「自転車でうっかり信号無視をしてしまった…」「スマホを見ながらの『ながら運転』って、もしかして罰金になるの?」近年、自転車に関する交通違反の取り締まりが強化され、多くの人が「反則罰金はいくらになるんだろう?」と不安を感じているのではないでしょうか。
特に、スマホ操作やイヤホン使用による「ながら運転」、さらには雨の日の「傘差し運転」や「信号無視」など、日常的に行いがちな行為も、実は高額な罰金の対象になる可能性があります。
この記事では、自転車の主な交通違反とその反則罰金について、具体的な金額を交えて徹底解説します。知らなかったでは済まされない、自転車の正しい乗り方と交通ルールを学び、安全運転を心がけましょう。
自転車の反則罰金はいつから?
2026年の道路交通法改正で自転車にも罰金制度が導入されます。今までは「ながらスマホ」をしていても注意されるくらいでしたが、来年2026年の4月1日からは罰金が課せられますので自転車に乗ったままの携帯電話使用は、控えるようにして下さい。
これは「ながらスマホ」による事故が多発している事が原因です。今のうちから「ながらスマホ」をしないように心掛けて、どうしてもの時には、危険が無い場所に自転車を停めて操作しましょう。
携帯電話の「ながら運転」の罰金はいくら?
携帯電話の「ながら運転」の罰金は12,000円です。これは自動車の罰金でいうと、15~20kmの速度超過や踏切が降りた時に横断してしまった違反、一部の駐停車違反の罰金と同額ですので、金額的には高い罰金金額になります。
個人的には歩きながらの「ながらスマホ」にも罰金制度を導入して欲しいと思っています。何度もぶつかりそうになった事があり、ながらをしている人は、どうしても注意散漫になりがちですので、今後は「歩きスマホ」にも何かしらの対策をして欲しいと思います。
傘差し運転やイヤホンも罰金対象!
片手で傘を差しながら運転したり、イヤホンで音楽を聴きながら自転車を運転した場合にも罰金が課せられます。罰金は5,000円です、学生の方や若年層の方はイヤホンをしながら運転されている方が多いので、来年からは特に注意をして下さい。
傘を自転車に固定していても罰金対象になりますし、音を出さずにイヤホンをしていても罰金対象になるケースもあると思いますので今からイヤホンを聴きながら運転をしない癖をつけておきましょう。
自動車同様の交通違反にも罰金が!
信号無視や一方通行の逆走、禁止されている道路での歩道通行などの通行区分違反は罰金が6000円、一時停止の場所で停止をしなかった場合の罰金は5000円になります。
自動車を運転していれば様々な標識を意識して運転する方が多いと思いますが、自転車の場合は免許証を持っていても、以外に標識を見落としている方が多いのではないでしょうか。
これを機に自転車運転中も標識を意識しましょう。免許証を持っていない学生にもしっかりと指導していく事も重要になってきますね。
警察庁は「悪質、危険な違反行為は反則金の対象になるため自転車でも基本的な交通ルールを守ってもらいたい」としています。罰金の金額も相当高く設定されていますので、決められた交通ルールは守って運転するようにしましょう。
自転車は免許がなくても、誰でも簡単に乗れる乗り物です。最近はスピードが出る電動バイクや電動スクーターも街で多く見かけるようになりました。スピードが出る乗り物が増えて来ていますので、自転車に乗る人も歩行者もお互いを意識して、どちらも安心して移動できるようにしたいですね。
コメント