「あなたの誕生花は何ですか?」12月1日から3日生まれの方へ贈る、とっておきのプレゼント。それは、あなただけの【誕生花】かもしれません。この花図鑑では、【誕生花】とその【花言葉】を、美しいイラストとともにご紹介します。
【英名】や【由来】、そして【花の特徴】まで、あなたの知らない【誕生花】の魅力をたっぷりとお伝えします。冬の寒さを忘れさせてくれるような可憐な花や、希望を象徴する力強い花など、個性豊かな【誕生花】があなたを待っています。
自分自身のことをもっと深く知りたい方、大切な人へのプレゼントを探している方、ぜひこの【花図鑑】を覗いてみてください。きっと、あなたにとって忘れられない【花】との出会いがあるはずです。
サイトによって誕生花が違いますので、その中から代表的な花をご紹介します。誕生日花は厳密に決められているわけではありませんので複数の花が存在します。
12月1日の誕生日花〜「サフラン」
12月1日の誕生日花は「サフラン」「キク」「サフラン」「カランコエ」「アンスリューム」「プリムラ・オブコニカ」などで、今回は「サフラン」をご紹介しましょう。
「サフラン」がスパイスとして利用されるのは、花の雌しべの先端、わずか数センチの赤い糸状の部分を乾燥させてものです。サフランは、重量単位で世界一高価なスパイスとして知られています。その理由は、1つの花からわずか3本しか雌しべが採れないためです。
1キログラムの乾燥サフランを生産するためには、なんと約15万〜20万個もの花が必要とされ、しかもこの雌しべの摘み取り作業は、すべて手作業で行われます。この莫大な手間と生産量の少なさが、価格を押し上げています。
「サフラン」は紀元前3000年頃のミノア文明(クレタ島)の壁画に描かれるなど、非常に古い歴史を持ちます。古代ギリシャでは、サフランから抽出される鮮やかな黄色が珍重され、王族だけが着用を許される染料として「ロイヤルカラー」になっていた時代があります。古代エジプトの女王クレオパトラは、サフランをお風呂に入れ、肌を美しく保つために利用していたという言い伝えもあります。
「サフラン」の花言葉は「陽気」「愉快」「喜び」「歓喜」「節度の美」「過度をつつしめ」「濫用するな」などたくさんあります。古くからサフランが薬として用いられ、鎮静効果などによって気分を明るく、晴れやかにする作用があると信じられていたことや薬効が強い反面、過剰に摂取すると中毒を起こす危険性が事から付けられました。
高価なスパイスでもあり、使いすぎないようにという警告や戒めの意味が込められています。サフランは、ポジティブなイメージと、その効能・希少性ゆえの「使いすぎへの警告」という、二面性を持つユニークな花言葉を持っています。

12月2日の誕生日花〜「ヒメシャラ」
12月2日の誕生日花は「ヒメシャラ」「シネラリア」「ヘリコニア」「カーネーション」と言われ、この記事では「ヒメシャラ」についての情報をお伝えしていきます。
「ヒメシャラ」の一番の魅力は、そのなめらかで光沢のある赤褐色(または淡い茶色)の幹です。古い樹皮が薄く剥がれ落ち、常に新しくて美しい幹肌が現れるため、一年中観賞価値が高いとされています。この美しい幹肌を持つことから「ヒメシャラ」はアオギリ、シラカバと並んで「日本三大美幹」の一つに数えられることがあります。
幹が赤っぽい色をしていることから、地方によっては「アカラギ」と呼ばれることもあります。「ヒメ」という言葉が花名になったの「シャラノキ」(ナツツバキ)と比較して、花も葉もすべてが一回り小さいことから「姫(ヒメ)」の名が冠されました。
「ヒメシャラ」の花言葉は、小ぶりで清楚な白い花の見た目が、可愛らしい印象を与えることから「愛らしさ」、葉が茂る中に控えめに花をつけ、下向きに咲くその奥ゆかしい姿から「謙虚」が付けられました。

12月3日の誕生日花〜「ツワブキ」
12月3日の誕生日花は「ツワブキ」「ストック」「ベージュのバラ」「胡蝶蘭」「ラベンダー」で、この中から「ツワブキ」についてのあれこれをご紹介していきます。
「ツワブキ」の花名の由来をご紹介します。ツワブキの葉は、同じキク科のフキ(蕗)に似ていますが、フキと違って葉の表面に「強い光沢」(ツヤ)があります。この「ツヤのあるフキ」を意味する「ツヤブキ」が転訛して「ツワブキ」になったという説が最も有力です。
春に出る若い茎は、アクを抜いて煮物や佃煮(つくだに)にして食用とされます。特に九州地方などでは古くから郷土料理として親しまれています。
佃煮の「キャラブキ(伽羅蕗)」は、一般的にフキの佃煮を指しますが、植物図鑑などでは「本当のキャラブキはツワブキを煮たもの」と解説されることがあります。これは、ツワブキの佃煮の色が、香木である「伽羅(きゃら)」の色に似ていたことに由来するとされます。
葉を火であぶって腫れ物や火傷などに貼るという、古くからの民間療法としても用いられてきました。
日陰や、日当たりがあまり良くない場所でも、ひっそりと、しかし健気に黄色の花を咲かせる奥ゆかしい姿から「謙譲」、海岸の岩場など、潮風が強く厳しい環境でも、一年中常緑の葉を保ち、花の少ない晩秋から初冬にかけて花を咲かせるその強靭な生命力と丈夫な性質から「困難に負けない」という花言葉が付けられました。
英語圏の国々では「愛よ甦れ(Love Again)」という花言葉もあり、これは困難な状況でも新しい芽を出す強さにちなむとされています。

12月1日から12月3日の誕生日花まとめ
誕生日花を調べてみると、それぞれの日毎に複数あったり見るサイトによって違ったりで、本当は何の花?と戸惑う事もあります。今回は複数のサイトから情報を入手してこの記事を作成しました。自分の気持ちを花言葉で伝えてみませんか?
その花言葉に込められた思いが伝わるように・・・・。12月1日から3日までの誕生日花は、日本でも馴染みのあるお花で、食用や薬用で用いられていますね。

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