年末年始の帰省や旅行シーズン、名古屋から大阪へ車で移動される方も多いのではないでしょうか。しかし、どの高速道路を利用すれば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。
この記事では、名古屋から大阪までの主要な高速道路3ルート(名神高速道路、新名神高速道路&第二京阪道路、名阪道路)を、距離、料金、所要時間、走りやすさなど、様々な角度から比較し、それぞれのルートの特徴を詳しく解説していきます。この記事を読めば、あなたにぴったりのルートを選ぶことができるはずです。
名古屋大阪高速道路ベストルートは?
大阪のどこに行くのか?大阪は通過点でどこが目的地か?にもよりますが、やはり新しく作られたルートが走りやすさから考えてもベストな選択になります。東名阪自動車から亀山ジャンクションで新名神高速道路に入り、草津ジャンクションで少しだけ名神高速道路を走り、瀬田東ジャンクションで京滋バイパスを経由し、久御山ジャンクションから第二京阪道路で大阪に行くルートをお勧めします。
そこからは近畿道を経て阪神高速で大阪市内に着きます。距離的にも約180kmで最短のルートです。神戸方面に行かれる方や中国自動車道を利用される方は近畿道から北向きに走ればOKですし、南大阪方面や和歌山県方面に行かれる方は近畿道から南向きに走ればOKです。
第二京阪道路は、比較的新しい道路ですので走りやすいのですが、夜間に走る場合、トンネル以外は照明が少なく、暗めな道路ですので注意して走行して下さい。
各ルートの概要と特徴は?
<名神高速道路>
古くからある高速道路ですので走りにくい印象がありますが、昔は必ず渋滞していた『天王山トンネル』なども改良されていますので、以前に比べると走りやすくなっています。第二京阪道路よりも北寄りを走り京都の中心部の通りますので、渋滞の可能性は高くなります。
ただし中国自動車道などで更に西に行かれる方は、このルートが慣れていると思いますが、渋滞発生時は第二京阪道路に迂回した方が良いでしょう。料金的には名神高速道路の方が、第二京阪道路よりも安いです。
<名阪国道>
伊勢湾道から『東名阪自動車道』に入り、自動車専用道路の高速ではない『名阪国道』を経由、奈良県の天理インターチェンジからは『西名阪自動車』の高速道路になるルートです。アップダウンが多く、夜間は暗いので走りにくい道路ですが、名神や新名神よりも渋滞にはなりにくい道路です。
ただし年末年始は渋滞になる事もありますので事前に情報収集はしておきましょう。特に注意が必要なのは、一般の国道『名阪国道』です。亀山から天理までは一部区間を除いて制限速度が60km/hですし、オービスもたくさん設置されていますので、高速道ではないことを踏まえて制限速度を守って運転して下さい。
一般国道を走る区間があるため、料金は一番安く済みますが、燃費などを考えると結果、総額で安くなるのかは定かではありません。
各ルートの走りやすさは?
- 新名神高速道路: 比較的新しく、路面状態が良いので走りやすいです。
- 名神高速道路: 古くからある路線のため、路面状態がやや劣る箇所もあります。交通量も多く、渋滞しやすいです。
- 第二京阪道路 + 京滋バイパス + 新名神高速道路: 第二京阪道路は走りやすいですが、京滋バイパスや名神道路区間は交通量が多い事があります。
- 名阪国道: 一般道区間の走行は要注意です。山道のアップダウンが多いので重量が重い車は燃費にも影響が出るかもわかりません。
年末年始はどのルートも渋滞が発生しやすいですが、新名神高速道路は比較的渋滞しにくい傾向にあります。運転はしずらいと思いますが、やはり昼間の時間帯よりも夜間の方が渋滞が発生しずらいと思います。
サービスエリアやパーキングエリアは、 各ルートに多数設置されていますので、各PAの美味しいもの巡りや欲しいお土産などがあれば、そのPAを通るルートを選ぶのもありです。目的地が、大阪市内であれば『第二京阪道路』を利用すると、大阪市内へのアクセスが一番良いです。
どのルートを選ぶべきか?
- 料金を重視する方: 名阪国道がおすすめです。
- 時間を重視する方: 新名神高速道路&第二京阪道路がおすすめです。
- 走りやすさを重視する方: 新名神高速道路&第二京阪道路がおすすめです。
- 大阪市内へのアクセスが良いルートを選びたい方: 第二京阪道路 + 京滋バイパス + 新名神高速道路がおすすめです。
まとめ
名古屋から大阪までの高速道路は、それぞれ特徴が異なります。どのルートを選ぶかは、あなたの重視する点によって変わってきます。大阪のどこが目的地かによっても使う高速道路は変わってきます。
この記事で紹介した情報を参考に、自分に合ったルートを選んで、快適なドライブを楽しんでください。年末年始や夏休みは、どのルートを選んでも混雑による渋滞が発生しますが、出発の時間を考えてなるべく渋滞に引っかからない時間に出発しましょう。そして休憩は頻繁に取って下さい。
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