PR

2月29日うるう日の誕生日花は?4年に1度のお祝いに贈るお花!

誕生日花と花言葉

カレンダーに一度しか現れない、幻の日。それがうるう日、2月29日です。4年に一度のこの特別な日に生まれてきた大切な人へのお祝いは、やはり格別にしたいですよね!この特別なうるう日生まれの方に贈る最高の誕生日花は何でしょうか?

実は、この日だけの特別な花言葉を持つ花があります。今年のうるう日は、記憶に残る最高のお祝いに!この記事で、その特別な誕生日花とその花言葉、そして4年に一度の感動的なお祝いにふさわしいお花の贈り方をご紹介します。

 2月29日【うるう日】の誕生日花はこれ!込められた特別な花言葉

4年に一度しかない2月29日の誕生花は「アルメリア」「白のロベリア」「ワスレナグサ」「サンシュユ」と言われています。後で紹介する花言葉はそんな特別感を感じられるものになっています。

うるう年ではない年はいつお祝いしたら良い?

2月29日がない年はいつお祝いしたら良いのでしょうか?法律上の年齢起算日は3月1日の午前0時ですので、3月1日にお祝いしてもよいですし、1日前の2月28日の24時にお祝いするのでも良いですね。家族や友人、恋人同士でお祝いするのであれば、臨機応変に2月29日に近い日でお祝いしましょう!

2月29日生まれの有名人は?

吉岡聖恵さん(いきものがかり)、ムロツヨシさん、井上裕介さん(NON STYLE)、小説家の赤川次郎氏、そして故・原田芳雄さん(俳優)や故中山美穂さんなどがいます。

他にはタレントの飯島直子さんや赤楚衛二さん、ジャスティン・ビーバーさん、ほのかさんなども2月29日生まれの有名人です。独特の個性を持った方が多くおられますね。

2月29日うるう日の誕生日花は?

2月29日の誕生日花は「アルメリア」「白のロベリア」「ワスレナグサ」「サンシュユ」などがあります。それぞれのお花の特徴やその名の由来をお伝えしましょう。

「アルメリア」

アルメリアは主に海岸沿いの砂地や岩場など、海に近い環境に自生しています。細くまっすぐ伸びた茎の先に、球状に小さな花が集まって咲く姿が、まるで「簪(かんざし)」のように見えることから、「ハマカンザシ(浜簪)」という和名が付けられました。

 属名である「Armeria」は、植物学者リンネによって名付けられましたが、その語源ははっきりしていません。最も有力な説は、ヨーロッパの古い言語である**ケルト語の「ar mor」**から来ており、「海に近い」または「海辺で育つ」という意味を持つというものです。これは、アルメリアの主な自生地の特徴と一致します。

アルメリアは、細い葉と丸く可愛らしい花穂(かすい)を持つため、しばしば「マツバギク」と混同されることがあります。アルメリアは花びら自体は目立たず、花が球状に咲くのに対し、マツバギクは多肉質の葉を持ち、花びらがキラキラと光るのが特徴です。

「ロベリア」

属名である「Lobelia」は、16世紀のフランドル(現ベルギー・オランダ付近)の医師であり、植物学者でもあった**マティアス・デ・ロベル(Matthias de l’Obel)**氏に献名されたものです。ロベル氏は、植物分類学の発展に貢献し、多くの植物を記載しました。彼の名を後世に残すためにこの属名が使われています。

ロベリアの花は、よく見ると花冠(花びら全体)が上下で非対称(左右相称)な形をしています。下側の花びらが大きく、上側の花びらが小さく立ち上がるか、ほとんど目立たない形をしており、このユニークな形がロベリアの魅力の一つです。

私たちがよく知る小さなロベリアとは対照的に、アフリカの高山(キリマンジャロ山など)には、高さ数メートルにもなる巨大なロベリア(例:L. deckenii)が生育しています。これらのロベリアは、寒冷な高山気候に適応するため、葉が密集した大きなロゼット(バラの花のような形)を形成し、冬には巨大な芽を葉で包んで寒さから身を守ります。

「ワスレナグサ」

ワスレナグサの和名(勿忘草)も英名(Forget-me-not)も、中世ドイツの悲恋伝説に由来しています。騎士ルドルフが、恋人のベルタのためにドナウ川の岸辺に咲く青い花を摘もうとした際、足を滑らせて川に落ちてしまいます。騎士は最後に花を投げ渡し、「Vergiss mich nicht!(私を忘れないで!)」と叫んで流されていった、という物語からこの名前が付けられました。

