「あなたの誕生花は何ですか?」12月4日から6日生まれの方へ贈る、とっておきのプレゼント。それは、あなただけの【誕生花】かもしれません。この花図鑑では、【誕生花】とその【花言葉】を、美しいイラストとともにご紹介します。
【英名】や【由来】、そして【花の特徴】まで、あなたの知らない【誕生花】の魅力をたっぷりとお伝えします。冬の寒さを忘れさせてくれるような可憐な花や、希望を象徴する力強い花など、個性豊かな【誕生花】があなたを待っています。
自分自身のことをもっと深く知りたい方、大切な人へのプレゼントを探している方、ぜひこの【花図鑑】を覗いてみてください。きっと、あなたにとって忘れられない【花】との出会いがあるはずです。
サイトによって誕生花が違いますので、その中から代表的な花をご紹介します。誕生日花は厳密に決められているわけではありませんので複数の花が存在します。
12月4日の誕生日花〜「ポインセチア」
12月4日の誕生日花は「ポインセチア」「サザンカ」「パンジー」「カンガルーポー」「ハボタン」「アベリア」などで、この記事では冬に咲く赤いお花「ポインセチア」の情報をお伝えしていきます。
「ポインセチア」の代名詞である鮮やかな赤や白、ピンクの花びらに見えるものは、実は花ではなく「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変形したものです。本当の花は、その苞の中央に集まっている、小さくて黄色い粒々の部分です。花びらはなく、あまり目立ちません。
「ポインセチア」は、苞の赤、通常の葉の緑、そして茎や葉を傷つけたときに出る樹液の白(乳液)の3色を持ちます。この「赤・緑・白」は、まさにクリスマスカラーを構成しています。
原産地はメキシコなどの温暖な高地です。メキシコでは「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれ、古くからクリスマスの装飾に使われていました。
「ポインセチア」という名前の由来は、1828年にメキシコ初代駐米大使だったジョエル・ロバーツ・ポインセット(Joel Roberts Poinsett)氏が、この植物をアメリカに紹介した功績を記念して名付けられました。
日本には明治時代に渡来しました。和名の「猩々(しょうじょう)」は、能などで登場する酒好きで顔が真っ赤な伝説の生き物を指し、その燃えるような赤さに例えられました。
「ポインセチア」の花言葉は、クリスマスシーズンを彩る植物であり、キリスト教圏で祝祭を象徴する色や形を持つ事から「祝福する」、原産地のメキシコで「ノーチェ・ブエナ」(聖夜)と呼ばれ、クリスマスのシンボルとして古くから教会などで飾られていたことから「聖夜』とクリスマスがキーワードになっています。
他にもキリスト降誕の物語に登場する「ベツレヘムの星」のように、苞(ほう)が星型に広がる姿が希望の星を連想させる事から「幸運を祈る」、燃えるような鮮やかな赤い苞の色が、情熱や胸の高鳴りを連想させることから「私の心は燃えている」などもあります。

12月5日の誕生日花〜「赤のアザレア」
12月5日の誕生日花は「赤のアザレア」「ナンテン」「シンビジウム」「ポインセチア」などで、「赤のアザレア」についてのトリビアや花言葉をご紹介しましょう。
アザレアは、もともと日本や中国に自生していたヤマツツジやサツキなどのツツジ科の植物がルーツです。江戸時代末期から明治時代にかけてヨーロッパ(特にベルギー)に渡り、そこで品種改良が進められ、花が大きく、八重咲きなど豪華な姿の園芸品種となりました。その後、明治時代に日本へ「アザレア」として再輸入され、主に鉢植えの観賞用として広まりました。
アザレアは、他の多くのツツジと同様に、植物全体に「グラヤノトキシン」という有毒成分が含まれています。 特に花の蜜を吸うと、嘔吐や痙攣、心臓の異常といった中毒症状を引き起こす危険性があります。美しい見た目ですが、安易に口にしないよう特に注意が必要です。
「赤のアザレア」の花言葉の1つが「節制」アザレアの学名の由来であるラテン語の「Azaleos(アザロス)」が「乾燥」を意味します。アザレアが痩せた乾燥した土地でも、鮮やかで美しい花を咲かせる丈夫さを持つことから、「自制心を持って慎ましく生きる」という意味が込められました。
「節度の愛」は「節制」と同じく、アザレアの強く、しかし派手すぎない美しさや、過酷な環境に耐える姿から、落ち着いた上品な愛を象徴するものとして付けられました。
アザレア全般の花言葉としては「恋の喜び」「禁酒」などもありますが、赤いアザレアは特に「節制」や「節度の愛」といった、燃えるような色でありながらも抑制のきいた、奥ゆかしい愛情を伝える花言葉を持っています。

12月6日の誕生日花〜「ブバルディア」
12月6日の誕生日花は「ブバルディア」「ストレリチア」「アリッサム」「キングプロテア」「ピラカンサ」「ユキノシタ」「サンタンカ」など数多く挙げられますが、今回は「ブバルディア」をご紹介します。
「ブバルディア」 (Bouvardia)」という花名は、17世紀のフランス国王ルイ13世の侍医であり、パリ王室植物園の園長でもあったシャルル・ブバール (Charles Bouvard) 氏の名前にちなんで付けられました。
「ブバルディア」の細長い筒状の花は、先端が4枚に裂けて十文字(十字架)のような形に開きます。この十字の形が、教会での結婚式を連想させることから、白いブバルディアはウェディングブーケによく使われます。
「ブバルディア」はメキシコなど中南米原産ですが、日本では伊豆大島(東京都)が国内有数の切り花生産地として知られており、東京市場では最大のシェアを誇ります。温暖な気候を活かし、周年(ほぼ一年中)栽培されています。
「ブバルディア」の花言葉はたくさんあります。
「幸福な愛」〜ブバルディアの小さな花は、先端が4枚に裂けて十文字(十字架)のような形に開きます。この形が教会での結婚式を連想させることから、ブライダルブーケによく用いられる事からこの花言葉が生まれました。
「愛の誠実」〜「幸福な愛」と同じく、ブライダルシーンで多用されることや、十字の形が誠実な愛を象徴することに由来します。
「交流、親交」〜ブバルディア属には約30種の原種があり、それらをかけ合わせて多くの園芸品種が誕生しました。この熱心な品種改良の歴史から、「交流」や「親交」といった花言葉が付けられました。
『夢、情熱」〜園芸家たちが新しい品種を生み出すためにかけた熱意や情熱、そして花姿の美しさから連想された言葉です。
花色ごとにも花言葉があり、赤は「たゆまぬ情熱」や「不屈の精神」、白は「私はあなたに夢中」、ピンクは「誠実な愛」や「幸福な愛」です。

12月4日から12月6日の誕生日花まとめ
誕生日花を調べてみると、それぞれの日毎に複数あったり見るサイトによって違ったりで、本当は何の花?と戸惑う事もあります。今回は複数のサイトから情報を入手してこの記事を作成しました。自分の気持ちを花言葉で伝えてみませんか?
その花言葉に込められた思いが伝わるように・・・・。12月4日から6日までの誕生日花は、3つとも赤色系のお花です。

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