ふかふか、ホクホクのポテトは、ハンバーガーの定番サイドメニューです。でも、あなたはポテトの原産地についてどれくらい知っていますか?世界中で愛されるハンバーガーのポテトは、一体どこで作られているのでしょうか?
この記事では、ハンバーガーポテトの原産地を深堀り。意外な事実が続々登場します!原産地によって、ポテトの品種や味が大きく異なることをご紹介します。あなたの好きなハンバーガーのポテトは、一体どこから来たポテトが使われているのか、一緒に探求してみましょう。
1、マクドナルドのポテト原産地は?
マクドナルドのポテトの産地は、北米のアメリカ合衆国<ワシントン州>や<オレゴン州>そしてカナダのアルバータ州にある農場で作られています。ポテトの品種は『ラセットバーバンク』で古くからアメリカで栽培されているじゃがいもです。
その特徴は1個1個のサイズが大きい事です。何故大きい方が良いかというとタテにカットすれば、そのまま良い長さのポテトになるからです。この『ラセットバーバンク』というじゃがいもは、日本の気候では育ちにくいという事があるので、北米から輸入しているそうです。
日本に輸入する前に現地でカット&素揚げをした後、冷凍して日本に送っています。そしてそれを店頭のフライヤーで揚げてお客様に提供しています。
ポテトの原価はものすごく安いようなのでマクドナルドとしては、ドル箱アイテムです。ポテトが全サイズ250円で売っても利益が出る構図のようです。
2、ケンタッキーのポテト原産地は?
ケンタッキーフライドチキンのポテト産地は、マクドナルドと同じ北米のアメリカとカナダ産のじゃがいもに加えてヨーロッパのベルギーやオランダ、フランス産が使われています。
太めのポテトが特徴のケンタッキーポテトの秘密は、塩を振りかけているのではなくじゃがいも自体にコーティングする事で、1つ1つの塩味が均一になり全ての味が同じにになるというこだわりです。残念ながらポテトの品種情報はありません。ケンタッキーフライドチキンを食べるときは、この太めのポテトとコールスローサラダが欠かせない私です。
3、モスバーガーのポテト原産地は?
モスバーガーのポテトの産地は、ケンタッキーとほぼ同じでアメリカとカナダ、そしてオランダの3カ国が主な産地になります。それぞれの国で加工をして、日本に輸出しています。
モスバーガーのポテト、味の決め手は塩で「生命の塩」とも呼ばれるパタゴニア・ソルトが使われています。揚げる油にもこだわっていて、キャノーラ油をベースに、パーム油をブレンドした植物性オイルで、何と『ビタミンE』が配合されている栄養機能食品なんです。
少しは背徳感が薄れて思う存分食べることが出来ますね。2023年からはMサイズが増えて、食べたい量を注文できるようになっています。じゃがいも本来の味を楽しめるモスバーガーのポテト、マックやケンタッキーとはまた違ったフライドポテトを味わってみて下さい。
4、バーガーキングのポテト原産地は?
バーガーキングのポテトの産地はアメリカ、オランダ、ベルギーの欧米諸国に加えて中国産のじゃがいもも使われています。塩なしの希望も出来るそうなので、お店で注文する時に『塩なしで』と注文して下さい。
絶妙なサイズ感と味付け、そしてかりっとした食感とほくほくの食感の両方を味わえる絶品ポテトを味わえるのはバーガーキングのポテトです。
5、ロッテリアのポテト原産地は?
ロッテリアのポテトの原産地は、アメリカのみです。サイズが大きくフレンチフライポテトに最適なアメリカ産ラセット種のじゃがいもを主に使用しています。高温で揚げることで、表面はカリッと中はホクホクなポテトです。
このラセット種のジャガイモの特徴は、中型から大型のサイズでカットしやすく、楕円形または少し平らな長方形の形をしているのが特徴です。薄茶色や褐色の網目模様の皮と、白色や淡黄色の身をしています。マイルドな土の風味があり、糖分の量は中程度のじゃがいもです。
まとめ
どのハンバーガーチェーンのポテトもアメリカやカナダの北米産が多く、ヨーロッパではベルギーやオランダ産が多く使われています。バーガーキングのみ欧米以外の中国産も併用して使っています。
じゃがいもとお塩、そして油のみを使うフライドポテトですが、お店ごとに味が違うのも興味深い事ですね。
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