「慢性的な国道357号や湾岸道路の渋滞、一体いつになったら解消されるんだろう…」千葉県や東京都にお住まいの方なら、一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか。
そんな中、期待されているのが新湾岸道路の建設です。一体、新湾岸道路はいつ完成するのか?そして、長年の課題である国道357号と湾岸道路の慢性渋滞を解決する一手となるのでしょうか?
この記事では、新湾岸道路の最新の完成予定時期や、その建設がもたらす交通状況への影響について徹底的に解説します。
慢性渋滞に悩むドライバーの皆さんは必見です。ぜひ最後まで読んで、未来の交通状況への期待を膨らませてください。
結論!新湾岸道路の完成時期は?最新情報をお届け!
最速で2027年に事業スタートされると言われている「新湾岸道路」は、慢性的に渋滞している「国道357線」や「湾岸道路」の渋滞緩和に繋がる道路として期待大な高速道路です。
気になるのはその開業時期ですが、計画決定から20~30年程度掛かってしまいますので、2027年に計画決定した場合は、完成が2050年から2060年になります。
東京湾の一番海に近いルーツであれば、街中のように用地買収に時間を要することはあまり無いと思いますが、用地買収が順調に進み工事が着工になれば早ければ2年、長いものだと7〜8年後に完成となります。
新湾岸道路の予想ルートは?
東京外環自動車道と現在の湾岸道路(国道357号線)が繋がる「高谷JCT」が新湾岸道路の起点になりそうです。
「高谷JCT」からそのまま海沿いに突き抜けて、東京湾の縁を房総半島方面に向かい「市原IC」周辺か「蘇我IC」周辺が終点になる計画です。どちらかのインターチェンジで館山道路と繋がるのではないかと思います。
千葉県内の東京湾沿いはすべて埋立地で、現状は工場や倉庫が立ち並んでいます。この新湾岸道路が完成すれば京浜工業地帯を走る高速のように、美しい夜の景色が堪能できるのではないでしょうか。
現状の東京千葉間ルートバリエーションは?
川崎・横浜方面から房総半島へは、今まで通りアクアライン利用が1番の近道ですが、東京都内から房総半島へは湾岸道路か京葉道路の2択が現状です。
成田方面へ行かれる方は、北総公団鉄道沿に作られている「国道464号線」も時間帯によってはスムーズに行く事ができますし、茨城県や香取市方面に行かれる方は渋滞する国道51号線よりも利根川沿を走る、「356号線」の方が渋滞は少ないです。
目的地によっては湾岸道路や京葉道路以外にも走る道路の選択肢はありますので、ナビの情報だけに頼らずご自身でルートを決められたら良いと多います。いつもと違う道を走るのも楽しいですよ。
慢性渋滞は解消される?新湾岸道路がもたらす交通への影響
平日は上りも下りも渋滞の時間が長く、土日祝日も朝の下りと夕方以降の上りがいつも渋滞している京葉道路と湾岸道路です。千葉県は、古くからの街道があり、東京西部のように道路整備がしずらく幹線道路も常に渋滞しています。
今まで渋滞など全くなかった道路も裏道として使っていた道路も、右折レーンが無かったり、道が細かったりで、新たな渋滞ポイントが増えているのが現状です。
いつ完成するのか?現状ではまだまだ不透明な「新湾岸道路」ですが、完成すれば東京と千葉を結ぶ3つめの大きな高速道路になりますので、確実に渋滞緩和に繋がるでしょう。中途半端に片道2車線で作らず、片道3車線もしくは片道4車線で作れば、本当に渋滞解消の道路になると思います。
さらに神奈川県と千葉県を結ぶ第2アクアラインや第3アクアラインが出来ると更なる渋滞緩和に繋がると思います。
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