」になぞらえられたことから「祝福する聖夜」が、鮮やかな赤い苞の色が、情熱的で燃えるような心や深い愛を連想させることから「私の心は燃えている」が付けられたそうです。
ポインセチアは色によっても花言葉が分かれ、クリスマスの象徴としての意味を強化しています。
- 赤: 祝福する、聖夜、私の心は燃えている(情熱的な愛の象徴)
- 白: 慕われる人、あなたの祝福を祈る(純潔や清らかさの象徴)
- ピンク: 思いやり、清純(優しさや愛情の象徴)

12月26日の誕生日花〜「リュウノヒゲ」
12月26日の誕生日花は「リュウノヒゲ」「ガーデンシクラメン」「ブバルディア」「ノースポール」などで、この記事では「リュウノヒゲ」についての情報をお伝えします。
「リュウノヒゲ」この和名の由来は、その細長く濃い緑色の葉が密集して茂る様子が、龍のあごひげのように見えることから名付けられました。学名の「Ophiopogon」も、ギリシャ語の「ophis(ヘビ)」と「pogon(ひげ)」の組み合わせであり、「ヘビのひげ」を意味します。これは龍と同じく、細長い葉から連想されたものです。
日本の庭園や公園で、石の周りや敷地の縁取りによく使われる小さなボール状にまとまる品種は、「タマリュウ(玉竜)」と呼ばれています。このタマリュウは、リュウノヒゲの葉が短く、地面を這うように密生するよう品種改良されたもので、タマリュウの方が背丈が低く、より密に地面を覆うため、グランドカバーとして重宝されています。
「 リュウノヒゲ」の根の一部が肥大した塊根(かいこん)は、乾燥させて生薬として用いられます。この生薬は「麦門冬(ばくもんどう)」と呼ばれ、漢方薬の材料として知られています。主に鎮咳(咳止め)、去痰、そして滋養強壮などの目的で利用され、「麦門冬湯」などの漢方薬に配合されます。
「 リュウノヒゲ」の花言葉は、「変わらぬ想い」「不変の心」「深い思いやり」「強い意志」などがあります。この花は非常に丈夫で、日陰や乾燥にも強く、一年中青々とした葉を保つ常緑の性質を持っています。その変わらない姿と強い生命力が、「変わらぬ想い」という花言葉の由来となりました。
「変わらぬ想い」と同様に、過酷な環境でも揺るがない強靭な性質が、不動で揺るぎないとされ「不変の心」が、グランドカバーとして地表を密に覆い、土壌の保護や雑草の抑制など、縁の下の力持ちとして周囲の環境を整える地道で献身的な役割から、「深い思いやり」が、。地中にある根が肥大した塊根に水分や栄養を蓄え、厳しい状況でも生き抜く強い力を持っていることから、「強い意志」が付けられたそうです。

12月27日の誕生日花〜「ヒイラギ」
12月27日の誕生日花は「ヒイラギ」「パンジー」「パフィオペディルム」「ヤツデ」「レオノチス」「サイネリア」などがあり、これらの中から「ヒイラギ」のトリビアや花言葉などをご紹介します。
「ヒイラギ」、その和名の由来はその葉の縁にある鋭いトゲに触れると「チクチクと痛みを感じる(疼く)」事から来ています。この「疼ぐ(ひいらぐ)」という動詞が名詞化され、「ヒイラギ」となりました。
ヒイラギの葉のトゲは、枝が若いうちや、地面に近い低い位置にある葉ほど鋭く目立ちます。ただし、木が成長して樹高が高くなると、トゲのない丸みを帯びた葉に変化していく性質があります。これは、低い位置の葉は動物に食べられないようにトゲで武装していますが、高くなって動物の口が届かなくなると、葉の防御が必要なくなるためだと考えられています。
日本の伝統的な行事である節分では、ヒイラギの枝に焼いたイワシの頭を刺して、家の玄関に飾る「柊鰯(ひいらぎいわし)」という風習があります。これは、 ヒイラギの鋭いトゲが鬼の目を突き刺し、家に入れないようにする魔除けの役割を果たすと言われています。また、イワシを焼く際の強烈な臭いも、鬼を遠ざける効果があるとされています。
クリスマスに使われる「セイヨウヒイラギ(クリスマスホーリー)」と日本の「ヒイラギ」は、どちらも葉にトゲがありますが、植物分類学上は全く別のグループです。 日本のヒイラギは秋にキンモクセイに似た白い花をつけ、夏に黒紫色の実をつけます。一方、セイヨウヒイラギは冬に赤い実をつけます。
「ヒイラギ」の花言葉は「用心深さ」「先見の明」「保護」「歓迎」などがあります。ヒイラギの持つ鋭いトゲが、外敵や災厄から身を守るため「用心深さ」や「先見の明」が、を象徴することからつけられました。
節分の時にイワシの頭をヒイラギの枝に刺して玄関に飾るという風習があり、鬼(邪気)が家に入るのを防ぐという魔除けになる事から「保護」が、その丈夫さから生垣として使われることが多く、家や敷地の境界線を示す植物として、訪問者を迎える意味合いが込められている事から「歓迎」という花言葉が付けられました。

12月25日から12月27日の誕生日花まとめ
誕生日花を調べてみると、それぞれの日毎に複数あったり見るサイトによって違ったりで、本当は何の花?と戸惑う事もあります。今回は複数のサイトから情報を入手してこの記事を作成しました。自分の気持ちを花言葉で伝えてみませんか?
その花言葉に込められた思いが伝わるように・・・・。12月25日から27日までの誕生日花は、冬を象徴するお花たちです。

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