2025年のアメリカ女子ゴルフ「LPGA」のメジャー大会初戦は、4月24日(木)から4月27日(日)の4日間、「ザ・クラブ・アット・カールトンウッズ」 ニクラウス・コースで「シェブロン選手権」が開催されます。
2024年は「ネリー・コルダ選手」が優勝を飾った大会です。今年は多数の日本人選手が出場されると思いますが、果たして予選カットラインのスコアはどれくらになるのでしょうか?
決勝ラウンドに進出し、栄冠を掴むのは誰なのか、その行方を占う上で、予選カットラインとその予想スコアは重要な指標となります。
この記事では、過去のデータやコースの難易度などを徹底的に分析し、2025年のシェブロン選手権の予選カットラインを大胆に予想します。
また、65位タイまでが進出できるというルールを踏まえ、予想スコアについても詳しく解説。ぜひこの記事を読んで、2025年のシェブロン選手権の熱い戦いをより深くお楽しみください。
2025シェブロン選手権予選カットラインは?65位タイの予想スコアを公開!
ゴルフは自然が相手のスポーツですので、天候に左右されますし、予選ラウンドのスタートが午前スタートか午後スタートもよっても気候が変わり、それがスコアに反映されてしまうスポーツです。
アメリカ女子ゴルフの予選カットラインについておさらいしてみましょう。アメリカ男子ゴルフツアーはメジャー大会を除き「65位タイ」までが予選通過出来ます。
アメリカ女子ゴルフツアー「LPGA」もこれにならって2023年から予選カットラインが「70位タイ」から「65位タイ」に変更されました。
2021年までは「ANAインスピレーション」という大会名で開催されていたメジャー大会でしたが、2022年から冠スポンサーが変わり「シェブロン選手権」になりました。
2020年から2024年までのシェブロン選手権(ANAインスピレーション)予選カットラインは?
2020年から2024年までのシェブロン選手権の予選カットライン「65位タイ」のスコアを調べてみました。2022年までは「70位タイ」でした。
2024年〜133名が出場、予選カットライン2オーバーで60位タイまでの73人が予選通過
2023年〜132名が出場、予選カットライン1オーバーで59位タイまでの68人が予選通過
2022年〜115名が出場、予選カットライン1オーバーで67位タイまでの74人が予選通過
2021年〜119名が出場、予選カットライン1オーバーで59位タイまでの71人が予選通過
2020年〜102名が出場、予選カットライン4オーバーで70位タイまでの76人が予選通過
天候や開催されるコースの難易度にもよりますが、2オーバー前後がシェブロン選手権の予選カットラインになりそうです。ただし風が強く吹いたり悪天候の場合は4オーバー以上になる事も考えられます。
2015年から2019年までのANAインスピレーション(シェブロン選手権)の予選カットラインは?
2015年から2019年の予選カットラインを見てみましょう。
2019年〜112名が出場、予選カットライン5オーバーで63位タイまでの77人が予選通過
2018年〜117名が出場、予選カットライン1オーバーで63位タイまでの76人が予選通過
2017年〜107名が出場、予選カットライン2オーバーで64位タイまでの72人が予選通過
2016年〜111名が出場、予選カットライン2オーバーで74位タイまでの73人が予選通過
2015年〜115名が出場、予選カットライン3オーバーで63位タイまでの43人が予選通過
過去10年間はすべて予選カットラインがオーバーパーですので、いかにメジャー大会のコースセッティングが難しいかを証明するスコアになっています。平均スコアですと「2オーバー」がカットラインになります。
2015年以降、シェブロン選手権の優勝者は?
2022年までは「ANAインスピレーション」の優勝者になります。
2024年「ネリー・コルダ」
2023年「リリア・ヴ」
2022年「ジェニファー・カプチョ」
2021年「パティ・タワタナキット」
2020年「イ・ミリム」
2019年「コ・ジンヨン」
2018年「パーニラ・リンドベルグ」
2017年「ユ・ソヨン」
2016年「リディア・コ」
2015年「ブリタニー・リンシカム」
アメリカ女子ゴルフを牽引してきた韓国人選手や韓国由来の選手の活躍が目立ちますね。ただ今年から多数出場が期待される日本人選手の活躍も期待しています。
シェブロン選手権の大会情報
2025年のシェブロン選手権の開催コースは、「ザ・クラブ・アット・カールトンウッズ」は2001年にオープンした比較的新しいゴルフ場です。
6800ヤード超えのフラットで長いコースです。ラフはあまり長くありませんが、グリーン周りのラフにすぽっと入ると寄せるのはプロでも出すのが難しいセッティングです。
畑岡奈紗選手は昨年の練習ラウンド後、「馬の背中っぽくなっている」と語ったグリーンは、砲台グリーンです。バミューダ芝で、硬くも早くもないが、ニクラウス氏らしいアンジュレーション豊かな仕上がりになっています。さらに林間コースではあるものの、テキサスの風にも注意が必要で、決して易しいコースではありません。
注目ホールは右ドッグレッグの最終18番パー5です。フェアウェイ右側にはバンカーがあり、セカンド地点からグリーンまでは、左サイドに池があります。
池のプレッシャーに負けず2オンを狙うか、刻んで3打目勝負か。2オンを逃すと左側の池、グリーン右横のガードバンカーにはまることになってしまいます。リスクを恐れずに攻められるかがカギを握りそうで、最終日の優勝争いでは、選手にとって最後の試練になる最終ホールです。
2025年のシェブロン選手権は、どんな戦いと結末が待っているのでしょうか?アメリカ女子ゴルフのメジャー第一戦で日本人選手の活躍が見られると良いですね。
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