「あなたの誕生花は何ですか?」12月10日から12日生まれの方へ贈る、とっておきのプレゼント。それは、あなただけの【誕生花】かもしれません。この花図鑑では、【誕生花】とその【花言葉】を、美しいイラストとともにご紹介します。
【英名】や【由来】、そして【花の特徴】まで、あなたの知らない【誕生花】の魅力をたっぷりとお伝えします。冬の寒さを忘れさせてくれるような可憐な花や、希望を象徴する力強い花など、個性豊かな【誕生花】があなたを待っています。
自分自身のことをもっと深く知りたい方、大切な人へのプレゼントを探している方、ぜひこの【花図鑑】を覗いてみてください。きっと、あなたにとって忘れられない【花】との出会いがあるはずです。
サイトによって誕生花が違いますので、その中から代表的な花をご紹介します。誕生日花は厳密に決められているわけではありませんので複数の花が存在します。
12月10日の誕生日花〜「ツルバキア」
12月10日の誕生日花は「ツルバキア」「ツバキ」「ストレプトカーパス」「サザンカ」「パンジー」などがあり、この記事では「ツルバキア」の情報をお伝えします。
「ツルバキア」は「ネギ科」に分類される球根植物で、葉や茎を傷つけるとニラやニンニク(ガーリック)に似た特有の強い匂いを発します。和名は「瑠璃二文字(ルリフタモジ)」、代表的な花色である淡い紫や青みがかった色から「瑠璃色」が、昔々宮中で仕える女性たちが、匂いの強い「ニラ」を直接的な表現を避けて「二文字」と呼んでいたことがこの名の由来です。
英名は「Society Garlic(ソサエティ・ガーリック)」直訳すると社交界のニンニクです。葉や茎はニンニク臭いにもかかわらず、その可憐な花姿から、庭や花壇で人々に好まれて栽培されている状況を皮肉って(または愛着を込めて)名付けられたと言われています。また甘い香りがする品種(T. fragransなど)は、「Sweet Garlic(甘いニンニク)」とも呼ばれます。
「ツルバキア」の花言葉は「残り香」「小さな背信」「落ち着きある魅力」などがあります。ニラやニンニク(ガーリック)に似た独特の強い匂いや可憐な花と匂いのギャップ、そして繊細な花姿が花言葉の由来になったそうです。

12月11日の誕生日花〜「セイヨウヒイラギ」
12月11日の誕生日花は「セイヨウヒイラギ」「マツバギク」「ヒヤシンス」「セイヨウヒイラギ」「クリスマスブッシュ」「白いバラ」などで、今回は「セイヨウヒイラギ」をご紹介します。
「セイヨウヒイラギ」の英名は「ホーリー(Holly)」または「クリスマスホーリー(Christmas Holly)」です。「ホーリー」は、この植物が属するモチノキ科の植物の総称であり、「聖なる」を意味する「Holy」とは綴りも意味も異なります。しかし、キリスト教において非常に重要な象徴を持つことから、しばしば混同され、「聖なる木」として扱われろ事もあります。
「セイヨウヒイラギ」がクリスマスに欠かせないのは、キリスト教の伝説に基づいています。鋭いトゲのある葉は、イエス・キリストが十字架にかけられる前にかぶせられた「いばらの冠」を、真っ赤な実は、キリストが人類のために流した「血」を、5月頃に咲く小さな白い花は、キリストの「生誕」の純粋さを表すとされています。
キリスト教が広まる以前の古代ケルト人の時代から、「死と再生のシンボル」や魔除けとして崇拝されていました。トゲのある葉には邪悪なものを寄せ付けない魔除けの力があると信じられていたため、冬の間に悪霊が侵入するのを防ぐ目的で、家のドアや窓に飾る習慣が根付きました。
「セイヨウヒイラギ」の花言葉は「あなたを守る」「保護」「家族の幸せ」「神を信じます」「将来の見通し」などがあります。「あなたを守る」「保護」は鋭いトゲが古くから魔除けや災難除けの力があると信じされていたことから、「家族の幸せ」は玄関に飾ったセイヨウヒイラギが魔除けや災難除けとされていた事から付けられました。
「神を信じます」「将来の見通し」についてはキリスト教の伝説で、セイヨウヒイラギがイエス・キリストの受難と復活を象徴する神聖な木とされていることに由来します。

12月12日の誕生日花〜「テッポウユリ」
12月12日の誕生日花は「テッポウユリ」「ハナキリン」「デンファレ」「オオアラセイトウ」「コットンツリー」などで、この記事では「テッポウユリ」についての様々な情報をお伝えします。
「テッポウユリ」は、見た目の優雅さとは裏腹に、夜行性の昆虫に合わせて進化した、「夜の訪問者」を待つ花としての特徴を持っています。この花の特徴として、細長い筒状の花の奥深くに蜜があるため、花粉を運ぶのはハチなどの昼行性昆虫ではなく、長い口吻を持つ夜行性の「スズメガ(蛾)」が主であると考えられています。
スズメガを確実におびき寄せるため、テッポウユリの甘い香りは夕方から夜にかけて特に強くなります。真っ白な花の色は、暗闇の中でわずかな月明かりや星明りでもスズメガに目立つように進化したためと考えられています。
テッポウユリの純白で清らかな姿は、キリスト教において「純潔」「無垢」「貞操」のシンボルとされています。特に白いユリは聖母マリアを象徴する花です。他にも欧米では、テッポウユリを「イースターリリー(Easter Lily)」と呼びます。キリスト教の復活祭(イースター)の時期に、教会の祭壇などに飾られ、キリストの復活と希望を象徴する大切な花とされています。
この「テッポウユリ」は、もともと九州南部から南西諸島(沖縄など)に自生する日本固有のユリを、江戸時代末期から明治時代にかけて欧米に紹介し、広まったものです。
「テッポウユリ」の花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」「甘美」などがあります。
純潔(じゅんけつ)無垢(むく)テッポウユリの純白で清楚な花の色と、優雅な姿に由来します。キリスト教においては、白いユリは特に聖母マリアの純潔を象徴する花とされており、この宗教的な背景も大きな由来です。
威厳(いげん)スラッと伸びた茎の先に、堂々とした大きさのラッパ状の花を咲かせる、その気品ある立ち姿から連想されました。甘美(かんび)テッポウユリは夜行性の蛾を誘うために、特に夕方から夜にかけて甘く心地よい強い香りを放ちます。この魅力的な芳香に由来しています。

12月10日から12月12日の誕生日花まとめ
誕生日花を調べてみると、それぞれの日毎に複数あったり見るサイトによって違ったりで、本当は何の花?と戸惑う事もあります。今回は複数のサイトから情報を入手してこの記事を作成しました。自分の気持ちを花言葉で伝えてみませんか?
その花言葉に込められた思いが伝わるように・・・・。12月10日から12日までの誕生日花は、キリスト教にちなんだお花が2つもありますね。


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