青山学院大学の総合優勝で幕を閉じた2024年の箱根駅伝、10位までに入った大学はシードを獲得しましたが、11位以下の大学を含めた予選会が10月14日(土)に行われます。例年通り立川駐屯所を一斉スタートし、立川の市街地を走り、昭和記念公園までのコースで行われます。距離はハーフマラソンの距離『21.097km』で争われます。
予選会は駅伝スタイルで争われる訳ではありません。各大学から10〜12名が出場し、上位10名の合計タイムが短かった上位10チームが箱根駅伝への切符を手にします。早い選手が10名もいる大学は、ありませんので各大学の総合力が試されるのが、『箱根駅伝の予選会』という事になります。
そんな2025箱根駅伝予選会でどの大学が本線への切符を掴むことができるのか?SNSの情報や2024年までの情報を元に予想してみたいと思います。
2025箱根駅伝シード校を紹介!
2024年箱根駅伝の最終成績をご紹介します。みなさんご存知のように前年の大会で10位までに入ると翌年はシード校として出場権があります。4年生が卒業して選手の入れ替わりはありますが、原監督率いる『青山学院大学』と大八木監督率いる『駒澤大学』の2強は、2025年も上位争いに加わるでしょう。
直近10年間の成績を見てみると『青山学院大学』が優勝7回、『駒澤大学』が優勝2回とこの2校が群を抜いた成績を納めています。この2校に割って入る大学がどの大学になるのか?2025年の箱根駅伝からも目が離せませんね。
箱根駅伝予選会と同日に行われる、第36回出雲全日本大学選抜駅伝競走や11月3日(日)に行われる第56回全日本大学駅伝対校選手権大会の結果で今年の各校の実力が見えてくるでしょう。この2大会も見逃せませんね。
1位 |
青山学院大学 |
10時間41分25秒(大会新) |
2位 |
駒澤大学 |
10時間48分00秒 |
3位 |
城西大学 |
10時間52分26秒 |
4位 |
東洋大学 |
10時間52分47秒 |
5位 |
國學院大學 |
10時間55分27秒 |
6位 |
法政大学 |
10時間56分35秒 |
7位 |
早稲田大学 |
10時間56分40秒 |
8位 |
創価大学 |
10時間57分21秒 |
9位 |
帝京大学 |
10時間59分22秒 |
10位 |
大東文化大学 |
11時間00分42秒 |
2025箱根駅伝予選会で本選出場する大学は?
2024年の箱根駅伝に出場して、シード権を得られなかった10校のうち『東海大学』『中央大学』『順天堂大学』『神奈川大学』『日本大学』の5校は順当に行けば予選通過を果たすのではないでしょうか。残りの5校は『国士館大学』『立教大学』『日本体育大学』『中央学院大学』『明治大学』の常連校が予選通過濃厚ではないかと予想します。
これで予選通過10校が出ていまいますが、2024年箱根駅伝で18位の『駿河台大学』や古豪の『大東文化大学』『東京農業大学』なども虎視眈々と予選突破を狙っています。トップ選手だけではなく、それぞれの大学の10番手までの選手たちの底上げが出来れたチーム、イコール総合力が高いチームが予選突破するでしょう。
日本人選手だけではなく、海外からの留学生選手の活躍も非常に重要になってきます。留学生選手でどれだけ貯金ができるのかも最終成績に大きく関わってくるでしょう。2024年大会は節目の100回記念大会ということで出場校も増えましたが、2025年からは例年通りシード校10校、予選会から10校、そして学連選抜が1チームの合計21チームが箱根駅伝に出場します。
残された時間はわずかですが、予選会まではケガなどには特に注意して各校、万全の体制で予選会に挑んで下さい。また予選会の結果が出て、2025年箱根駅伝の出場校が決まり次第、この記事でお伝えします。
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