2032年の夏季オリンピックは、オーストラリアの『ブリスベン』で、7月23日(金)から8月8日(日)までの17日間開催されます。オーストラリアでの開催は、1956年に開催された『メルボルン大会』2000年に開催された『シドニー大会』に続き3回目の開催となります。
2032年夏季『ブリスベンオリンピック』の特徴は?
2032年に夏季オリンピックが開催される『ブリスベン』は、オーストラリアの東海岸に位置する都市で、シドニーから北へ約900kmの場所にあります。とても象徴的な海岸線、息を呑むような田舎の風景、文化とエンターテイメントに富んだエキサイティングな都市を背景に、37のワールドクラスの会場でこれまでにないスポーツ体験が味わえるオリンピックが開催される予定です。
最近のオリンピックでは、持続可能性を重視する傾向が強くSDG’sをとても意識した大会になるでしょう。またオーストラリアの先住民族の伝統を意識したデザインの採用も考えられます。
パリオリンピックを見ていてもわかるように、『デジタル化の進化』は物凄く、見ている観衆や視聴者が、より競技を楽しめるように、さまざまな情報が瞬時にわかるようになっています。ブリスベンオリンピックでは更に進化したデジタル技術が披露されるはずです。
2032年夏季『ブリスベンオリンピック』のスケジュールや時差は?
2028年夏季『ブリスベンオリンピック』のスケジュールは既に決まっていて、2032年7月23日(金)から8月8日(日)までの17日間開催されます。ブリスベンのこの時期は、最高気温が22度から23度前後で、とても温暖で過ごしやすい気候です。
季節は逆なので、選手たちにとってこの気候は追い風になるでしょう。日本とオーストラリアの時差は、0時間で時差がありませんので、日本でのオリンピック観戦には最適な大会です。ただしウィークデイの午前中やお昼間の競技は、皆さんお仕事があるので録画して見るか、夜のハイライト番組で見る事になります。各競技の決勝は夜に行われることが多いので、リアルタイムでの観戦がしやすいですね。
2032年夏季『ブリスベンスオリンピック』の新競技は?
まだ新競技の発表はされていませんが、現在候補に上がっている競技をご紹介します。
1、ライフセービング: オーストラリア発祥のライフセービング競技は、国際オリンピック委員会が追加競技として検討している種目のひとつです。
2、スケートボードやスポーツクライミング: 東京オリンピックで正式種目となったこれらの競技は、若年層に人気が高く、引き続き採用される可能性が高いでしょう。
3、ブレイキン: 若者を中心に人気の高いブレイクダンスは、2024年パリ五輪で正式種目となることが決まっており、ブリスベンでも採用される可能性があります。
2000年『シドニーオリンピック』の振り返り
2000年のシドニーオリンピックを振り返ってみましょう。この大会の新競技は『トライアスロン』と『テコンドー』が採用されました。『近代五種』と『ウェイトリフティング』では女子選手の競技も始まりました。水泳では地元オーストラリアの『イアン・ソープ』選手が大活躍、当時17歳で金メダルを獲得しました。韓国と北朝鮮は1つの旗の下、一緒に行進した事も驚くべき出来事でした。
日本人の活躍は、やわらちゃんこと『田村亮子』選手が、バルセロナとアトランタオリンピックで準決勝で敗退していた雪辱を果たして、見事金メダルに輝いたのは、シドニーオリンピックでの出来事でした。
他にはQちゃんこと『高橋尚子』選手が勝負所でサングラスを投げ捨て、見事金メダルを獲得したのも記憶に残っています。この大会で日本獲得した金メダルは、この2人以外は、柔道の野村 忠宏選手、瀧本 誠選手、井上 康生選手の3名で合計4つの金メダルを獲得した大会でした。
銀メダルが8個と銅メダルは5個と、今と比べると少なめのメダル獲得数でした。
2032年のブリスベンオリンピックは、持続可能性や先住民文化を重視し、新しいスポーツ文化を創造していく大会となることが期待されています。世界中のアスリートたちが集結するこのイベントに、ぜひ注目してみてください。
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