「2025年の全英オープン選手権の予選カットラインは、一体どこになるだろう?」「70位タイまでが進出できるけれど、その予想スコアはどれくらいになる?」
メジャー大会の一つであり、世界中のトッププロが集う全英オープンゴルフ選手権。2025年は7月17日(木)から20日(日)の4日間、北アイルランドにある「ロイヤル・ポートラッシュGC ダンルース・リンクス」で行われます。
その最初のヤマ場となるのが予選カットラインです。全英オープンゴルフ選手権は、複数のゴルフコースが持ち回りで開催されます。「セントアンドリュース」や「ロイヤル・ポートラッシュ」などは、とても有名なゴルフ場ですね。
現在は「セント・アンドリュース・リンクス」「カーヌスティー・ゴルフリンクス」「ロイヤルトルーンゴルフクラブ」「ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブ」「ロイヤル・リザム&セント・アンズ・ゴルフクラブ」「ロイヤル・リヴァプール・ゴルフクラブ」「ロイヤル・セントジョージズ・ゴルフクラブ」「ロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフクラブ」の8つのコースで開催されています。
この8コース以外でも開催されたことはありますが、トランプ大統領が所有する「ターンベリーGC」は彼の発言がゴルフ界にふさわしくないという理由から開催コースから外されています。また近年の全英オープンでは「セントアンドリュース」で開催された大会でスコアが出やすいというでデーターが出ています。
決勝ラウンドに進出し、栄冠を掴むのは誰なのか、その行方を占う上で、予選カットラインとその予想スコアは重要な指標となります。
この記事では、過去のデータやコースの難易度などを徹底的に分析し、2025年の全英オープンゴルフ選手権予選カットラインを大胆に予想します。
また、70位タイまでが進出できるというルールを踏まえ、予想スコアについても詳しく解説。
ぜひこの記事を読んで、全英オープンゴルフ選手権の熱い戦いをより深くお楽しみください。
結論!2025全英オープン選手権予選カットラインは?70位タイの予想スコアを公開!
ゴルフは自然が相手のスポーツですので、天候に左右されますし、予選ラウンドのスタートが午前スタートか午後スタートもよっても気候が変わり、それがスコアに反映されてしまうスポーツです。
特に天候不順の中、開催されることが多い全英オープンは、予選カットラインが大きく開催年によって変わる大会です。過去10年のカットラインのスコアから予想すると「3オーバー」前後になると予想します。
2020年から2024年までの全英オープンゴルフ予選カットラインは?
2020年から2024年までの全英オープンゴルフ選手権の予選カットライン「70位タイ」のスコアを調べてみました。
2024年〜157名が出場、予選カットライン6オーバーで69位タイまでの80人が予選通過
2023年〜156名が出場、予選カットライン3オーバーで62位タイまでの76人が予選通過
2022年〜156名が出場、予選カットラインイーブンパーで66位タイまでの83人が予選通過
2021年〜156名が出場、予選カットライン1オーバーで65位タイまでの77人が予選通過
2020年〜コロナの為、開催中止
天候や開催されるコースの難易度にもよりますが、4オーバー前後が全米オープンゴルフ選手権の予選カットラインになりそうです。ただし風が強く吹いたり悪天候の場合は5オーバー以上になる事も考えられます。
2015年から2019年までの全英オープンゴルフの予選カットラインは?
2015年から2019年の予選カットラインを見てみましょう。
2019年〜156名が出場、予選カットライン1オーバーで58位タイまでの75人が予選通過
2018年〜156名が出場、予選カットライン3オーバーで65位タイまでの81人が予選通過
2017年〜156名が出場、予選カットライン5オーバーで61位タイまでの77人が予選通過
2016年〜156名が出場、予選カットライン4オーバーで67位までの81人が予選通過
2015年〜156名が出場、予選カットラインイーブンパーで60位タイまでの80人が予選通過
2015年から2019年までの5年間では、予選カットラインは2015年をすべてオーバーパーという結果です。メジャー大会のコースセッティングが難しいという証明ですね。
2015年以降、全米オープンゴルフ選手権の優勝者は?
2024年「ザンダー・シャウフェレ」
2023年「ブライアン・ハーマン」
2022年「キャメロン・スミス」
2021年「コリン・モリカワ」
2020年中止
2019年「シェーン・ローリー」
2018年「フランチェスコ・モリナリ」
2017年「ジョーダン・スピース」
2016年「ヘンリック・ステンソン」
2015年「ザック・ジョンソン」
悪天候が多い全英オープン、ヨーロッパ選手が活躍すると思われますが、やはりアメリカの選手の活躍が目立ちます。今年の秋には「ライダーカップ」が開催され、アメリカ代表とヨーロッパ代表の団体戦が見られます。2025年の全英オープンは、その前哨戦になりそうですね。
全英オープンゴルフ選手権の大会情報
2025年の全英オープンゴルフ選手権の開催コースは、北アイルランドにある「ロイヤル・ポートラッシュGC」でで7月17日から予選ラウンドがスタートします。リンクスと呼ばれる自然をそのまま活かしたコースで、全長7.317yd。
設計はオールド・トム・モリス氏、改修はハリー・コルト氏という、ミュアフィールドと同じコンビがポートラッシュの秀逸なデザインを担当しています。
谷に囲まれ、海からの強風が難度を高めています。全英オープンで使用される「ダンルースコース」では。2019年以来の開催で、この大会では、アイルランドの「シェーン・ローリー」がメジャー初制覇をしました。近隣にはダンルース城や、世界遺産のジャイアンツコーズウェイなどがあり、ゴルフだけでなく観光も楽しめる場所となっています。
2025年の全米オープンゴルフ選手権は、どんな戦いと結末が待っているのでしょうか?2025年のメジャー第一戦「マスターズ」では、プレーオフを制した「ローリー・マキロイ選手」が、悲願のグランドスラムを劇的な幕切れで達成しました。今年の全英オープンゴルフ選手権も観戦が楽しみです。
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