 一般的にワスレナグサは鮮やかなスカイブルーの小さな花を咲かせますが、特定の品種では、咲き始めのつぼみや若い花がピンク色や薄い黄色をしており、その後、成熟するにつれて青色へと変化するものがあります。この色の変化は、昆虫に対し花が受粉可能かどうかを示すシグナル(受粉後に色を変えることで、昆虫に「もう蜜がない」と知らせる)だと考えられています。

ワスレナグサ属は主にヨーロッパからアジアにかけての北半球の温帯地域に広く分布しています。非常に丈夫で、日当たりの良い場所からやや日陰の場所まで、特に土壌を選ばずに育ちます。この育てやすさから、世界中のガーデニングで愛されています。

「サンシュユ」

サンシュユの最大の特徴は、まだ雪が残るような**早春(2月下旬~3月上旬)**に、葉が出る前に他のどの花よりも早く、小さな花を密集させて咲かせることです。枝いっぱいに広がる鮮やかな黄色い花が、春先のまだ寂しい風景の中で特に目立ち、まるで黄金が輝いているように見えることから、「春黄金花(ハルオウゴンカ)」という美しい別名が付けられました。

サンシュユは、秋になると赤く熟す小さな実をつけます。この実の種を取り除いた果肉を乾燥させたものが、生薬として利用されます。この生薬は、植物名と同じ「山茱萸(サンシュユ)」と呼ばれます。漢方では、主に滋養強壮、頻尿の改善、腰痛などに効果があるとされ、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」などの重要な漢方薬に配合されています。

「サンシュユ」の「茱萸(しゅゆ)」という言葉は、しばしば日本の果物である「グミ」を指す漢字としても使われますが、サンシュユはミズキ科、日本のグミはグミ科であり、分類学上は別の植物です。サンシュユの果実は、食用としては渋みが強いため、生食されることはほとんどなく、薬用または加工品(果実酒など)に利用されるのが一般的です。

2月29日誕生日花の花言葉は?

「アルメリア」の花言葉

「アルメリア」の花言葉は、「共感」「思いやり」「歓待」などで、小さな花が球状に寄り添うように密生して咲くのが特徴で、たくさんの花が一つに集まり、お互いを支え合うような姿が、「思いやり」や「共感」といった花言葉の由来になったとされています。

寒い海岸沿いの厳しい環境にも耐え、春に鮮やかな花を咲かせる強靭な生命力と、密集して咲く華やかな姿が、喜びや豊かさ(富貴)、そして「歓迎」の気持ちを連想させることに由来します。

「白のロベリア」の花言葉

「白のロベリア」は、小さな花が群がって咲く控えめな姿から、「謙譲」という花言葉が付けられました。特に白は、その控えめな印象をさらに強調します。また、ロベリアの属名が著名な植物学者に献名されたことにちなみ、「特異な才能」という花言葉もあります。

「清純な愛」は、白い花が持つ一般的なイメージである純粋さ、清らかさから、そして「穏やかな愛」は派手な色彩を持たず、静かに咲き続ける姿から付けられました。

「ワスレナグサ」の花言葉

「ワスレナグサ」(勿忘草)の最も有名な花言葉である「私を忘れないで」は、中世ドイツの悲恋伝説で、愛する人のために花を摘もうとして川に流された騎士が最後に叫んだ言葉に由来しています。

また、「真実の愛」という花言葉は、その悲恋物語において、騎士が命を懸けても恋人に花を届けようとした一途な行為から生まれました。

「サンシュユ」の花言葉

サンシュユ(山茱萸)の花言葉「持続」と「耐久」は、他の花よりも早く、まだ寒い早春の時期に、葉が出る前に鮮やかな黄色い花を力強く咲かせ、その花が長く持ち続けるという強靭な生命力を持つことに由来しています。

また、「強健」という花言葉は、秋に収穫される実が生薬「山茱萸」として古くから滋養強壮のために用いられ、人々の健康と丈夫さを支えてきた歴史と薬効からきています。

ワスレナグサはその名の通り4年に一度しか来ない229日にピッタリのお花ですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました