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日本女子ゴルフQTから出場権を得た選手は?それ以下の順位選手は?

ゴルフ

2025年国内女子ツアーの出場権を賭けたファイナルQTが行われました。2024年にアメリカのLPGAに出場していた吉田優利選手も出場したファイナルQTですが、果たして何位に入ると来季の出場権を得られるのか?そしてそれ以下の選手は、どうなってしますのか?など2025年シーズンの女子ツアー出場選手情報をお伝えしていきます。

クォリファイングトーナメント(Qualifying Tournament)は、日本語で『予選会』を意味する英語で、日本でも海外でもQTは共通語です。最終のQTに出るまでには、1次から3次までの予選会がありますので、ここに来るまでにも非常に長い道のりになります。

最終QTは何位までが来季出場権があるのか?

今季2024年は、QT37位までが前半戦フル出場出来ました。40位以内であれば、第1回のリランキングまでは、ほとんどの試合に出場が可能になります。QT41~50位でも最大で9試合出場出来ました、ただこれが51位以下になると最大でも4試合と激減し、59位以下は、QTランクでの出場は“ゼロ”ということになっていましたので、<QT37位>が一つのボーダーラインになります。

ファイナルQTに出る事が出来れば、来季職場は得られる?

ちなみに、ランキング100位前後であれば、下部ツアーには問題なく全試合に出場が可能です。ファイナルQTの出場者は最低でもQTランク104位が確定するため、来季の“職場”がない…ということは回避できます。

とはいえ、レギュラーツアーに出場する機会を確保することが。ファイナルQT4日間の至上命題になりますので、上位者はもちろんだが、QTランク『37位以内』を争う戦いがポイントです。

レギュラーツアーでメルセデスランキング、50位から55位の選手は第1回のリランキングまでの出場権はあります。

ファイナルQTの最終順位は?

11月末に行われたファイナルQTの順位をご紹介します。最終スコアが同じ場合は、前日の順位上位者が上でそれも同じ場合は第2ラウンドの成績上位者が上、それでも同じなら1stラウンドの成績上位者が上のランキングになります。簡単なプロフィールと併せてご紹介します。

1位〜永井花奈選手〜2017年三菱電機レディースで優勝、2021年の明治安田生命レディスではプレーオフで稲見選手に敗れて2位。

2位/森井あやめ選手〜2024年はJLPGのトップツアー26試合とステップアップツアーに8試合出場。

3位/篠崎愛選手〜2024年はJLPGのトップツアーとステップアップツアー、2つのツアーで23試合に出場。

4位/サイ・ペイイン選手〜台湾出身で2011年から日本ツアーで活躍。

5位/小滝水音選手〜2018年からJLPGツアーで活躍。

6位/永田加奈恵選手〜2024年にプロテストに合格したルーキー。

7位/吉田優利選手〜2024年はアメリカ女子ゴルフツアーが主戦場だった為、日本のQTに出場。アメリカのQTにも出場予定。

8位/吉本ここね選手〜2018年にプロテスト合格。高校は札幌の札幌光星高等学校。2024年はトップツアーに28試合出場。

9位/政田夢乃選手〜2024年シーズンはシード獲得が出来ませんでしたが、今年はそのリベンジを果たしました。

10位/高久みなみ選手〜永田加奈恵選手と同じく、2024年にプロテストに合格したルーキー。

 

11位/辻梨恵選手〜2013年からトップツアーで活躍。12年間で322試合に出場。2023年にはホールインワンも達成。

12位/岸部桃子選手〜2012年からトップツアーに出場、福島県出身。出場試合数はキャリアで130試合。

13位/大出瑞月選手〜プロテスト合格は2016年。2017年からトップツアーで活躍していますがまだ優勝はありません。

14位/徳永歩選手〜2006年生まれの18歳。大阪府出身、ジュニアの大会では大活躍してプロ入り。

15位/安田彩乃選手〜千葉県出身で2016年にプロ入り。ステップアップツアーでは優勝も経験。

16位/セキ・ユウティン選手〜中国出身、SNSの記事も話題に。

17位/下川めぐみ選手〜2007年にプロ入り。何と4回もホールインワンを記録しています。

18位/入谷響選手〜2005年生まれの今年19歳。愛知県出身で中学、高校はアマチュアとして活躍。

19位/山城奈々選手〜2014年にプロテスト合格。2024年はステップアップツアーを中心に出場。

20位/菅楓華選手〜2023年にプロ入り、2024年はトップツアーで22試合出場。

 

