海外と取引をしていると、とても重要になってくるのが取引相手となる国の祝祭日情報です。海外旅行を予定している方も事前に祝祭日情報がわかれば、予定も組みやすいと思います。
そこで世界各国の祝祭日情報を地域ごとに調べてみました。今回はオセアニアのオーストラリアとニュージーランドの祝祭日情報をお伝えします。祝日になった由来も合わせてお伝えします。
世界の祝祭日オーストラリア編
オーストラリアの祝祭日は、国が定める日が『8日』あります。これ以外に各州や地域ごとに定められた祝日があります。州によって日数が違いますが、３〜4日程度の週が多いです。ノーザンテリトリーやタスマニア州などは、特に公共サービス機関がお休みになる日が多いので注意しましょう。
＜1月1日〜New Years Day＞日本の元旦と同じ、1月1日は世界中ほとんどの国がお休みになります。
＜1月26日〜Australia Day＞日本でいう建国記念日です。1788年にイギリスのアーサー・フィリップが、現在のシドニー湾に旗を立てて、当時の大英帝国の植民地であることを宣言したことから来ています。
＜3月末〜4月〜Easter＞イースターの日にちは月の満ち欠けを基準として決められているため、毎年祝日の日付も異なります。Good Friday(金曜日)、土曜日 (Holly Saturday/Easter Eve)、日曜日 (Easter Sunday)、月曜日 (Easter Monday)という4日間の休みとなっており、大型連休の一つです。日本でいうゴールデンウィークのような連休です。
＜4月25日〜ANZAC Day＞第一次世界大戦の最中であった1915年4月25日、オーストラリア・ニュージーランド連合軍(ANZAC)はトルコのガルポリに上陸。その後8ヶ月間におよぶ上陸作戦が展開され、8,700名以上の兵士が命を落とす激戦となりました。アンザックデーとは元々、この戦いを記念して作られたものですが、現在では戦争で命を落とした全ての人たちや、残された人たちを悼むという日になってきているようです。
＜6月第2土曜日〜Queen’s Birthday＞イギリスのエリザベス女王（Queen Elizabeth II）の誕生を祝う日。エリザベス女王の実際の誕生日は4月21日ですが、イギリスでは実際の誕生日とは別に、公式に祝うための誕生日を別に持つことがある為、国によってQueen’s Birthdayの日が違います。
＜12月25日〜Christmas Day＞キリスト教徒の祝日で、イエス・キリストの生誕を祝います。
＜12月26日〜Boxing Day＞スポーツのボクシングとは全く関係はありません。イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ケニア・南アフリカ共和国・香港・トリニダード・トバゴ・ナミビア・ベリーズなどの英連邦でよく見られるキリスト教に由来した休日です。土日曜とうまく絡めば、大型のクリスマス休暇になります。
オーストラリアが国が定めた祝日は、他の国よりも少ない印象ですが、週ごとのお休みもあるので、それを加味すれば
他の国と同じ程度の日数になります。オーストラリアには、歴史的な出来事や文化を背景にした様々な祝日があります。今回は、代表的なオーストラリアの祝日とその由来について、解説しました。オーストラリアの祝祭日は、他の国々と比べて『8日』と少なめです。
世界の祝祭日ニュージーランド編
ニュージーランドの祝日は年間で『11日』あり、ざっくりと月1回ペースです。オーストラリア同様、国が定めたお休み以外にも州や地域ごとに決められたお休みが多いのも特徴です。
＜1月1日〜New Years Day＞日本の元旦と同じ、1月1日は世界中ほとんどの国がお休みになります。
＜1月2日〜Day after New Years Day＞日本の元旦と同じ、1月1日は世界中ほとんどの国がお休みになります。
＜2月6日〜Waitangi Day＞1974年から毎年2月6日は「ワイタンギ・デー」として、ワイタンギ条約締結を記念する祝日となっています。
＜3月末〜4月〜Easter＞イースターの日にちは月の満ち欠けを基準として決められているため、毎年祝日の日付も異なります。Good Friday(金曜日)、土曜日 (Holly Saturday/Easter Eve)、日曜日 (Easter Sunday)、月曜日 (Easter Monday)という4日間の休みとなっており、大型連休の一つです。日本でいうゴールデンウィークのような連休です。
＜4月25日〜ANZAC Day＞第一次世界大戦の最中であった1915年4月25日、オーストラリア・ニュージーランド連合軍(ANZAC)はトルコのガルポリに上陸。その後8ヶ月間におよぶ上陸作戦が展開され、8,700名以上の兵士が命を落とす激戦となりました。アンザックデーとは元々、この戦いを記念して作られたものですが、現在では戦争で命を落とした全ての人たちや、残された人たちを悼むという日になってきているようです。
＜6月第1月曜日〜Queen’s Birthday＞イギリスのエリザベス女王（Queen Elizabeth II）の誕生を祝う日。エリザベス女王の実際の誕生日は4月21日ですが、イギリスでは実際の誕生日とは別に、公式に祝うための誕生日を別に持つことがある為、国によってQueen’s Birthdayの日が違います。
＜6月〜7月〜Matariki＞先住民マオリ族の言葉であるマオリ語で、“プレアデス星団”のことを指します。プレアデス星団は日本語で「すばる」とも呼ばれています。
このプレアデス星団が輝きだす6〜7月を合図に、マオリの人々は新年を祝います。Matarikiの祝日は、『マオリの暦』をもとに決めるため、毎年日付が変わります。ニュージーランド政府は、今後30年間のMatarikiの日付をすでに発表しています。
＜10月の第4月曜日〜Labour Day＞労働者の権利を守るための運動が成功したことを記念する日です。アメリカと同じお休みです。
＜12月25日〜Christmas Day＞キリスト教徒の祝日で、イエス・キリストの生誕を祝います。
＜12月26日〜Boxing Day＞スポーツのボクシングとは全く関係はありません。イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ケニア・南アフリカ共和国・香港・トリニダード・トバゴ・ナミビア・ベリーズなどの英連邦でよく見られるキリスト教に由来した休日です。土日曜とうまく絡めば、大型のクリスマス休暇になります。
日本と違い、国が定めた祝祭日以外に各州や地域毎に、決められた休みが多いのがオセアニアの２国の特徴です。海外旅行や留学などをされる方は、事前に行かれる場所の祝祭日をチェックしましょう。
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