今年から始まったシグネチャーイベント大会は、4大メジャー大会とプレイヤーズ選手権に次ぐグレードの大会で、賞金もこれらに次ぐ高額の大会です。今年のシグネチャーイベントは、6月20日(木)から始まる『トラベラーズ選手権』が最後の戦いで、残す大きな大会はパリ五輪前の『全英オープン』のみとなります。
そこで2024米国男子ゴルフの後半戦情報や最終戦までの出場条件、そして昨年から始まったフォールシリーズの内容もお伝えします。
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2024米国男子ゴルフ後半の日程は?
2024年1月4日からスタートした2024年の米国男子ゴルフツアーも、残り12試合を残すのみとなりました。シグネチャーイベントの6月20日から開催される『トラベラーズ選手権』で終了です。
残り3戦は例年通りプレイオフシーズとなりますので、フルフィールドの戦いは、パリオリンピック明けに開催される『ウィンダム選手権』が最後の戦いになります。
『ウィンダム選手権』終了時点のフェデックスポイント70位以内が、次週の『フェデックス・セントジュード選手権』にコマを進めます。次の『BMW選手権』には、ポイント50位以内が出場、最終戦の『ツアー選手権』にはポイント上位30名が出場することになります。
今後のスケジュールをご紹介します。
6/20〜23 『トラベラーズ選手権』〜TPC リバー・ハイランズ($20,000,000)
6/27〜30 『ロケット・モーゲージ・クラシック』〜デトロイトGC ($9,200,000)
7/04〜07 『ジョン・ディア・クラシック』〜TPCディアラン ($7,800,000)
7/11〜14 『ジェネシス・スコットランド・オープン』〜ルネッサンスC($9,000,000)
7/11〜14 『ケンタッキー選手権』〜キーン トレースGC チャンピオンシップコース($4,000,000)
7/18〜21 『全英オープン』〜ロイヤルトゥルーンGC オールドコース(賞金総額未定)
7/18〜21 『バラクーダ選手権』〜タホ マウンテンC オールド グリーンウッド($4,000,000)
7/25〜28 『3Mオープン』〜TPCツイン シティーズ($8,300,000)
8/01〜04 『パリオリンピック男子競技』〜ル・ゴルフナショナル(メダル争い)
8/08〜11 『ウィンダム選手権』〜セッジフィールドCC($7,900,000)
8/15〜18 『フェデックス・セントジュード選手権』〜TPCサウスウインド($20,000,000)
8/22〜25 『BMW選手権』〜キャッスルパインズGC ($20,000,000)
8/29〜9/1 『ツアー選手権』〜イースト・レイクGC (賞金総額未定)
『ツアー選手権』の競技形式が2023年と同じであれば、『BMW選手権』終了時点のランキングによって、スタートのスコアが違います。ランキング1位の選手は-10から、2位の選手は-8からで、26位から30位までの選手がイーブンからスタートする変則的なルールになっています。
昨年は。3位からスタートした『ビクトル・ホブランド』選手が、見事優勝して年間チャンピオンに輝いています。
2024米国男子ゴルフポイントランキング50位以内の重要性
Fedexポイントランキングで50位以内に入る重要性は、既にご存知の方も多いと思いますが改めておさらいをします。50位以内に入ると、すべてのPGAツアーの試合に出場可能で、2023年から始まった年間で8試合ある、シグネチャーイベントと呼ばれる、限られた選手しか出られない大会へも出場できます。
各大会で優勝した選手にも翌年のシードは与えられますが、ランキング50位以内と51位以下では、天国と地獄くらいの差があります。51位以下の選手は、ツアー選手権終了後に始まるフォールシリーズで更なるポイントの上乗せをかけて年末まで戦います。
このシリーズには唯一、日本で開催されるPGAツアー『zozoチャンピオンシップ』も含まれます。50位以内の選手もフォールシリーズに出場は可能ですが、ポイントの上乗せはありません。フォールシリーズ終了時点で70位までの選手がフルシードを獲得し、125位までの選手が来年のシード権を得ることになります。
2024米国男子ゴルフ松山英樹選手はどの試合に出場?
先日、パリオリンピックへの出場表明をした松山英樹選手は、シーズン後半はどの試合に出るのか?予想してみましょう。6月20日から始まる『トラベラーズ選手権』には既に登録済みです。パリ五輪の男子ゴルフ競技の日程が8月1日〜4日ですので、五輪を挟んだ前後の、どの大会に出るのかがポイントです。当然、今年最後のメジャー大会である7月18日から始まる『全英オープン』には出場するでしょう。全英オープン前に出場するのであれば、リンクスコースに慣れるために『ジェネシス・スコットランド・オープン』が有力です。パリオピンピック以降は、プレイオフシリーズが『フェデックス・セントジュード選手権』から3試合続くので、この3試合にも出場するでしょう。松山英樹選手が出場する試合予想を、末尾の丸印と赤文字でご紹介します。
6/20〜23 『トラベラーズ選手権』○
6/27〜30 『ロケット・モーゲージ・クラシック』
7/04〜07 『ジョン・ディア・クラシック』
7/11〜14 『ジェネシス・スコットランド・オープン』○
7/11〜14 『ケンタッキー選手権』
7/18〜21 『全英オープン』○
7/18〜21 『バラクーダ選手権』
7/25〜28 『3Mオープン』
8/01〜04 『パリオリンピック男子競技』○
8/08〜11 『ウィンダム選手権』
8/15〜18 『フェデックス・セントジュード選手権』○
8/22〜25 『BMW選手権』○
8/29〜9/1 『ツアー選手権』○
すでに今期優勝をしている松山英樹選手です、6月16日時点でのfedexランキングも8位ですので2024年シーズンは最終戦の『ツアー選手権』出場は当確です。心配なのは体の調子だけですね。身体と相談しながら無理をせずに無事、シーズンを終えて欲しいと願っています。zozoオープンには歴代優勝者として出場されると思います。
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