2025年のアメリカ女子ゴルフ「LPGA」のメジャー3戦目になる「KPMG女子PGA選手権」(全米女子プロゴルフ選手権)は、6月19日(木)から6月22日(日)の4日間、アメリカのテキサス州にある「フィールズランチ イースト」で開催されます。2024年はベテランの「エイミー・ヤン選手」が優勝を飾った大会です。
今年も多数の日本人選手が出場されると思いますが、果たして予選カットラインのスコアはどれくらになるのでしょうか?決勝ラウンドに進出し、栄冠を掴むのは誰なのか、その行方を占う上で、予選カットラインとその予想スコアは重要な指標となります。
この記事では、過去のデータやコースの難易度などを徹底的に分析し、2025年のKPMG女子PGA選手権の予選カットラインを大胆に予想します。
また、65位タイまでが進出できるというルールを踏まえ、予想スコアについても詳しく解説。
ぜひこの記事を読んで、2025年のKPMG女子PGA選手権の熱い戦いをより深くお楽しみください。
KPMG女子PGA選手権は、1955年から開催されている「全米女子プロゴルフ選手権」の事で、アマチュア選手は参加できない大会です。
2025KPMG女子PGA選手権予選カットラインは?65位タイの予想スコアを公開!
ゴルフは自然が相手のスポーツですので、天候に左右されますし、予選ラウンドのスタートが午前スタートか午後スタートもよっても気候が変わり、それがスコアに反映されてしまうスポーツです。
アメリカ女子ゴルフの予選カットラインについておさらいしてみましょう。アメリカ男子ゴルフツアーはメジャー大会を除き「65位タイ」までが予選通過出来ます。アメリカ女子ゴルフツアー「LPGA」もこれにならって2023年から予選カットラインが「70位タイ」から「65位タイ」に変更されました。
過去10年間の予選通過ラインの平均は「2.6オーバーパー」ですので、天候にもよりますが「3オーバー」前後が予選カットラインになると予想します。予選ラウンド2日間はイーブンパーを目指す戦いになるでしょう。
2025KPMG女子PGA選手権日本人出場選手は?
2025年「KPMG女子PGA選手権」の出場権がある日本人選手は「竹田麗央選手」「笹生優花選手」「西郷真央選手」「渋野日向子選手」「古江彩佳選手」「山下美夢有選手」の6人です。
他は今後の成績次第でランキング上位に入るか、指定の大会で上位に入れば出場権が得られますので、また情報が入り次第この記事でお伝えします。
何人の日本人選手が出場して、誰が活躍を見せてくれるか楽しみです。2025年シーズンは武田選手や西郷選手、そして岩井千怜選手が既に優勝を飾っていますのできっと優勝争いに絡む日本人選手がいるでしょう。
2020年から2024年までのKPMG女子PGA選手権予選カットラインは?
2020年から2024年まで「KPMG女子PGA選手権」の予選カットライン「65位タイ」のスコアを調べてみました。2022年までは「70位タイ」でした。
2024年〜144名が出場、予選カットライン4オーバーで60位タイまでの82人が予選通過
2023年〜144名が出場、予選カットライン2オーバーで61位タイまでの73人が予選通過
2022年〜144名が出場、予選カットライン3オーバーで60位タイまでの65人が予選通過
2021年〜145名が出場、予選カットライン1オーバーで58位タイまでの66人が予選通過
2020年〜144名が出場、予選カットライン9オーバーで64位タイまでの74人が予選通過
天候や開催されるコースの難易度にもよりますが、2オーバー前後が「KPMG女子PGA選手権」の予選カットラインになりそうです。ただし風が強く吹いたり悪天候の場合は4オーバー以上になる事も考えられます。
2015年から2019年までのKPMG女子PGA選手権の予選カットラインは?
2015年から2019年までのKPMG女子PGA選手権の予選カットラインを見てみましょう。
2019年〜144名が出場、予選カットライン1オーバーで64位タイまでの72人が予選通過
2018年〜144名が出場、予選カットライン1オーバーで55位タイまでの65人が予選通過
2017年〜144名が出場、予選カットライン1アンダーで65位タイまでの77人が予選通過
2016年〜145名が出場、予選カットライン1オーバーで63位タイまでの75人が予選通過
2015年〜144名が出場、予選カットライン5オーバーで59位タイまでの73人が予選通過
過去10年間は2017年の1アンダーを除くと、予選カットラインがオーバーパーですので、いかにメジャー大会のコースセッティングが難しいかを証明するスコアになっています。2025年の予選カットラインも2〜3オーバーで、悪天候の場合は5オーバー以上になるかもわかりませんね。
2015年以降、KPMG女子PGA選手権の優勝者は?
2024年「エイミー・ヤン」
2023年「イン・ルニオン」
2022年「チョン・インジ」
2021年「ネリー・コルダ」
2020年「キム・セヨン」
2019年「ハンナ・グリーン」
2018年「パク・ソンヒョン」
2017年「ダニエル・カン」
2016年「ブルック・ヘンダーソン」
2015年「パク・インビ」
「KPMG女子PGA選手権」過去10年間の優勝者は、韓国勢が強いという結果になっています。日本人の名前を歴史に刻んで欲しいと願っています。
KPMG女子PGA選手権の大会情報
KPMG女子PGA選手権=全米女子プロゴルフ選手権(Women’s PGA Championship)は、1955年に始まった女子プロゴルフのトーナメントで、LPGAツアーの5つのメジャートーナメントの一つです。
ただし、欧州女子ツアーではアメリカで開催される3つのメジャートーナメント(シェブロンチャンピオンシップ、全米女子プロゴルフ選手権、全米女子オープン)は、メジャーとしては認められていません。
元々は「LPGAチャンピオンシップ(LPGA Championship)」として知られていましたが、2014年にLPGAはアメリカPGAとの提携を発表し、2015年から「全米女子プロゴルフ選手権(Women’s PGA Championship)」として名称を変更しています。
これにより、全米オープンと全米女子オープンのように、男子のプロゴルフ選手権と対になるトーナメントとなりました。
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