21位/永嶋花音選手〜2022年からトップツアーに出場。3年間で40試合に出て24位タイが最高成績。

22位/小野祐夢選手〜2016年にプロテスト合格、ステップアップツアーでは2勝を挙げています。

23位/高野愛姫選手〜東京都出身で2023年にプロ入り、2024年は2つのツアーで24試合に出場。

24位/三ヶ島かな選手

25位/清本美波選手〜2023年のプロテストトップ通過。

26位/香妻琴乃選手〜ツアー1勝。

27位/工藤優海選手〜2021年にプロテスト合格、千葉県出身で大学卒のゴルファー。2022&2023年はトップツアーで2024年はステップアップツアーが主戦場。

28位/横峯さくら選手〜ツアー通算23勝のママさんゴルファー。トップツアーで20年も頑張っていますので応援しています。

29位/葭葉ルミ選手〜2012年にプロ入り、トップツアー1勝でステップアップツアー1勝。2016年からトップツアーでの優勝がありませんので2025年には2勝目を!

30位/仲村果乃選手〜2022年にプロテスト合格、吉川なよ子プロに師事しています。2023年はステップアップツアーで2024ねんはトップツアーで活躍。

 

31位/沖せいら選手〜ステップアップツアーなどで3勝、2016年からトップツアーで活躍。

32位/後藤未有選手〜福岡県出身、2021年にプロテスト合格、2022年からはトップツアーが主戦場。2021年にはステップアップツアーで1勝。

33位/泉田琴菜選手〜2022年にプロ入りした新潟県出身、2022年以降の3年間は2つのツアーで活躍。

34位/藤田かれん選手〜元陸上選手で2021年にプロ入り、滋賀県米原市出身。2つのツアーで41試合に出場。

35位/奥山友梨選手〜2000年生まれで熊本県出身、2021年にプロテスト合格。今まで28試合に出場。

36位/吉田鈴選手〜みなさんご存知の吉田優利選手の妹。お姉さんに続き活躍したいところです。

37位/荒木優奈選手〜熊本県出身の19歳。4歳からゴルフを始めており得意クラブはパター。

38位/石川明日香選手〜2016年プロテスト合格、大阪府出身。8歳からゴルフを始めて下部ツアーでは2勝をあげています。

39位/濱田茉優選手〜2015年プロテスト合格、大阪府出身。2016年からトップツアーで活躍。

40位/山路晶選手〜2019年プロテスト合格、宮城県仙台市出身。2020年と2021年にホールインワンを3回記録しています。

最終QTで40位までに入った選手たちは、2025年シーズンの第1回リランキングまでのほとんどの試合に出場可能になります。ただしリランキングまでに好成績を収めないとリランキング以降の試合には出場出来なくなります。

是非前半から活躍して欲しいですね。ただし12月のアメリカ女子ゴルフの最終QTに出場し、出場権を得たシード選手たちは、主戦場がアメリカになるのでその人数分の出場枠は増える事になります。となると45位前後の選手までは、出られる試合が増える可能性も上がります。

アメリカLPGAで戦う可能性があるシード選手は?

2024年の国内女子ツアーで、ランキング50位以内に入り、アメリカ女子ゴルフツアー『LPGA』のファイナルQTに出場するのが、岩井明愛選手(3位)と岩井千怜選手(5位)姉妹、山下美夢有選手(2位)、さらに2次予選を勝ち抜いた原英莉花選手(24位)の4名です。

他には、日本のシードがない以前にアメリカ女子ゴルフツアーで戦っていた山口すず花選手、そして馬場咲希選手の2名もファイナルQTに出場されます。

日本のシード権を持っている選手が、主戦場をアメリカにした場合は、先にも述べたように日本QTで40位以下だった選手にも試合出場の可能性が広がります。どんどんと若手が出てくる日本の女子ゴルフ界、2025年も楽しみです。

2025年の開催スケジュールは、まだ発表になっていませんが、例年通りであれば沖縄で開催される『ダイキンオーキッドレディース』が開幕戦になるのではないでしょうか・

アメリカ女子ゴルフツアーの初戦は、2025/01/3002/02にハワイで行われる<ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ>で、今大会は畑岡奈紗選手がホステスを務める大会でもあります。

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