ゴルフファンの皆さん、PGAツアーを見ているとよく耳にする「FedExカップポイント」。一方で、選手の実力を測る指標としてお馴染みの「世界ランキング」。この二つの違い、実はよくわからない…と思っていませんか?
「結局、何がどう違うの?」「なぜLIVは無得点なの?」そんな疑問を抱えているあなたのために、この記事では、それぞれの仕組みや意味を、ゴルフ初心者の方にもわかりやすく解説します!これを読めば、男子ゴルフが100倍楽しくなること間違いなし!
PGAツアーの熱い戦いをより深く理解するために、FedExポイントと世界ランキングの違いを一緒にマスターしましょう!さあ、奥深いゴルフの世界へ、一緒に飛び込んでいきましょう!
【基本のキホン】FedExポイントと世界ランキングの違いをシンプル解説!
結論から言えば「fedex」ポイントは1年間累計で「世界ランキング」2年間の累計です。そしてfedexポイントはアメリカ男子ゴルフツアーのみのポイントで、世界ランキングは名前の通り、PGAツアーも含めた5つの主要ツアーの大会でポイントが加算されます。
世界ランキングは1986年にスタートした制度で、女子の場合は「ロレックス・ランキング」として良く知られています。
FedexポイントはPGAツアーの各大会で予選通過者に与えられ、プレーオフシリーズ前の大会「ウィンダム選手権」で70以内であれば翌年のシードが確定します。ただしメジャーに次ぐ大きな大会である「シグネチャーイベント」には50位以内の選手プラスアルファしか出られませんので、50位以内のエリートフィールドに残ることがアメリアのツアーではとても大事になってきます。
一方、世界ランキングは過去2年間、104週間の累積ポイントです。直近の13週間分は、獲得したポイントがそのまま反映されますが、14週経過すると毎週1.09ポイントが減っていきます。これは過去の成績よりも現在活躍している選手が評価され上位になるような仕組みになっているということです。
世界ランキングのポイント算出方法は「フィールドレーティング」と呼ばれ、その大会過去2年間での「ストローク・ゲインドデータ」でポイントが高くなりますが、この計算方法は非常に複雑で難解ですので、「強い選手が多く出場するは、レベルが高くなりポイントも多くなる」というふうに考えておくと良いでしょう。
ポイントが多くもらえるのは当然PGAが一番で、その次が欧州ツアーで日本のツアーはその下の格付けになります。最近の日本人ゴルファーが欧州を中心に開催される「 DPワールドツアー」に参戦するのも、これで頷けますね。
なぜLIVゴルフは世界ランキング無得点?ゴルフ界の「お家騒動」を紐解く!
LIVゴルフは新しい組織ですが、その大会では世界ランキングのポイントを取得できません。発足した当初は米国内の反発もあり、LIVゴルフ参加者はPGAツアーに参加できず罰金まで科されました。また、ジャック・ニクラウスとタイガー・ウッズが高額オファーでの移籍を蹴ったことでも話題になりました。
4代メジャー大会にのみ、過去の優勝者である「フィル・ミケルソン選手」や「ブライソン・デシャンボー選手」「ジョン・ラーム選手」などが出場していますが、PGAとLIVが歩み寄らない限りLIVの選手は年々、メジャー大会に出場選手が減って行くでしょう。
世界ランキングを基準に決められるのは?
世界ランキングを基に決められるのは、オリンピックの出場権やメジャー大会の出場権が得られます。
男子メジャー4大会に世界ランキングで出場できるのは「ランキング50位」までの選手で、日本・アジア・豪州・南アフリカの各ツアーの上位者10名を賞金額で比較して4大メジャー大会と「ザ・プレイヤーズ選手権」の出場権が与えられます。
誰でもマスター!PGAツアーの仕組みとポイントがたくさんもらえる大会は?
みなさんよくご存知かとは思いますが、年間のツアーでどの大会がポイントをより多くもらえるか、お伝えしていきます。
1、4大メジャー大会
2、プレイヤーズ選手権&シグネチャーイベント
3、レギュラー大会
4、オルタネイト大会(メインの大会の裏で、メインの大会に出られない選手の為の大会)
ランキングはfedexポイントも世界ランキングも日本では松山英樹選手のみが上位にランクされていますが、女子のように松山英樹選手以外の日本人選手が出てきてくれる事が、私の願いです。
松山英樹選手は2025年のレギュラーシーズンが終わった時点でfedexランキングが21位で世界ランキングが12位となっています。

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