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世界の祝祭日情報中国編!長期連休の情報や祝日の由来も調査!

世界の祝祭日情報

海外と取引をしていると、とても重要になってくるのが取引相手となる国の祝祭日情報です。海外旅行を予定している方も事前に祝祭日情報がわかれば、予定も組みやすいと思います。そこで世界各国の祝祭日情報を地域ごとに調べてみました。

今回は『中国』の祝祭日情報をお伝えします。祝日になった由来も合わせてお伝えします。

『世界の祝祭日情報中国編』24節気に準ずる祝日が多い

春夏秋冬の4つの季節を、それぞれ6つに分けたものが『24節気』です。『にじゅうしせっき』と読み、旧暦をベースに暦が作られています。

旧暦は古代の中国で作られたと言われる暦で、季節の変化がその言葉の意味でわかるようになっています。『春分の日』や『秋分の日』が毎年変わるのも、この『24節気』を元に日にちが決まるからです。

毎年祝日が変わる『移動祝日』が多いので、ここでは2024年の祝日をご紹介します。

1月1日 月曜 新年 新年

2月9日 金曜 春節(大晦日)〜2025年は1月28日(水)が旧暦の大晦日で、1月30日(木)が元旦になります。

2月10~17日 土曜~土曜 春節 春節

4月4~6日 木曜~土曜 清明節 清明節

5月1~5日 水曜~日曜 労働節 労働節

6月10日 月曜 端午節 端午節

9月15日~17日 日曜~火曜 中秋節 中秋節

10月1~7日 火曜~月曜 国慶節 国慶節

中国の長期休暇は2〜3回のみ!

海外資本の会社を除くと、特に製造業の場合、中国では週休1日の会社が多いです。中国で一番長いお休みは『春節』いわゆる旧正月の年末年始休暇です。1月末から2月中旬の間で毎年元旦が変わりますので、中国とお取引をされている方は事前の『元旦』チェックはしておきましょう。

2025年を例にとると、2月10日(土)が元旦です。早いところだと2月に入ったらすぐに『春節』のお休みに入り、長いところだと2月いっぱい、約1ヶ月お休みします。

なぜそこまで長いお休みか?の理由は、地方からの出稼ぎ労働者を雇っている会社は、年に一度は、自分の田舎でゆっくり過ごして欲しいという事。そしてお金持ちは増えた中国ですが、普通の方はまだ飛行機や新幹線が高くて使えません。バスや一般の鉄道を使うと2〜3日片道でかかる地域もあり、帰省の往復だけで数日かかるので長期のお休みになる会社が多いのです。

最近は、都市と地方の賃金格差が縮まった事で、出稼ぎする中国人も減る傾向にありますが、業種によってはまだまだ出稼ぎは盛んです。外資系企業の場合は、春節休みでも1週間程度しか休まない企業もありますが、そういった会社は普段から週休2日になっているのかもわかりません。

他の長期休暇は『労働節』いわゆるメーデー絡みの連休と『国慶節』、これは中国の建国記念日にあたり1週間程度休みになる会社が多いです。

中国の長期休暇中の旅行は避けるべき?

どうしても行かなければならない場合を除いては、中国への出張や旅行は長期休暇中は避けて下さい。混雑の仕方が想像を超えるもので、移動もままなりません。

以前、国慶節のお休み中に『上海』へ出張した時の話ですが、朝7時前に駅に行くと、どこも長蛇の列で窓口に辿り着くまで30分以上かかりました。事前にプリントアウトして持って行った行き先おメモを窓口の駅員に見せると、最短で乗れる汽車の時間が『17時』と窓口にある画面に表示されてびっくりした記憶があります。どうしてもその期間に中国へ行かれる方は、必ず事前予約をしましょう。

もう20年くらい前ですが、新幹線以外の在来線に指定席で乗っても必ず誰かが座っている事がほとんどで、チケットを見せても席から離れようとしない事が多かったです。海外はどこもそうですが、日本の感覚は海外では通用しないと思って行動した方が得策です。

中国の祝日は『24節気』にちなんだものが多く、長期休暇中は動かない事が得策だということを覚えておきましょう。

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