船橋市や習志野市、そして八千代市などにお住まいの方は、国道296号線の万年渋滞に悩まされておられる方が多いと思います。この渋滞解消のために、40年も前から『八千代バイパス』(仮称)の計画があり少しづつですが工事が進んでいるそうです。
JR『船橋駅』の北口から京成電鉄の『ユーカリが丘駅』を結ぶ道路で、まだまだ完成までには時間がかかりそうですが、現時点でわかっている『八千代バイパス』の情報をお伝えします。
『八千代バイパス』のルートは?
Googleマップに都市計画のルートを赤い点線で入れてみました。JR船橋駅の西側が再開発で綺麗になった道路が、船橋側の起点です。ユーカリが丘駅近辺も駅の西側にある高架道路が起点で『井野中学校』辺りまで2車線道路が出来ており4車線かも可能な道幅になっています。
そこから『アークの森キャンプ場』方面への道路が出来る予定です。そこから東へアンデルセン公園の南側を通り、船橋の三咲や二和向台を通ってJR船橋駅へ繋がるというルートです。現在も細い道が続く裏道があり、地元の方は使われていると思いますが、誰でもわかる幹線道路が出来ると国道296号線の万年渋滞が解消されるのではないでしょうか。
白井市や印西市などは、北総公団鉄道が開通して開発が進んでいますが、少し駅から離れると田園風景や自然が残された地域ですので、まだ用地買収などはしやすい地域に作る計画が『八千代バイパス』です。
『八千代バイパス』の完成予定日は?
八千代市内のバイパスは、総工費110億円で佐倉市との市境から国道16号線までの道路が令和10年に完成する予定ですが、もう少し先のような気もします。また船橋市内も三咲や二和向台などの住宅密集地は、これからの用地買収の進み具合によって、完成の日は大きく変わってくるでしょう。
296号線はほぼ全線で夜中の時間帯や早朝を除き、常に渋滞が発生しています。また最近、数多く出来ているショッピングモールやスーパーなどの近辺では、今まででは考えられなかったような渋滞も発生しています。
八千代緑が丘駅の北側は、開発が進んでいる地域ですが、開発地区内の道路は綺麗に整備されているものの、以前からある道路は再開発がしずらく、予想もしていなかった交通量になり『え!こんな場所で』という道路での渋滞箇所も増えていっています。
新しい道路建設には、用地買収やできた後の騒音問題など様々な課題があると思いますが、一つ一つ解決して先に進んで行って欲しいですね。
千葉県内で今後、計画されている道路は?
北総公団鉄道沿いを走る『国道464号線』は片側2車線の快適な一般道ですが、東京側で京葉道路などと繋がり、成田空港直結となれば、高速道路になるという案も出ています。4車線から2車線になる『吉高』の交差点から先の4車線化にも期待しています。
宮野木ジャンクションを中心に、東京方面は武石インターチェンジから船橋料金所までの区間と千葉北、穴川、貝塚の各インターチェンジ付近の万年渋滞にも早く手を打って欲しいものです。6車線化や国道464号線の早期高速化などと併せて、是非新しい道路の計画&建設を願います。
房総半島の南側では、圏央道以外に東西を結ぶ高速がないのが現状です。一般道は住宅街を通っていたり、道幅が狭かったりしますので、こちらも早期に対策を自治体に考えて欲しいものです。アクアラインよりもさらに南側で、神奈川県と千葉県を結ぶ道路の計画もあるそうですが、数十年単位の話になりそうですね。
古くからの街道が多く、なかなか再開発が進まない千葉県の道路ですが、使う人のことを第一に考えてより早い計画の進行をして頂きたいと思います。
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