「あなたの誕生花は何ですか?」12月13日から15日生まれの方へ贈る、とっておきのプレゼント。それは、あなただけの【誕生花】かもしれません。この花図鑑では、【誕生花】とその【花言葉】を、美しいイラストとともにご紹介します。
【英名】や【由来】、そして【花の特徴】まで、あなたの知らない【誕生花】の魅力をたっぷりとお伝えします。冬の寒さを忘れさせてくれるような可憐な花や、希望を象徴する力強い花など、個性豊かな【誕生花】があなたを待っています。
自分自身のことをもっと深く知りたい方、大切な人へのプレゼントを探している方、ぜひこの【花図鑑】を覗いてみてください。きっと、あなたにとって忘れられない【花】との出会いがあるはずです。
サイトによって誕生花が違いますので、その中から代表的な花をご紹介します。誕生日花は厳密に決められているわけではありませんので複数の花が存在します。
12月13日の誕生日花〜「カトレア」
12月13日の誕生日花は「カトレア」「クリスマスローズ」「ヤツデ」「シンビジウム(ピンク)」「ピンクッション」「ポインセチア」「キンギョソウ」「紫の菊」など数多くあります。今回は「カトレア」のトリビアや花言葉などをご紹介していこうと思います。
「カトレア」の原産地は、中南米の熱帯地域ですが、地面に生えているわけではなく、樹木や岩に根を張り付かせ、水分や栄養分を得て育つ「着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)」なんです。
原産地は雨季と乾季がはっきりしているため、カトレアは根が湿ったままでいることを嫌います。この生態が、栽培の際に「水やりは植え込み材が乾いてからたっぷりと」という栽培の鉄則につながっています。
カトレア属の原種はブラジルなどを中心に比較的限られています。現在、園芸店などで「カトレア」と呼ばれている花の多くは、カトレア属とその近縁の属(ブラサボラ属、ソフロニティス属、レリア属など)との間で、品種改良や属間交配を重ねて作られた交配種です。この交配によって、色や咲く時期、大きさのバリエーションが飛躍的に増えました。
これらの品種改良により、春咲き、夏咲き、秋咲き、冬咲きと、異なる開花期の品種が生まれたため、様々な品種を組み合わせれば一年中カトレアの花を楽しむことが可能です。
「カトレア」は「蘭の女王」と呼ばれる、豪華で華やかな姿から、女性の美しさや威厳を象徴する花言葉が多くつけられています。
「優美な貴婦人」「優美」「魅惑的」「成熟した大人の魅力」などがあります。カトレアの豪華で優雅な花姿と、その格調高い雰囲気が、社交界の貴婦人を連想させることや、強い芳香を放ち、見る人を惹きつける艶やかで女性的な美しさからつけられました。
そして大輪で存在感のある花は、人生経験を積み重ねた大人の女性が持つ、深い魅力と威厳を象徴しています。

12月14日の誕生日花〜「ナンテン」
12月14日の誕生日花は「ナンテン」「シンビジウム」「紫色のサイネリア」「ブラキカム」「シクラメン」などがあり、この中からこの記事では「ナンテン」をご紹介します。
「ナンテン(南天)」は、その名前や見た目、薬効など、さまざまな側面で古くから日本人の生活と結びついてきた、非常に縁起の良い木です。名前の語呂合わせ:「ナンテン」という和名が、「難(なん)を転(てん)じて福となす(難転)」という言葉に通じることから、古来より縁起の良い木として親しまれてきました。
ナンテンの鮮やかな赤い実が「炎」を連想させること、そして「難転」の語呂合わせから、火災よけのまじないとして、江戸時代には多くの家の玄関や庭に植えられました。また、悪魔除けとして家の鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に植える風習も日本各地に残っています。
戦国時代には武士が出陣の際、ナンテンの葉を鎧櫃(よろいびつ)に収めたり、枝を床に飾ったりして戦勝を祈願したとも伝えられています。
ナンテンの赤い実には、咳止めに効果があるとされるアルカロイドの一種、ナンテニン(メチルドメスチン)などが含まれています。これを乾燥させた生薬が「南天実(なんてんじつ)」で、これは現代の「南天のど飴」の主原料となっています。
お赤飯やお祝いの料理にナンテンの葉が添えられることがありますが、これは飾りだけではありません。葉に含まれるナンニジンという成分が、お赤飯の熱と水分により分解され、微量の「チアン水素(シアン化水素)」を発生させます。このチアン水素が防腐効果や殺菌効果を発揮し、食品の腐敗を抑えるというのが、先人の知恵でした。
「ナンテン」の花言葉は、その縁起の良い名前や、季節を通じて美しく変化する姿に由来しています。「福をなす」「良い家庭」「私の愛は増すばかり」「既知に富む」「深すぎる愛」などがあります。その名前や薬効、そして赤や白の実がなることから事から付けられた花言葉です。

12月15日の誕生日花〜「オドントグロッサム」
12月15日の誕生日花は「オドントグロッサム」「ジンチョウゲ」「チューリップ」「黄色のカトレア」「オキザリス」などで、今回は「オドントグロッサム」の情報をお伝えしていきましょう。
あまり聞きなれない「オドントグロッサム」、 学名「Odontoglossum」は、ギリシア語の「odon(歯)」と「glossa(舌)」を組み合わせたものです。これは、花の中央にある「唇弁(しんべん)」の付け根部分に、ギザギザとした歯のような突起があることにちなんで名付けられました。
オドントグロッサムは、その優雅さと個性的な美しさから、ヨーロッパ、特にイギリスで古くから愛されてきました。故ダイアナ元皇太子妃が1981年の結婚式で持ったウェディングブーケには、純白のオドントグロッサムが用いられたことで知られています。このエピソードも、花言葉「特別な存在」の由来の一つとされています。
その形が星のように見えることから、「彗星蘭(スイセイラン)」というロマンチックな別名もあります。 中南米、特にコロンビアからペルー、ボリビアにわたるアンデス山脈の標高2,500m以上の高地にある「雲霧林(うんむりん)」が故郷です。
「オドントグロッサム」の花言葉は、その個性的で優美な姿にまつわる由来をご紹介します。鮮やかな色(白、黄、ピンク、赤など)に、不規則で複雑な斑点や模様が入る、非常に個性的な花姿から「特別な存在」、花弁が大きく開きはしますが、全体として漂う優雅で繊細な雰囲気から「可憐」、軽やかに舞っているように見える花姿や、洋ランの中でも特に華やかな存在感が、楽しげなダンスを連想させることから「一緒に踊って」が付けられました。

12月13日から12月15日の誕生日花まとめ
誕生日花を調べてみると、それぞれの日毎に複数あったり見るサイトによって違ったりで、本当は何の花?と戸惑う事もあります。今回は複数のサイトから情報を入手してこの記事を作成しました。自分の気持ちを花言葉で伝えてみませんか?
その花言葉に込められた思いが伝わるように・・・・。12月13日から15日までの誕生日花は、どれも魅力的な花言葉です。


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