夏本番が目前の今、スーパーなどではすでにとうもろこしが店頭に並んでいます。とうもろこし本来の甘味を味わう為の、とうもろこしの茹で方をお伝えしていきます。
茹でる場合は薄皮を残しておくと良いと言われていますが、皮なしで売っているものもありますので、皮なしの場合の茹で方やレンチンの方法、またお鍋よりもフライパンがおすすめな茹で方!の理由についても調査しました。
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まずはとうもろこしを選ぶポイントは?
おいしく茹でるためには、とうもろこし選びが重要です。新鮮なとうもろこしを見分けるポイントは、以下の3点です。
- 葉とひげ: 葉がみずみずしく、緑色でピンとしているもの。そしてひげは茶色く、本数が多いものを選びましょう。
- 皮: 皮に張りがあり、ツヤがあるもの。全体がふっくらとしていて、先端まで詰まっているものが良いです。
- 香り: わずかに甘い香りがするものを選んでください。
旬の時期は地域によって異なりますが、一般的には7月から8月頃です。この時期が、とうもろこしの『一番美味しい旬の季節』になります。2024年は昨年に比べて出回るのが早く、比較的安いので買いやすくなっています。
また他の野菜同様で、時間が経てば経つほど鮮度は落ちますので、お店で買ったらすぐに茹でるようにして下さい。
<皮付き茹で>で甘みを引き出す
とうもろこしは、皮付きのまま茹でると甘みを引き出しやすくなります。皮は薄皮1〜2枚残しておくと、茹でる際に水分が逃げにくくなりますので、とうもろこし本来の甘味が失われないという理由からです。
茹で方は、材料がとうもろこし 2本に対してとうもろこしが浸る程度の水を鍋に入れて塩を大さじ1杯から2杯入れて茹でます。塩は水1リットルに対して、大さじ1.5杯が目安になります。茹で時間は10分が目安ですが、品種によって違うので、変わった品種の場合は、お店の方に聞いたりネットで調べて下さい。
茹で終わったらザルなどに取って、冷まして下さい。冷めたらヒゲと薄皮を剥がせば食べられます。冷たい方がお好きな方は、冷蔵庫で冷やしてから食べて下さい。ただし、冷蔵庫保存すると風味は落ちますので、なるべく早く食べてしまいましょう。
茹で上がりを確認するのは、茹でている時に竹串を刺してみて、透明な汁が出たら茹で上がりの合図です。茹でる時に日本酒やお砂糖を入れる方もいます。
これはそれぞれ好みがあるので、大量にとうもろこしが来た時に試してみても良いですね。とうもとこしのサイズは鍋に入りきらないサイズが多いので、フライパンで茹でるのもありですね。
<皮なし茹で>の場合は?
お店では皮付きのまま売っている事が多いのですが、頂きものやたまに皮が剥いたとうもろこしもあります。皮なしで茹でる場合は、皮付きとは違い鍋やフライパンに入るサイズに手で割って下さい。
この茹で方のポイントは『お水をコップ1杯のみ』入れ、塩をひとつまみだけ入れて、強火で3分だけ茹でます。もちろん蓋をしてです。柔らかめがお好きな方は、とうもろこしをひっくり返してさらに1分茹でても良いです。
これだけで十分美味しいとうもろこしが出来上がります。余ったとうもろこしは、アルミホイルで包んで、冷蔵庫に保存しておきましょう、次に食べるときは、このアルミに包んだ状態でバターと醤油を加え、フライパンで焼くと屋台の焼きとうもろこしになりますよ。
電子レンジで手軽に茹でる
時間がない場合は、電子レンジで茹でる方法もあります。本数と皮付き、皮なしでお伝えします。
<皮付き1本>の場合
まずは薄皮を1〜2枚残して皮を剥きます。軽く冷水をかけてからラップに包み、500Wで5分電子レンジで加熱して下さい。ターンテーブル付きの電子レンジの場合は、テーブルの端にとうもろこしを置いて下さい、加熱ムラが防げます。
この間に味付け用の塩水を作っておきます。味付け用に、コップ1杯の水に小さじ1杯の塩を混ぜた塩水を作っておきましょう。レンチンが終わったら根元を少し包丁で切って薄皮を剥きます。
このとうもろこしをジプロックに作っておいた塩水と一緒に入れて5分程度置いておきましょう。軽い塩気がお好みなら3分、しっかりと塩味を付けたいのなら15分がベストです。レンチンした熱いとうもろこしが塩分をしっかりと吸収してくれます。
<皮無し1本>の場合や2本同時の場合
とうもろこしに軽く水をかけて、ラップに包みます。500Wで5分加熱し、あとは皮付き同様で作っておいた塩水と一緒にジプロックに入れて完成です。
2本を同時にレンチンする場合は、なるべく2本のとうもろこしを離してレンジに入れましょう。本数が増えた分、チンする時間も長くなりますので、2本の場合は10分加熱しましょう。
まとめ
とうもろこしは、茹で方によって食感や甘みが変わります。ぜひ、今回紹介した方法を参考に、自分好みの茹で方を見つけて、美味しいとうもろこしを味わってください。
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