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日本の女子ゴルフプロになる為には?プロテストの詳細や例外も!

スポーツ

2023年のプロテストでは、総勢615名が受験して21名が合格するという、何とも狭き門が日本女子のプロテストです。2024年もJLPGAのプロテストが7月から始まりました。

最初のステップである1次テストは6つの地区で行われて上位に入ったものだけが2次予選に進出します。1次、2次そして最終予選と3回の予選を突破して初めてツアープロになれるという非常に厳しいプロへの道のりです。そんな日本女子ゴルフのプロテストをわかりやすくご紹介していきます。

プロテスト1次予選の詳細

毎年7月にスタートする日本女子ゴルフのプロテストは、6つの会場で争われる1次予選からスタートします。何位までが2次予選に進出できるのかは、予選初日に会場で発表されるまではわかりません。

2023年の結果を見てみると参加人数の3割強の選手が2次予選に進出しています。また1次予選への参加資格は、ハンディキャップ5.0以下の選手ですが証明書は不要なので、あくまで自己申告になります。

プロテスト2次予選の詳細

3つの会場で争われる2次予選。1次予選から勝ち上がってきた選手に加え、前年の最終プロテストに進出した選手も2次予選から出場出来ます。他にもロレックスランキングが、6月末時点で400位以内なおかつ上位30名の選手も出場可能です。

1次予選は、3日間54ホールの戦いですが、2次予選からは4日間72ホールでの戦いになります。3つの会場で2次予選が行われ各会場の上位30名前後が最終予選へと駒を進めます。

プロテスト最終予選の詳細

2023年の最終テストは、101名がプレーしましたので2024年も100名前後がプレーするでしょう。そして20位タイまでに入った選手が、晴れてプロテスト合格になります。

2次予選が免除され最終予選から出場できるのは、ナショナルチームメンバーや世界アマチュアランキング10位までの選手、該当年度の日本女子アマ優勝者、そして日本女子学生優勝者などです。2023年この2次予選免除だったのが7名いました。

この最終予選で『20位タイ』までに入った選手が晴れて『ゴルフプロ』になります。2023年の最終予選は、トップが17アンダーで合格ラインが5アンダーでしたので、今年も同じようなスコアが求められます。

2023年の1次予選参加者が『615名』、1次予選免除が『76名』、1次&2次予選免除が『7名』で総勢698名が予選に参加して合格者が19位タイまでの21名でしたので、何とその合格率は『3%』という非常に狭き門になっています。

最終プロテストの例外は?

7月末時点でロレックスランキングが上位50位までの選手と世界アマチュアランキング上位10名までの選手、過去4年間の日本女子アマチュアゴルフ選手権と日本女子学生ゴルフ選手権の優勝者、日本ジュニアゴルフ選手権の優勝者、そして日本女子オープンゴルフの過去4年間のローアマチュアが、1次&2次が免除され、最終プロテストに出場出来ます。

2024年は臼井麗華プロや脇元華プロの妹も予選に参加!

6会場の先陣を切って始まった2つの1次予選(A地区、F地区)では、今年のアクサレディスin宮崎で初優勝した臼井麗香選手の妹・蘭世選手や、脇元華選手の妹・桜選手も出場されています。まずは、最初の関門を潜り抜けるための熱い戦いが始まりました。

アムンディ エビアンマスターズで優勝した古江彩佳選手が日本でプロになったのは2019年です。アマチュアとして出場した富士通レディスで優勝したためプロテストは免除されましたが、メジャー優勝のわずか5年前のことでした。古江選手の前には、全米女子オープンで2勝目を挙げた笹生優花選手も同じ2019年のプロテストに合格しています。

プロ入り後、あっという間に日本、そして世界の舞台へとステップアップし、大きな結果を出す選手が増えている昨今、狭き門を潜り抜け、どんなニューヒロインが生まれるのか?とても楽しみですね。

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